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2013年1月15日 (火)

もうひとりのシェイクスピア

ある伯爵の悲劇

Anonymous

公式サイト http://shakespeare-movie.com

監督: ローランド・エメリッヒ

16世紀末、エリザベス1世(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)統治下のロンドンの巷では、演劇が盛んに行われ、人々を夢中にさせていた。しかし、宰相ウィリアム・セシル(デヴィッド・シューリス)卿は芝居に民衆が扇動されることを恐れ、息子のロバート(エドワード・ホッグ)とともにその弾圧を強めていく。そんなセシルと後継問題で対立を深めるオックスフォード伯エドワード・ド・ヴィア(リス・エヴァンス)は、芝居を利用して政治を動かそうと目論む。文才に長けた知識人エドワードは、牢に捕われていた劇作家ベン・ジョンソン(セバスチャン・アルメストロ)を助け出し、自分が書いた戯曲をベンの名で上演するよう提案する。

ど派手な特撮映画が多いローランド・エメリッヒ監督が、こういう内容の映画を撮るなんてねえ。
でも、16世紀のロンドンの街の空撮映像など、エメリッヒ監督らしいVFXも使用していますね。

シェイクスピアの作品は、別の人物が執筆していたのではと言う疑問。日本なら写楽は誰だったのかというのと同じ様に、欧米では大きな関心なんでしょうね。

劇中劇のような形にしていますが、シェイクスピア劇の映画化にはよくありますね。

当時の権力争いや、エリザベス1世の後継者問題と絡めて、なかなか興味深かったです。
寵臣のエセックス伯が、女王の息子とかね。

独身の女王の王位後継者を決めるのは、難しい社会情勢でもあったのよね。女王が決めていたらいたで、騒動の種になったかもしれないし。

息子とは知らず、母とは知らず愛し合い子供まで。
血縁者間の悲劇は、ギリシャ神話的で、シェイクスピア作品によくあるものでもある。

現実でもエリザベス一世の、異母姉メアリーや血縁者であるスコットランドの女王メアリー・スチュアートとの関係や出来事は、充分悲劇的よね。そもそも生い立ちからして悲劇的。
母は父の命により処刑されたのだから。

素敵なキャスト陣も見所ですね。

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若い時のエドワードと女王は、ジェイミー・キャンベル・バウワーヴァネッサ・レッドグレイヴの娘ジョエリー・リチャードソン

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ジェイミーが年をとるとリス・エヴァンスなのは、納得いかないけど。(爆)
コミカルな役が多いエヴァンスだけど、シリアスで陰のある人物を演じてもうまいですね。

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サウサンプトン伯(ゼイヴィア・サミュエル)とエドワードは、実は親子。
サミュエルはこの時代劇のカツラと衣装で、男前度が上がっている気がする。

Anonymous8

反逆罪で処刑されたエセックス伯(サム・リード)。
悪者として描かれる事が多いけど、今作ではわりといい人ですね。

Anonymous5jpg

売れない劇作家ベン・ジョンソン。
エドワードの才能に嫉妬しながらも、彼の作品を高く評価していて、遺作の原稿を必死に守ろうとする。
後に桂冠詩人になった人物。

皆、演技力のある人達ですが、中でも短い時間ながら、語り手を演じたベテラン、デレク・ジャコビはさすがだなあと思いました。

それにしても、映画館に着いた時は雨だったのに、出る時は雪が降っていて、しかも結構積もっていたのにはびっくりしました。

(鑑賞日1月14日)

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コメント

よく出来てましたね。
まさかエメリッヒがこんなお話を撮るとは!!も、評価が上がった理由かも。
いい具合の特撮で、派手などっかんに使うのもいいけど、こういうのもいいですよね。

>ジェイミーが年をとるとリス・エヴァンスなのは、納得いかないけど。
超ウケます。
あたしも思った。
ジェイミー・キャンベル・バウワーは、ジョナリスに似てるなあって思ったのですが、ジョナリスがもうちょっと年取ってたら、彼がエドワード伯がいいなあと勝手に妄想。
いや、リスはとっても良かったです。

★sakuraiさん
エメリツヒが取り上げる題材とは思いませんでしたね。
sakuraiさんは、主役にはイケメンを希望なんですね。(笑)

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