レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

レオとケイト・ウィンスレットが共演した映画の原作本
文庫本はハヤカワ文庫とヴィレッジブックスから出ていますが、ハヤカワ文庫のを読みました。
気分のいい話ではないし、悲しい話だし、レオの出演作の原作でなければ読まない内容ですね。
まあ、映画もそうでしたけど。
やはり本だと登場人物達の詳しい背景がわかって、それぞれの感情や行動も理解できますね。
ウィーラー夫妻の隣人のシェプの生い立ちもわかり、妻のミリーやエイプリルに抱いている感情の理由もわかりました。
今となっては、なぜ知性もなく美人でもないミリーと結婚したのだろうかと悔やんでいて、ウィーラー夫妻は、彼の憧れであり妬みの対象でもある。
エイプリルは、親からも預けられた親族からも愛情を受けずに育ってしまった。
彼女は主婦には向かない性格なのだから、やはり結婚してはいけなかったのよね。
レオとケイトの演技は、原作の夫妻の雰囲気と合っていると思いました。
2人は役をよく把握していたということでしょう。
そしてやっぱりフランクがかわいそうに思えました。
彼はエイプリルを愛していたし、エイプリルに自分を愛してほしかっただけなのよ。
映画にはない、エイプリルが亡くなったあとのそれぞれの様子が、彼らの性格にぴったりで納得でしたね。
リアリティーが感じられました。
他人にウィーラー夫妻の悲劇を何ヶ月も話題にし、それを語るのを楽しんでいるミリー。
そんなミリーに苛立つシェプ。
そしてフランクは、精神的ダメージがあまりに大きく、生気が抜けてしまった。
ニューヨークに移り住み、子供を年の離れた兄夫婦に預けて、週末だけ会いに行っている。
シェプ曰く、仕事と精神分析医にかかってる話だけを延々とする、退屈な人間になりさがった。
不動産屋のヘレンは、息子を夫妻に会わせた翌日にエイプリルが死んだ事に、衝撃と罪悪感を感じました。
息子を社会復帰させるのはあきらめ、犬を飼い始めてからは、次第に息子への面会も減っていきました。
人生色々。夫婦も色々。
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