サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

予告編

  • キングスマン:ゴールデン・サークル

    5パーセントの奇跡

    ジオストーム

日本へのメッセージ

最近のトラックバック

« 好きなデ・ニーロ映画 | トップページ | ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~ »

2017年7月31日 (月)

ヒトラーへの285枚の葉書

平和ではなく暴力が支配する世界になる

Alone_in_berlin

公式サイト http://hitler-hagaki-movie.com

実話を基にした映画

原作: ベルリンに一人死す (ハンス・ファラダ著/みすず書房)
監督: ヴァンサン・ペレーズ

1940年6月、戦勝ムードに沸くベルリンで質素に暮らす、軍需工場に勤めるオットー(ブレンダン・グリーソン)とナチの国家社会主義女性同盟のメンバーであるアンナ(エマ・トンプソン)夫妻のもとに、ひとり息子ハンスが戦死した知らせが届く。心のよりどころを失った二人は悲しみのどん底に沈むが、ある日、ペンを握り締めたオットーは「総統は私の息子を殺した。あなたの息子も殺されるだろう」と怒りのメッセージを葉書きに記し、それをそっと街中に置いた。ヒトラー政権を批判するささやかな活動を繰り返すことで、魂が解放されるのを感じる二人。だが市民からの通報を受け、ゲシュタポのエッシャリヒ警部(ダニエル・ブリュール)が捜査に乗り出す。

イケメン俳優だったヴァンサン・ペレーズも、50代なんですね。
こんな映画を監督するとはねえ。
フランス人かと思ったら、スイス生まれで父親はスペイン人、母親はドイツ人なのね。

ドイツの話だけど、映画のセリフは英語。

ドイツの敗戦が色濃くなった時ではなく、まだ戦勝ムードの時にこういう活動をした個人がいたのが驚き。

ヒトラーに賛同して最愛の息子を戦場に行かせたのに、届いた戦死の知らせ。

Alone_in_berlin_4

筆跡や指紋からばれないように政権批判の文章を書き、人の目に触れる場所にこっそり置いた。そんな事を3年もしていたらしい。

Alone_in_berlin_3

ほとんどの葉書きは警察に届けられ、届けられなかったのはほんのわずか。
世間で大きな反響を呼んだわけではないけれど、密かに共感した人はいたかも。

この葉書きを置いた人物を捜査する、エッシャリヒ警部。

Alone_in_berlin_5

置かれていた場所から、犯人が住んでいるであろう区域や人物像を絞り込んでいく。

有能だけど、そんな彼もナチス親衛隊の権力に屈せざるをえず、無実の者を有罪として葬り去らなければならなかった。

グリーソンとトンプソンの抑えた演技が良かったです。
ラストのダニエルくんも、とても良かったです。
届けられた全ての葉書きを読んでいるエッシャリヒ。
彼の心情がとてもよく表れていました。

戦争という狂気の中、何が真実か何が正義か見極めるのは難しいのですね。
気づいた時には、時すでに遅しとならないようにしなくてはね。
現代でも同じですね。

(鑑賞日7月21日)

« 好きなデ・ニーロ映画 | トップページ | ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~ »

【映画】は行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1226073/71227446

この記事へのトラックバック一覧です: ヒトラーへの285枚の葉書:

» ヒトラーへの285枚の葉書 [風情☭の不安多事な冒険 Part.5]
 ドイツ&フランス&イギリス  ドラマ&戦争&サスペンス  監督:ヴァンサン・ペ [続きを読む]

» 映画:ヒトラーへの285枚の葉書 息子を戦争で失った夫婦の静かな抵抗活動。 [日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~]
フランスがドイツに降伏し、勝利に沸き立っていた1940年のドイツ、首都ベルリン。 そんな時代に、ある夫婦がささやかながらも、当局にとっては許しがたい抵抗活動を始める。 街の目に付くような場所に、反戦メッセージを書いたポストカードを一枚ずつ置いていく2人。 演じるのは名優エマ・トンプソン(写真:左)と、ブレンダン・グリーソン(写真:右 グリーンルーム他) こうしてタイトルの通り、285回にわたって活動。 だが当然のように警察の捜査が開始され、危険度が上昇していく。 ... [続きを読む]

» ヒトラーへの285枚の葉書 [映画と本の『たんぽぽ館』]
今だからこそまた、意義深い * * * * * * * * * * ドイツ人作家ハンス・ファラダが ゲシュタポの文書記録をもとに執筆した小説「ベルリンに一人死す」を映画化したもの。 1940年6月、ベルリン。 フランスがドイツに降伏したとして、街は悦びで...... [続きを読む]

» ヒトラーへの285枚の葉書(2016)**ALONE IN BERLIN [銅版画制作の日々]
 ペンと葉書だけを武器にして、真実を生きていく― 京都シネマにて2本鑑賞。1本目がこの作品でした。事前に内容を読み、かなりショッキングな感じかなと思っていましたが、意外にもさらっとした雰囲気。もう少し重いのかと思っていましたが。戦争で息子を失った夫婦の悲しみはそれなりに痛感しました。アンナ・クヴァンゲルを演じるエマ・トンプソンの迫真の演技もそれなりに伝わって来たのですが・・・・・。時間的に短いせいか?結構省略されているようにも思えました。 とはいえ、ヒトラーのために息子を捧げた夫婦の悲しみはぐっ... [続きを読む]

» ヒトラーへの285枚の葉書★★★★ [パピとママ映画のblog]
ナチス時代のドイツを生き抜いた作家ハンス・ファラダが、当時のベルリンで実際に起きた事件を基に書き上げたベストセラー小説『ベルリンに一人死す』を、俳優で本作が長編監督3作目となるヴァンサン・ペレーズが映画化したヒューマン・ドラマ。ごく平凡な労働者階級の夫婦が息子の戦死をきっかけに、自らの尊厳を守るためにナチスへのささやかながらも命がけの抵抗運動へと身を投じていく姿を描き出す。主演はエマ・トンプソンとブレンダン・グリーソン、共演にダニエル・ブリュール。 <感想>ゲシュタボの文書記録を基にした小説「ベル... [続きを読む]

» ヒトラーへの285枚の葉書 [ネタバレ映画館]
ハーケンクロイツと棺桶 [続きを読む]

« 好きなデ・ニーロ映画 | トップページ | ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~ »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

COMING SOON

無料ブログはココログ