サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

予告編

  • キングスマン:ゴールデン・サークル

    5パーセントの奇跡

    ジオストーム

日本へのメッセージ

最近のトラックバック

« 奇蹟がくれた数式 (試写会) | トップページ | GANTZ:O|ガンツ:オー »

2016年10月13日 (木)

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ

どんどん削ろう

Genius

公式サイト http://best-seller.jp

実話に基づいた映画

原作: 名編集者パーキンズ (A・スコット・バーグ/草思社)

1920年代のニューヨーク。ある日、編集者マックス・パーキンズ(コリン・ファース)の元に、出版社をたらい回しにされたという、無名の作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままに、際限なく文章を生み出すウルフに、出版の条件として膨大な原稿の大幅な削除を要求する。気の遠くなるような編集作業に取り組んだ2人の苦闘の末に完成した処女作「天使よ故郷を見よ」は、ベストセラーとなる。そして更なる大作に取りかかるふたりは昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーン(ニコール・キッドマン)はふたりの関係に嫉妬し胸を焦がす。やがて第二作は完成し、またも大ヒット。その一方で、ウルフはパーキンズ無しでは作品を書けないという悪評に怒り、二人の関係に暗雲が立ち込める。

「奇蹟がくれた数式」と同じく、天才ってその才能をわかってくれる人がいない。
トマス・ウルフの才能に目をとめたのが、マックス。

あちこちの出版社にウルフの原稿を持ち込んだのは、彼のパトロンのアリーン。

Genius_2

夫と子供を捨てて、ウルフといる。
舞台の衣装デザインをしていたらしい。
こういうアーティストタイプの人って、激情家が多いのよね。
仕事に没頭している時は、他の事にかまっていられないのは当然。ましてや、これから小説家として身を立てようとしているんだから。
実際は18も年上だったそうです。それならそれくらい覚悟すべき。
ウルフにとって、自分の優先順位がずーっと低くなった事を悲しむのはわかるけど、銃を持ってマックスのところに来るなんて。
まあ、ウルフとアリーン、2人とも身勝手といえるけどね。

一方マックスは、妻と5人の娘がいた。
この人、食事をするときでも帽子を被ったまま。
いつでも被ったままなのよ。

Genius_4

フィッツジェラルド(ガイ・ピアース)やヘミングウェイ(ドミニク・ウエスト)を世に送り出した敏腕編集者。彼も、家族より仕事優先の毎日。

今年ノーベル賞を受賞した大隅良典さんも、研究第一だったので、奥さんがうちは母子家庭だからと言っていたと。
大隅さんだけでなく、日本のノーベル賞受賞者は、奥さんが支えてくれたとか、奥さんに苦労をかけたとおっしゃる方が多いですよね。

さて、作家だって商売なんだから、それで生計を立てるためには、買ってもらえる本を出版しなければならない。
ウルフの原稿は膨大なページ数で、とても手に取ってもらえる本にはならない。
そのため、ページ数を減らすための編集作業も、膨大な時間を費やす。

Genius_3

編集者は、自分が作者の作品を良くしているのではなく、もしかしたら別のものにしてしまっているのかもとの疑問を常に抱えながらも仕事をしている。

ウルフは、自分は編集者なしでも作品を作れると証明したい。
どちらの気持ちも共感できます。

作家と編集者は、相性もあるでしょうね。
互いの信頼関係がないとできない作業。
日頃は対照的な性格の2人です。

ウルフも夭折した作家。
彼の長い文章や、社交性に欠ける言動は、もしかしたら病気のせいもあったのかもしれないと思いました。

(鑑賞日10月11日)

« 奇蹟がくれた数式 (試写会) | トップページ | GANTZ:O|ガンツ:オー »

【映画】は行」カテゴリの記事

コメント

いつもTBありがとうございます。

★migさん
こちらこそいつもありがとうございます。

最後は悲しい別れでしたね。最後の“ラブレター”のシーンで初めてマックスが…というところはグッときました。
編集者と、作家、お互い立場が違いぶつかり合いながら、信頼が繋ぎ止めているという関係、いろんなところにこういう関係はありますが、その中からいろいろ生まれてくるんでしょうね。
こちらからもTBお願いします。

★atts1964さん
相手の才能や実力を認めていたから、
ぶつかり合いながらも進んでいけたのでしょうね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1226073/67916175

この記事へのトラックバック一覧です: ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ:

» ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ/GENIUS [我想一個人映画美的女人blog]
名作が生み出された1920年代NYのアメリカ文学黄金期。 ヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど数々の著名作家を見出した実在の名編集者マックスウェル・パーキンズ(1884-1947)と、 37歳で短い生涯を閉じた天才作家トマス・ウルフ(1900-1938) 文学に全てをかけ...... [続きを読む]

» ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ [映画好きパパの鑑賞日記]
 戦前に活躍したアメリカの小説家トーマス・ウルフと、彼を世に送り出した名編集者パーキンズの絆と苦闘を描いています。ただ、ウルフは日本では知名度がなく、僕も読んだことがないので、今一つピンとこなかったかも。  作品情報 2015年イギリス映画 監督:マイケル…... [続きを読む]

» 『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』 [beatitude]
1920年代のニューヨーク。アーネスト・ヘミングウェイ(ドミニク・ウェスト)の『老人と海』やスコット・F・フィッツジェラルド(ガイ・ピアース)の『グレート・ギャツビー』などの名作を手がけた編集者マックス・パーキンズ(コリン・ファース)の元に、無名の作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の原稿が持ち込まれる。パーキンズは彼の才能を見抜き、感情のままにペンを走らせ、際限なく文章を生み出すウルフを父親のように支える。パーキンズの導きで処女作『天使よ故郷を見よ』がベストセラーに輝くと、更なる大作に取りかかる二... [続きを読む]

» 【映画】ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ [アリスのさすらい映画館]
ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2016) イギリス/アメリカ 原題:Genius 監督:マイケル・グランデージ 脚本:ジョン・ローガン 出演:コリン・ファース/ジュード・ロウ /ニコール・キッドマン/ローラ・リニー /ガイ・ピアース 日本公開:2016/10/7 【あらすじ】 アーネスト・ヘミング...... [続きを読む]

» ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ [atts1964の映像雑記]
2016年作品、マイケル・グランデージ監督、コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン出演。 1920年代のニューヨーク。 アーネスト・ヘミングウェイ(ドミニク・ウェスト)の『老人と海』 やスコット・F・フィッツジェラルド(ガイ・ピアース)の 『グレート・ギャツビー』 などの名作を手がけた編集者マックス・パーキンズ(コリン・ファース)の元に、分厚い原稿が届けられる。 作家の名前はトマス・ウルフ(ジュード・ロウ)、彼は今まで数社の出版社に原稿を持ち込んだが、どこ..... [続きを読む]

» ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ★★★ [パピとママ映画のblog]
ピュリッツァー賞作家A・スコット・バーグによる全米図書賞受賞の評伝本『名編集者パーキンズ』を豪華キャストで映画化した伝記ドラマ。アーネスト・ヘミングウェイやスコット・F・フィッツジェラルドを発掘した伝説の名編集者マックス・パーキンズと彼に見出された若き...... [続きを読む]

» 映画・ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ [読書と映画とガーデニング]
原題 GENIUS2015年 イギリス 実話に基づいています1920年代、まだ無名だったヘミングウェイやフィッツジェラルドなど数々の世界的作家を見い出した実在の名編集者パーキンズ(コリン・ファース)ある日、無名の若手作家、トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)の原稿...... [続きを読む]

» ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ [映画と本の『たんぽぽ館』]
いつか息子は父を乗り越えなければならない * * * * * * * * * * 1920年代、ヘミング・ウェイやフィッツジェラルドなど、 アメリカ文学の名作を数多く手掛けた編集者マックス・パーキンズ(コリン・ファース)と、 37歳で生涯を閉じた小説家トマス...... [続きを読む]

» ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ [映画的・絵画的・音楽的]
 『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』を新宿の角川シネマで見ました。 (1)コリン・ファースとジュード・ロウの競演が見られるというので、大変遅ればせながら、映画館に行ってきました。  本作(注1)の冒頭では、「a true story」の字幕が流れてから、1929年の...... [続きを読む]

» 『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』 [My Pace, My Self]
昨日はやっとやっと『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』を観ることができました nbsp; 当初群馬県内では上映予定がなくて、コリン・ファースtimes;ジュード・ロウでも手を上げる映画館がないってどーゆーことよ・・・と愕然としていたら、東京での上映期間にちょこちょこと東京に行くことがあっても時間を作れず、でもうダメかなと諦めていたところにシネマテークたかさきで上映してくれることになり、なんとか鑑賞できました これで2016年まだ観ていないけど絶対観たい映画は... [続きを読む]

« 奇蹟がくれた数式 (試写会) | トップページ | GANTZ:O|ガンツ:オー »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ