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2016年7月 9日 (土)

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 (試写会)

赤狩り時代の脚本家

Trumbo

公式サイト http://trumbo-movie.jp
7月22日公開

原作: トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 (ブルース・クック著/世界文化社)
監督: ジェイ・ローチ  「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズ

第2次世界大戦後の冷戦下で、赤狩りが猛威をふるうアメリカ。理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家ダルトン・トランボ(ブライアン・クランストン)は、議会の下院非米活動委員会での証言を拒んで、議会侮辱罪に問われる。裁判で敗訴し、刑務所に収監された。出所後も仕事はなく、友人にこっそり脚本を託した「ローマの休日」がアカデミー賞を受賞し、彼は偽名で執筆を続ける。

「ヘイル、シーザー!」と共通する部分があるので、併せて見ると面白いと思います。
深刻な問題をユーモアを交えて描いて、エンターテイメント作品になっていました。
当時の実際の映像も使用されていました。
ただ、多少当時の社会事情とか映画とかに知識がないと、楽しめないかもしれません。

赤狩り時代は、本当に理不尽でひどかったらしい。
ハリウッドでも大勢が赤狩りの犠牲者で、チャップリンもハリウッドから追放されているわよね。
いい加減な密告で投獄された人も多かったらしいし。
映画ではトランボに焦点を当てているし、ユーモアもあるので、社会一般の赤狩りの犠牲者たちが、どれほど苦しみ苦労したかは伝わりません。
悲壮感をメインにしていないのは、コメディーが得意な監督だからかしら。

のちの大統領、ロナルド・レーガンは、当時俳優組合の委員長で、赤狩りに協力していたのねえ。
ジョン・ウェインも、赤狩りの協力者だった。
映画では、すごくやな奴にしか見えません。

「ヘイル、シーザー!」の記者のモデルの一人、ヘッダ・ホッパーをヘレン・ミレンが演じています。やっぱり、ヘレン・ミレンはうまいですねえ。
ヘッダ・ホッパーは、女優でもあったのね。彼女も赤狩りの推進派。

Trumbo_2

赤狩りで、困窮する脚本家たち。
生活のために、仲間を裏切る者もいる。

Trumbo_4

トランボの家族たちは素晴らしい。
Trumbo_5

トランボの脚本家としての才能もあるけど、家族の支えがあったからこそ、苦しい時を乗り越えられたと思います。
特に妻のクレオ(ダイアン・レイン)が偉い!
この妻だからこそ、子供たちもしっかり育って父を支えたと思います。
長女ニコラ役は、エル・ファニングでした。

映画には出てこないけど、一家は身の危険を感じて、メキシコで暮らしていた時もあったそうです。

出所後、ハリウッドで仕事ができないトランボは、B級映画の制作会社で、数々の偽名を使って脚本を書きます。量が多くて一人ではこなしきれないと、トランボ同様にブラックリストに載っている脚本家仲間をたちを誘います。

まあ、この間にまたまた彼の脚本がアカデミー賞脚本賞を取ったりしているし、業界で噂になるのも当然でしょう。トランボを雇っている制作会社にも、共産主義者を解雇しろと圧力がかかりますが、社長が一喝!
社長を演じるジョン・グッドマンもうまい!

トランボに脚本を依頼するカーク・ダグラスが、すごく男気のあるいい奴に見えます。
演じるのは「ホビット」シリーズでフィーリ役のディーン・オゴーマン

Trumbo_6

とにかくトランボは、思想弾圧と戦い続け、辛抱に辛抱を重ねて勝利した。
本当に才能ある脚本家だったんですね。
ラストの実際のトランボの演説は是非聞いてほしいです。

それにしても、共和党の大統領候補のトランプ氏に、赤狩りの頃と同じ危機感を感じますねえ。

試写会の終了後、ウィスキーのシーバスリーガルの小瓶をもらいました。
お土産付きの試写会は久しぶりです。

(鑑賞日7月7日)

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【映画】た行」カテゴリの記事

コメント

TBありがとうございます。
おっ!また同じ試写会だったみたいですね。(笑)
お土産が貰えたのも、映画が終わって拍手が起こったのも久しぶりです。

カーク・ダグラスがいい人でしたね~。
そしてトランボの家族がいい人たちでした。
トランボの仕事は、家族の支えがあってこそでしたね。

★すぷーきーさん
カーク・ダグラスって、こんなこともしていたんだなあと、
違ううれしい一面でした。

こんばんは♪
実名で色々な方も出てましたし
ローマの休日の事もそうでしたが
へぇ~へぇ~~と思いながら観ました♪
面白かったですね!

★daisuki-johnnyさん
トランボが書いた脚本で、
知っている作品がたくさんあって驚きました。

いやーこれは面白かった。伝記映画でもあるんですが、トランボの気骨と、奥さんの啖呵が何とも小気味よかった。
ジョン・ウエイン、ヘッダ・ホッパーは悪役で、ダグラス、B級社長が味方という対比もお白かった(^^)
でも複雑な時代でしたし、仕事よりも主義主張の時代だったんですね。
こちらからもTBお願いします。

★atts1964さん
ユーモラスで見やすかったです。
こういう事が繰り返されないために、
ちゅんと個々が自分で考えないといけないと思いました。

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