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2010年3月12日 (金)

アイガー北壁 (試写会)

なぜ登る

Eiger

公式サイト http://www.hokuheki.com
3月20日公開

公式ツイッター http://twitter.com/eiger_hokuheki

ベルリンオリンピック開催直前の1936年の夏。
ナチス政府は国家の優位性を世界に誇示するため、アルプスの名峰アイガー北壁のドイツ人初登頂を強く望み、成功者にはオリンピック金メダルの授与を約束していた。難攻不落の山を次々と踏破して、優秀な登山家として知られ始めていた山岳猟兵のトニー(ベンノ・フュルマン)とアンディ(フロリアン・ルーカス)は、《殺人の壁》と恐れられていたアイガー北壁への挑戦を決意する。
麓には、初登頂を目指す各国からの登山家や、世紀の瞬間を見届けようという報道関係者や見物客が集まってきていた。その中にはトニーのかつての恋人で、新聞記者をしているルイーゼ(ヨハンナ・ヴォカレク)の姿もあった。
天候を待って、ある晩トニーとアンディは北壁への登攀を開始する。彼らのすぐ後をオーストリア隊が追い、4人は快調に高度を上げていくが、メンバーの負傷や急な悪天候に見舞われ、彼らは壮絶で過酷な状況へと追い込まれて行く。

上映前にトークショーがありました。

司会は八雲ふみねさん
ゲストは山岳ガイドの倉岡裕之さん
日本人で初めて世界七大陸の最高峰をガイドの立場で登頂され、エベレストの登頂歴も3回あるそうです。
当時の登攀の装備などが、忠実に描かれているそうです。だだ、今自分があそこへ登るとしたら、あんな装備では初日で戻って来ると話されていました。
現在はウェア一つとっても、ずーっと性能がいいのがありますからね。

アイガー(標高3975m)はいくつかのルートから登攀されていましたが、難所の北壁からだけはされていませんでした。
1934年 ドイツのW・ベックとG・レーヴィンガーは、標高2900mに達したが転落。
1935年 ドイツのマックス・ゼーデルマイヤーとカール・メーリンガーは、標高3300mの≪死のビバーク≫にて凍死。

1935年 ドイツのトニー・クルツ、アンドレアス・ヒンタシュトイサー、オーストリアのヴィリー・アンゲラー、エディ・ライナーの4人は、3350mの高度から下降中に死亡。

北壁初登攀に成功したのは1938年。ドイツのアンドレアス・ヘックマイアーとルートヴィッヒ・フェルク、オーストリアのハインリヒ・ハラー、フリッツ・カスパレク。

ハインリヒ・ハラーは、「セブン・イヤーズ・イン・チベット」でブラピが演じた人物。

貧乏なトニーとアンディは、アイガーの麓までの700kmを、自転車で行かねばなりませんでした。それだけでもハードですよね。
004

ふたりの幼なじみで、ベルリンの新聞社に勤めているルイーゼは、写真の腕を買われて、上司と共に、北壁登攀の取材に行きます。

008

アイガー北壁が一望できるクライネシャイデック展望台に建つ高級ホテルは、報道陣や観光客で一杯。天気が良ければ、望遠鏡で登っている人達が見えるんです。

002

登山の趣味はありませんが、「運命を分けたザイル」「劔岳 点の記」などで、その大変さはわかります。困難な山に挑戦する人達の、強靭な精神力には敬服するばかりです。

この映画でも、トニーの精神力が強さが心に残りました。

山は天候の良し悪しで、全く違う顔を見せます。アイガーの北壁は、岩と雪と氷しかありません。

素人の私でも、あんな手袋だけなのと驚きましましたが、その手袋がはずれて落ちた時は、ものすごい恐怖を感じました。過去に鑑賞した映画のおかげで、それがどけだけの事を意味するかわかるからです。
自分も一緒に登攀しているように感じる映像で、
ずっと体に力が入ってしまい、
鑑賞後 _ノフ○ グッタリ

北壁の様子だけでなく、無事に帰って来て欲しいと願い、必死にトニーを助けようとするルイーゼの思いにも感情移入してしまうので、さらに力が入ってしまうんですよ。
頑張って、あともう少し頑張ってと、心の中で叫びながら...

トークショーで倉岡裕之さんが話されていたように、小さなミスの積み重ねが、大きな危険を生むのですね。
途中のザイルを残しておけば...
怪我をした人が、早く引き返していれば...

リアルな登攀の様子と人間ドラマに、引き込まれる映画でした。

ここから白文字でネタバレ
凍死しかかった体で、何時間もかけてザイルを救助隊のところまで下ろしたなんて crying
宙吊りの遺体がずっとホテルから見えていたと思うと crying

(鑑賞日3月10日)

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【映画】あ行」カテゴリの記事

コメント

ホテルでのあったかい部屋と豪華な食事との対比が・・・・いやらしかったですね。
あのいやらしさというか、皮肉たっぷりがドイツ映画らしいなあ、と思って見てました。
あの手袋のシーンは、ほんとにぞっとしましたね。
そこまでして登る・・何かがあるのでしょうが、あたしは傍観者でいいです。

★sakuraiさん
ヘタレの私には、なぜ登るのかわかりません。

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