セントアンナの奇跡 (試写会)
信じたい奇跡

公式サイト http://www.stanna-kiseki.jp
7月25日公開
監督 スパイク・リー
原作は叔父がかつて“バッファロー・ソルジャー”の一員だったという、
ジェームズ・マクブライドの「Miracle at St. Anna」
上映時間2時間4O分
チラシや公式サイトなどで1944年当時の社会背景を、把握してから鑑賞する事をおすすめします。
1983年のニューヨーク。
定年間近の実直な郵便局員が、窓口に来た客の男を突然射殺した。
使用された銃は古いドイツ製で、男の部屋には、長年行方不明だったフィレンツェの重要な彫像の頭部があった。
この事件の鍵は、1944年のイタリア・トスカーナに。

ストーリーはフィクションですが、当時の事実が多々織り込まれているそうです。
1944年のイタリアでは、米軍の黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”が最前線でナチスと戦っていました。
その最中に、サム・トレイン上等兵(オマー・ベンソン・ミラー)はアンジェロ(マッテオ・スキアボルディ)という少年を助けます。
トレインは怪我をした少年を離そうとせず、ヘクター・ネグロン伍長(ラズ・アロンソ)、オーブリー・スタンプス二等軍曹(デレク・ルーク)、ビショップ・カミングス軍曹(マイケル・イーリー)は、少年の手当てのために、トスカーナの小さな村に身を寄せます。
そして、何とか味方の陣営まで行こうとしますが、周りはナチスだらけ。
母国アメリカでも戦地の軍隊でも“黒人”と差別されるのに、身を寄せた村では“黒人”だからと見下されたり、さげすまれる事もないのが皮肉です。ここでは“黒人”でなく“自分”でいられる。
戦闘シーンやセントアンナの大虐殺のシーンは容赦なく壮絶で、見ているのはとても辛かったです。
村での銃撃戦から、ラストまで涙がこぼれっぱなしでした。![]()

↑のシーンでも、泣けて泣けて。
味方にも裏切り者がいる。敵の中にも、心ある人はいる。
戦争が人の心を狂わせてしまうんですね。
裏切り者も、生きるためにした事。そんな風に思えて、その行為は許せないけれど、100パーセント憎む気にはなれませんでした。
そして戦争の記憶は、何十年たっても消えることがありません。
戦争で、いったい誰が幸せになれるのでしょうか。
つくづく戦争はいやだと思いました。
それと、国や肌の色で相手を決め付けるような事も、してはいけないですよね。
映画では英語、イタリア語、ドイツ語が飛び交いますが、国や言葉が違っても、人は分かり合うことができる。わかろうとする心さえあれば。
トレインとアンジェロの絆が、その象徴でしょうか。どっちも互いの言語はわからないのに、とっても仲良しになります。
冒頭のニューヨークの事件を捜査する刑事に、ジョン・タトゥーロ。
ジョン・レグイザモも出演していました。
事件の取材をする若手新聞記者に、ジョセフ・ゴードン=レヴィット。
出番は少なかったけど、この人は子役出身で、注目している若手俳優の一人です。日本未公開の「ブリック」「ルックアウト」「ストップ・ロス」も良かったし、来月公開のG.I.ジョーにもキャスティングされています。
事件の記事をイタリアで読んで驚く男性に、ルイジ・ロ・カーショ。
この方の登場はうれしかったですね。イタリアでは有名なイケメン俳優さんです。
村のパルチザンのリーダー、ペッピに、ピエルフランチェスコ・ファビーノ。「ナイトミュージアム」「ナルニア国物語 第二章」「天使と悪魔」にも出演しているイタリア人俳優さんですね。
黒人部隊向けの放送をしているナチスの女性に、「愛を読むひと」にも出演していたドイツ人女優のアレクサンドラ・マリア・ララ。
そしてなんといってもこの映画の核となるのが、映画初出演のマッテオ・スキアボルディくん。
役名のように天使みたいで、無垢でめちゃかわいい~。![]()
守ってあげたくなっちゃうわよ。
(鑑賞日7月10日)
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【タイトル】
「セントアンナの奇跡」
【出演者】
デレク・ルーク(オーブリー・スタンプス二等軍曹)、マイケル・リー(ビショップ・カミングス三等軍曹)、オマーベンソン・ミラー(サム・トレイン上等兵)、ラズ・アロンソ(ヘクター・ネグロン伍長)、ジョン・タトゥーロ(刑事)、他
【監督】
スパイク・リー
【原作・脚本】
ジェームズ・マクブライド
【あらすじ】
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原題:MIRACLE AT ST. ANNA
上映時間:163分
製作国:アメリカ/イタリア
公開情報:劇場公開(ショウゲート)
初公開年月:2009/07/25
ジャンル:ドラマ/戦争/ミステリー
映倫:R-15
《コピー》
女神は<奇跡>を、人に託した
監督:スパイク・リー
原作、脚本:ジェームズ・マクブライド
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:デレク・ルーク、マイケル・イーリー、ラズ・アロンソ、オマー・ベンソ..... [続きを読む]
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女神は《奇跡》を託した!
長かった!何と2時間43分。予告編なしで本編上映でした。「インランド・エンパイア」の3時間には負けるけれどね・・・・。
第二次世界大戦時に実在した黒人だけの部隊、第92歩兵師団“バッファロー・ソルジャー”。彼らが送り込まれた最前線、イタリアのトスカーナには封印された残酷な史実があった。
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▼動機
なんか良さそうな雰囲気
▼感想
見せ方にもう一工夫欲しかった
▼満足度
★★★☆☆☆☆ あんまり
▼あらすじ
1983年、平凡な黒人の郵便局員が客を射殺する不可解な事件が発生。この事件の背景には、第二次世界大戦中のイタリアでのとある出来事が隠されていた。黒人だけで組織された“バッファロー・ソルジャー”の4人の兵士は部隊からはぐれ、イタリア人の少年(マッテオ・シャボルディ)を保護する。4人はトスカーナの村でつかの間の平和を感じるが、ナチスの脅威はすぐそこまで迫っていた。
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ホント、アンジェロ君、可愛かったですね~
悲惨な戦争の映画なのに、人の温かさも感じられるヒューマンドラマでしたね。
こちらからもTBさせてくださいね。
投稿: choro | 2009年8月 4日 (火) 22:20
★choroさん
辛いけど希望も感じられる映画でしたよね。
TBありがとうございます。
投稿: 風子 | 2009年8月 4日 (火) 22:39
こんにちは^^
スパイク・リー監督らしい骨太重厚な作品でしたね。重い話ではあるものの、訴えていることが小難しい訳ではないんで、余計ストレートに心に響きました。セントアンナの虐殺シーンは、映画とわかっていても目を背けたくなりましたよ…。
この事実は私は知らなかったんで、きっとこういう私のような人間に事実を知らせるための作品なのかなと思いました。
投稿: KLY | 2009年8月 5日 (水) 12:52
★KLYさん
スパイク・リーらしいテーマでしたね。
映画で歴史を知るのも、大事なことですよね。
投稿: 風子 | 2009年8月 5日 (水) 14:00