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2014年3月 4日 (火)

大統領の執事の涙

豪華キャストでアメリカ現代史

Lee_daniels_the_butler

公式サイト http://butler-tears.asmik-ace.co.jp

監督: リー・ダニエルズ  「プレシャス」 「ペーパーボーイ 真夏の引力」

1920年代。幼いセシル・ゲインズは、両親と綿花畑で働いていた。そこで農園主(アレックス・ペティファー)に父親を殺されたセシルは、ハウス・ニガー(家働きの下男)に登用される。白人への仕え方を仕込まれた彼は、成長すると農園を出て、努力の末、見習いから高級ホテルのボーイになった。仕事ぶりが認められ、遂にはホワイトハウスの執事となる。見ざる聞かざるを貫き、空気のように存在を消して的確に仕事をこなし、歴代大統領たちの信頼を獲得していった。一方、家庭では白人に従順に仕える彼に反発するように、長男は過激な公民権運動に身を投じ、その兄とは対照的に、次男は入隊してベトナムへ行く。大統領の執事でありながらも、夫であり父であったセシル(フォレスト・ウィテカー)は、 家族と共にその歴史に翻弄されていく。

ユージン・アレンという、ホワイトハウスで執事をしていた実在の人物をモデルにしたフィクション。
アメリカの公民権運動と、セシルの家族の歴史が語られています。
公民権運動の歴史は勉強になるし、家族のドラマは泣けました。

白人は黒人を殺しても、罪にならなかった。ただ黒人だというだけで、いつ殺されるかも知れない時代。
セシルは生きるために、黒人に見せる顔と、白人に見せる顔を使い分けて生きてきた。
ホワイトハウスに勤務するようになっても見ざる言わざるで、政治について質問されても、相手の望む返答をしていました。
しかし内心では、黒人が迫害にあったニュースが報道されるたびに、ショックと憤りを感じていました。本心を隠して執事の仕事をこなすセシル。
しかしそんな事を知らない長男ルイスは、父親は白人に媚びていると反発していて、大学へ進学すると、両親には内緒で公民権運動に身を投じます。
度々逮捕されて、セシルには頭痛の種。
一方、次男は国に尽くしたいと入隊しますが、ベトナムで戦死してしまいました。

長年のセシルと長男の確執。しかし次第にそれぞれを理解していく様子と、間を取り持つ母親(オプラ・ウィンフリー)もよかったです。

本作は、キャストが豪華。
ヴァネッサ・レッドグレーヴ  少年セシルが働いていた農園の女主人
マライア・キャリー  セシルの母親

レニー・クラヴィッツキューバ・グッティング゜・Jr  執事仲間

Lee_daniels_the_butler_2

テレンス・ハワード  ゲインズ家の隣人

セシルの長男は、「ペーパーボーイ 真夏の引力」などに出ていたデヴィッド・オイェロウォ
次男は「ヘアスプレー」に出ていたイライジャ・ケリー

歴代の大統領は、
ロビン・ウイリアムズ  ドライト・アイゼンハワー
ジェームズ・マースデン  ジョン・F・ケネディ
リーヴ・シュレイバー  リンドン・B・ジョンソン
ジョン・キューザック  リチャード・ニクソン
アラン・リックマン  ドナルド・レーガン
ジェーン・フォンダ  レーガン夫人

大統領たちは、メイクで顔を似せていましたね。
素顔なのは、マースデンくらい。

大統領たちの、黒人や公民権運動に対する意見も見所ね。
ホワイトハウスでも、同じ仕事をしている黒人と白人の給料には、大幅に差があったなんてね。
ただじっと耐えるだけでなく、平等を訴えていく事も必要だと、待遇改善を要求するセシルの凜とした様子もよかったわ。

アレックス君は卑劣な農園主だったけど、当時の南部では当たり前だったのでしょうね。

Lee_daniels_the_butler_3

「ディープ・インバクト」では、モーガン・フリーマンが大統領役で話題になったけど、まさかこんなに早く、実際に黒人大統領が誕生するとは思わなかったわ。

(鑑賞日 2月26日)

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【映画】た行」カテゴリの記事

コメント

自分が置かれた場所で、きっちり仕事をすることを積み重ねていくことが黒人としての矜持だ!みたいなもんが伝わってきて、素晴らしかったと思います。
「ヘルプ」の時に感じた、それは違うだろ~を見事にバッサリしてくれた気がしてます。

★sakuraiさん
自分の仕事ぶりに自信を持って働いているお父さんが、とても良かったです。

TBありがとうございます。
出演者が豪華でしたね。
お父さんが一生懸命働いても、国と戦う長男、国のために戦う次男、両親は切ないですね。

★すぷーきーさん
父と息子がお互いを理解して和解になってよかったです。

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