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2011年11月12日 (土)

ラビット・ホール

再生への方法を模索中 

Rabbit_hole

公式サイト http://www.rabbit-hole.jp

デヴィッド・リンゼイ=アベアーの同名戯曲の映画化

製作:ニコール・キッドマン
監督: ジョン・キャメロン・ミッチェル 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

郊外の閑静な住宅地に暮らす夫婦、ベッカ(ニコール・キッドマン)とハウイー(アーロン・エッカート)は、8ヶ月前に、4歳の一人息子ダニーを失った。ダニーは自宅で飼っていた犬を追いかけて、開け放たれていた門扉から飛び出し、交通事故にあったのだ。ダニーとの思い出を大切にして前に進もうとするハウイーと、家の中に残るダニーの面影に心を乱されるベッカ。
ハウイーがグループ・セラピーに通い始める一方で、ベッカはダニーの命を車を運転していた、高校生のジェイソン(マイルズ・テラー)と遭遇し、彼の後を追う。

子供を失った悲しみを、なんとか乗り越えようとしているけれど、それぞれ試みることが違い、気持ちがすれ違ってしまっている夫婦。些細なことでも口論になってしまいます。

Rabbit_hole2

ハウイーは毎晩、ケイタイにある息子との動画を見ている。
ベッカは妊娠した妹に、亡くなった子供の服をあげようとしますが、断られ、寄付ボックスに入れてしまいます。何とか家から子供を思い出させるものを、遠ざけようとします。

ハウイーの提案で、グループカウンセリングに行きますが、ベッカは苛立つばかりで、他の会員に辛らつな言葉を浴びせて、気まずい雰囲気に。

悲しみを癒す方法は、人によって異なるのでしょうね。
他人から慰めの言葉が、かえって悲しみを深くすることもあるでしょうし、当人も周囲の人々も、どう接すればいいのか、思い悩みますよね。
その様子が、とてもうまく描かれていると思います。
演技派の俳優さんたちが出演しているので、それぞれの喜怒哀楽が、リアルに感じられました。


Rabbit_hole4

ハウイーは、カウンセリングで出会ったギャピー(サンドラ・オー)と急接近。同病相憐れむで、彼女自身にひかれたわけではないのよね。彼女といても、悲しみが消えるわけではない事に気づく。
だいたい、彼女は8年もグループカウンセリングに参加し、とうとう彼女の夫は家を出て行ってしまったのだから。

Rabbit_hole3

一方ベッカは、ジェイソンと公園でおしゃべりする事が、癒しとなる。
ジェイソンの自作の、「ラビットホール」と言うタイトルのマンガを読んだベッカ。
パラレルワールドを題材にした物語だけれど、それが、ベッカにとって癒しとなるとはねえ。

楽しく暮らしている自分もいるし、たくさんのパラレルワールドに、それぞれ違う自分がいる。そんな考えが、悲しみを乗る越えるきっかけになりました。

(鑑賞日11月9日)

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【映画】ら~わ行」カテゴリの記事

コメント

答が見つかったわけではありませんが、もがく人間の辛さが本当に出てましたね。
見てて辛かったです。
ニコール、貫禄ですね。いい役者になりました。

★sakuraiさん
夫婦の辛さが、とてもよくわかりましたよね。
夫婦が一緒に答えを模索していけそうなラストでよかったです。

風子さんにとっては旧い記事からのTBを下さり、
有難うございます。
可愛い盛りの4歳児。自分の子育ても振り返ると
一番緊張していた時期かも・・・と思い至り、心寄せられる内容でした。
私の中ではベストに入るニコールの作品になったかも。

★kiraさん
お母さんなので、ニコールの気持ちに一番共感されたのでしょうか。

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