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2013年5月14日 (火)

インポッシブル (試写会)

津波で散り散りに

The_impossible

公式サイト http://gacchi.jp/movies/impossible
6月14日公開

実話を基にした映画

監督: J・A・バヨナ  「永遠のこどもたち」

2004年12月。マリア(ナオミ・ワッツ)とヘンリー(ユアン・マクレガー)は、3人の息子と共に休暇を過ごそうとタイにやって来る。楽しく過ごすはずの南国のバカンスだったが、クリスマスの翌日、彼らは未曾有の天災に巻き込まれる。一瞬にして津波にのみ込まれ、散り散りになった家族はそれぞれの無事を祈りつつ再会への第一歩を踏み出す。

2004年のスマトラ島沖地震では、ジェット・リーも家族でモルディブにいて津波に遭遇し、家族を抱えて必死で走ったとか。

鑑賞中、東日本大震災で被災した人達と重なっちゃって、ちょくちょくハンカチが必要になりました。
実際に津波をまのあたりにした人や、波にのまれたり家族を失った人にとっては、見るのは辛いかなあ。
もっと時間がたてば、見られる日も来るのでしょうか。

高台に避難した背の低い小学生たちには見えなかったけど、同じ場所にいる中学生のお兄さんお姉さんたちが海を見て涙を流しているので、なにかすごい事が起きていると感じたらしいとテレビで話していた先生もいたなあ。

セリフは英語だけど、スペイン製作の映画。
モデルとなった家族は、スペイン人なんですね。
映画では、夫の仕事の都合で日本に住んでいるアメリカ人一家みたいで、クリスマス休暇を過ごしに来たのかしら。
ヘンリーはビジネスマン。マリアは医者だけど、子育て中の今は仕事をしていない。

一家がプールで遊んでいると、突然海から押し寄せてきた巨大な波にマリアは飲み込まれ、流されてしまう。どんどん押し流される中、マリアは長男ルーカス(トム・ホランド)を見つける。お互い流されながらも、必死に合流を試みる。

The_impossible_2

何とか一緒にいることができたが、マリアは胸と脚に大怪我をしていた。
現地の住人達に発見され、彼らはマリアを病院まで運んでくれた。
しかし、ケガ人であふれかえる病院では、手当てや手術の順番も思うようにはこない。

病院に行くまでの道中、ヘンリーは大勢の死人やケガ人を目にします。
どんな気持ちだったかと思うと、胸が詰まります。

The_impossible_3

一方ヘンリーは、木にしがみついていた次男トマスと三男サイモンを見つけるが、マリアとルーカスを必死に探していた。二人の息子を高台に行くトラックにのせて、ひとり残って探し続けるヘンリー。

マリアとルーカスは、かなり遠くまで流されてしまったのでしょう。
ヘンリーは宿泊していたホテル周辺を探していましたが、その後はずらっと並ぶ遺体を一つ一つ確認したり、ケガ人が収容されている場所をあちこち見に行きます。

どんな気持ちで探していたかと思うと、たまりませんねえ。
亡くなった人も大勢いたけど、ヘンリーと同じ様に、家族を探す人も大勢いたんですよね。

津波の映像もすごいですが、波に翻弄されるマリアの映像は、見ていてつらい。
様々な物にぶつかり、なすすべもなく流されていく。

東日本大震災で被災した人達の話が終始思い出されて、しばしば涙。
つないでいた手が離れ、娘が流されて行くのを見ているしかなかったとかね。

重症で病床にいるマリアは、夫と下の2人の息子は死んでいる。自分が死んだらルーカスは一人ぼっちになってしまうと思っている。
きれいなナオミ・ワッツが、顔も体もぼろぼろでベッドに横たわっている。

いつもなら両親に守られるルーカスのそばには、重症で横たわる母親しかいません。彼が母の面倒を見なくてはいけませんし、母親から、何か他人のためにできる事をしなさいと言われます。
被災したことで、彼は成長していきます。

一方、妻と長男を探し回るヘンリーも、精神的にかなりまいっています。しかし息子達の前でそんなそぶりはできません。他人から携帯電話を借り、身内と話しているうちに泣き崩れてしまうヘンリーにもらい泣き。

とにかく登場する人達の心情を思うと、涙なくして見られませんね。

The_impossible3

マリアとルーカスは、避難する途中でダニエルという幼い男の子を助けて、一緒に高い木に登るのですが、ダニエルが傷だらけでルーカスに助けてもらいながらやっと木に登ってきたマリアの頭を優しくなでるシーンでも涙でした。

まあただ、バカンスに来るのはリッチな外国人ですからね。
マリアは現地の病院で手術を受けたけど、その後は保険会社の専用機で、シンガポールの病院に運ばれる。

(鑑賞日5月10日)

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【映画】あ行」カテゴリの記事

コメント

訪問&TBありがとうございます。
風子さんも試写会でご覧になったんですね。
アンケートや配給会社のあいさつはありましたか?
私はその2つが押しつけがましくて、なんか引いて観てしまいました。
映画の舞台となったスマトラ沖地震と、東日本大震災の被災者のことを考えると、複雑な心境です。

★すぷーきーさん

>アンケートや配給会社のあいさつはありましたか?

ありました。
帰りを急いでいたので、アンケート用紙は書かなかったですけど。

被災者の方々を考えると辛いですが、「津波」という概念がない外国人に知ってもらうには良いと思います。こういう被害にあわないためにどうすればよいのか、警鐘になってくれるといいなぁ。

劇場へ向かう足は重くなりましたが、観て良かったです。
絶望の中の希望こそ、人間が生み出すものなのだと痛感しました。

★オリーブリーさん
どんなに辛くても、希望を捨ててはいけないんですね。

伝えたいこともわかるし、とっても大事なことを描いているのはわかるんですが、なんかいろいろと違和感を感じてしまいました。
長男君がよかったですね。
ばっちり唾付けました。

★sakuraiさん
長男くんの頑張りが、いじらしかったです。

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