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2015年12月 8日 (火)

海難1890

情けは人の為ならず

1890

公式サイト http://www.kainan1890.jp

実話を基にした映画

監督: 田中光敏  「化粧師 KEWAISHI」 「火天の城」

1890年9月、明治天皇への謁見を終え帰途に就いたオスマン帝国の親善使節団を乗せた軍艦“エルトゥールル号”が、和歌山県樫野崎沖で台風に遭遇し、座礁して大破してしまう。元紀州藩士の村の医師・田村元貞(内野聖陽)やその助手を務めるハル(忽那汐里)ら、地元住民が総出で懸命の救援活動に乗り出した。時は流れ、1985年3月、イラン・イラク戦争の停戦合意が破棄され、イラクのサダム・フセインは、48時間後にイラン上空の飛行機を無差別に攻撃すると宣言する。この時、帰国の手段を断たれたイラン在留邦人の窮地を救ったのが、90年以上も前の出来事に感謝の念を持ち続けていた、トルコの人々だった。

ずっと以前、いつ頃だったか忘れたけど、1985年、イランに日本人救出のためにトルコが飛行機を飛ばしてくれたのは、その90年以上前、自分たちの食べる物も満足にない貧しい漁村の人達が、難破したトルコの船の人達に、食べ物と寝る場所を提供してくれて、それに感激した助けられたトルコ人達が、祖国に戻ってからその話を広めたからと、テレビの番組か何かで聞きました。
その話のおかげで、トルコでは「日本人はいい人」という印象を持たれていると。

そんな大昔の事でと、その時驚きました。
それでこの映画は、是非見たいと思っていました。

本作で、事故の経緯がよくわかりました。
1890年の田舎の漁村の人達の善意と真心が、1985年の窮地の日本人を救ってくれたのですね。

トルコでは教科書にも載っているというエルトゥールル号の話。
日本人も是非知ってほしいです。

最初に、トルコのエルドアン大統領のコメント映像がありました。

トルコの軍艦は、天皇への親書を届けるために来た。
古い木造の帆船で、航海の途中で度々損傷し、日本に着くまで1年近くもかかってしまった。無事、天皇に親書を渡せたものの、コレラが流行っていてすぐに帰国できず、台風シーズンに出航する事になってしまった。

村人達は、救助活動や遺体の引き上げ、遺留品の回収もしていたんですね。
遺留品の汚れを落としたりもしていた。

1890_4

600人以上乗組員がいたけれど、命が助かったのは69人。
棺桶の用意も、小さい村では大変です。

1890_2

治療費を負担するというオスマン帝国の申し出を、村人は断ったそうです。

ちゃんとした医療が必要な人は神戸に運ばれ、日本の軍艦が生き残ったトルコ人たちを、祖国まで送り届けた。

映画には出てこないけど、複数の新聞社で義捐金が集められて、寄付されたそうです。
また、実業家の山田宗有という人が、2年がかりで犠牲者の遺族への義捐金として5千円(現在の価値で1億円)を集め、自らトルコに届けているんですって。

1985年のイランでの事も、この映画で経緯を知る事が出来ました。

イランには日本の乗り入れ便がなくて、自国の乗客を優先する各国の航空会社では、日本人を乗せてくれなかった。
なのに日本からは救援機が来ない。

攻撃される危険もあるのに、救援機に全員が志願してくれたトルコ航空のパイロットたち。
空港にいた多くのトルコ人も、自国からの救援機に日本人を優先して乗せてくれたのですね。

1890_3

日本人を優先し、陸路で脱出しなければいけないトルコ人が約500人もいたけれど、トルコでは日本人を優先して搭乗させた事に、なんの非難も出なかった。

どちらの話でも、見ていて泣けて泣けて。

反日感情が強い国もあるのに、ユーラシア大陸西端の遠い国で、好感を持たれているのはうれしいし、大事にしたいですね。

その後も、1999年のトルコの震災、2011年の日本の震災とトルコの震災。
その時にも、双方が救援活動をしています。

ムスタファ大尉と駐テヘラントルコ大使館の職員ムラトの二役を演じたケナン・エジェと、ベキール兵曹役のアリジャン・ユジェソイは、イケメンでした。

1890_5

(観賞日12月6日)

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コメント

早速観たのですね(=゚ω゚)ノ
流石っす!
実話ってのが凄いですよね!
気になっていた作品です。

★ジョニー・タピアさん
是非見たかった作品なので、
行ってきました。

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