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2016年6月23日 (木)

疑惑のチャンピオン (試写会)

ストップ paper ドーピング

The_program

公式サイト http://movie-champion.com
7月2日公開

原案: Seven Deadly Sins: My Pursuit of Lance Armstrong (デイヴィッド・ウォルシュ著)
監督: スティーヴン・フリアーズ  「クィーン」 「あなたを抱きしめる日まで」

1993年にサイクルロードレースの最高峰〈ツール・ド・フランス〉にデビューした若きアメリカ人、ランス・アームストロング(ベン・フォスター)は、勝利への飽くなき野心に満ちあふれていた。しかしスイスの薬局で血液中の赤血球を増加させる薬を購入し、レースで優勝した直後、激しく咳き込んで吐血する。診断の結果、重度の精巣ガンで、脳にも転移していた。過酷な大手術とリハビリを経て快復したアームストロングは、競技生活に復帰しチャンピオンに返り咲くため、スポーツ医学の権威であるイタリア人医師ミケーレ・フェラーリ(ギヨーム・カネ)の指導を仰ぐ。フェラーリは、サイクリストのパフォーマンスを向上させる独自のプログラムの実践者だった。
こうして再出発の態勢を整えたアームストロングは、1999年の第86回〈ツール・ド・フランス〉に乗り込み、驚異的な快走を披露して見事に優勝を果たすが、スポーツ・ジャーナリストのデイヴィッド・ウォルシュ(クリス・オダウド)は疑念を抱く。上り坂が苦手だったアームストロングが、短期間のうちにこれほど飛躍的にスピードが上昇するようになったのは、絶対におかしいと。その後もアームストロングは無敵の快進撃を続け、2005年の〈ツール・ド・フランス〉で7連覇を達成。しかし、その偉業と共に巧妙な手口でドーピング検査をすり抜けながら、ウォルシュからの追及を躱し続ける闘いも繰り広げられていた。

実話の映画化ですが、ランス・アームストロングやツール・ド・フランスについて、何の知識もありませんでした。
彼のドーピングは、なぜ、ずっとバレなかったのか。
本作でそれがわかります。

検査をクリアするための巧妙な手口だけでなく、彼のドーピングをわかっていながら隠蔽した組織。
アームストロングの商品価値が高かったからなんですね。
ツール・ド・フランスだって、お金がなければ開催できないでしょ。
レースに注目される選手がいれば、収益も増える。
癌から奇跡的に復活し、外見もよく、慈善事業もしているアームストロング。
元チームメイトのフロイド・ランディスの証言がなければ、ドーピングが公になる事はなかったかも。

そもそも、ドーピングをしていたのは彼だけではないと思うの。
そしてドーピングしたからと言って、誰でもトップになれるわけではない。
ドーピングが悪い事だという意識が、組織にも選手にもなかったんじゃないの?

優勝すれば、確かに大金が入る。
賞金だけでなく、企業とのスポンサー契約もあるし、ランスは豪勢な生活をしていたらしい。

でもアームストロングが優勝に固執したのは、わたしはお金だけではなかったと思うの。
かなりの野心家なのは確かかもしれないけれど。
25歳で生きるか死ぬかの大手術を受け、手術後も生きるか死ぬかは運次第だった彼。
25歳で死を身近に感じた。
生きているだけで、本当に奇跡だった。
再発とかの不安もあったと思うの。
何かに専念していないと、病気の事を考えてしまったのではないかしら。
自分の病気に意識が行かないよう、自転車に精力を傾けていたのかも。
癌患者を支援する慈善事業もしているけれど、それも、自分は完全に癌を克服したと自分に言い聞かせていたのでは。
そんな風に考えたりもしました。
本人の心のうちは本人しかわかりませんが、壮絶な癌治療と手術とリハビリは、彼の心や考え方に大きく影響したと思います。

それにしても、ロシアの陸上選手はリオ五輪に出場できないし、プロでもアマでもドーピングは無くなりませんねえ。

平地はいいけど、山には弱かったアームストロング。

The_program_2_2

癌からの復活後に結成したチームには、全員にドーピングを強要。

The_program_4

アームストロングにドーピングの疑いを持ったデイヴィッド・ウォルシュ。
なんとか証拠をつかもうとします。

The_program_5

度重なるドーピング疑惑に、自分は潔白だと主張するアームストロング。

The_program_3

チームのエージェント、ビル・ステイプルトンにリー・ペイス
チームの監督ヨハン・ブリュイネールにドゥニ・メノーシェ
保険会社の人間に、ダスティン・ホフマン

(鑑賞日6月21日)

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【映画】か行」カテゴリの記事

コメント

同感ですね。ランスの薬物使用は確かに褒められませんし、この競技のダークな部分は、呆れるばかりですが、彼個人は、癌との戦いを通して、何かどんなことをしても勝って、癌との戦いを続けたかったのかもしれませんね。
あの少年とのシーンは、彼の醜さではなく、清らかさを感じましたから。
こちらからもTBお願いします。

★atts1964さん
ドーピングに関しては、個人にも組織にもあきれましたね。
ランスは癌にならなければ、
違う行動をとっていたのかどうかわかりませんけどね。

TBありがとうございます。
同じく、ランス・アームストロングやツール・ド・フランスについて、なんの知識もなく観ました。
いっぱい同じこと考えました。
>そもそも、ドーピングをしていたのは彼だけではないと思うの。
アームストロングのチーム以外もドーピングしていて、選手に罪悪感は無く、組織は見て見ぬふりでしたね。
>そしてドーピングしたからと言って、誰でもトップになれるわけではない。
ドーピングだけで結果が出せるものなのか、それなりに努力もしてたんじゃないかと思うんですが、努力の描写は一切なかったですね。

アームストロングは、勝利への中毒にも見えました。
だから引退した後ももう一度勝利を味わいたくて、カムバックしたのかな~っと思いました。

★すぷーきーさん
せっかくの才能や努力も、
ドーピングで全く無になってしまうのに、
やめられないんでしょうかね。

勝利の快感も、中毒になるのかもしれません。

こんにちは。
おっしゃるように、やはり癌からの生還が拍車をかけたのでしょうね。
ただ、ランス・アームストロングだけではなく、ランスにくっついている(っていう言い方は悪いですが)チーム監督やエージェントや、その他諸々も利権を得たくてたまらなかったのでしょうから、もはやランス個人の過ちにはならないのだと思いました。

★ここなつさん
責任を問われるべきは、ランス一人だけではではありませんよね。

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