９６時間

ジャック・バウワーの４倍頑張るオヤジ

公式サイト　http://movies.foxjapan.com/96hours
製作・脚本：　リュック・ベッソン
監督は「アルティメット」のピエール・モレル

長年アメリカ政府のために激務をこなしてきたブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)は、仕事から身を退き、別れた妻と暮らしている一人娘のキム(マギー・グレイス)との絆を修復しようとしていた。
１７才の娘から、友人と一緒に初めての海外旅行に行く許可を求められ、最初は却下するが、条件付きで許可する。
しかし、娘はパリで何者かに誘拐されてしまう。
娘が携帯電話で叫んだ情報から、ブライアンは仕事で身につけたスキルを使って、娘を奪還すべくパリへ飛ぶ。

別れた妻(ファムケ・ヤンセン)は、リッチな男性と再婚して豪邸暮らし。
娘の誕生日にプレゼントを持っていくけど、継父からのプレゼントは馬。それに乗る娘を見て、意気消沈の実父ブライアン。

娘を溺愛し、とっても心配なブライアンは、海外旅行に行く娘に携帯電話を持たせますが、これには娘の行動を知るための仕掛けがしてあるんです。まあね、娘を持つ父親は、誰でも心配性ですけど。

得た情報から、娘を拉致したのは、人身売買の組織と判明。９６時間以内に見つけないと行く方は永久にわからなくなると、昔の仕事仲間から告げられます。

リュック・ベッソンプロデュースなので、すっごいアクションの連続。
リーアム・ニーソンが、こんなバリバリアクションをこなすとは驚き～。１９５２年生まれですよ。

長身で足が長いから、シルエットはすごくハンサムですわ。スタイルがいいですよねえ。

もちろんカーアクションもあり。トランスポーターと同じく、アウディが走ってまーす。(笑)

ブライアンの数々のスキルと、アクションが見所ですね。

娘のためだったら、エッフェル塔の爆破もいとわないと豪語するパパ。
娘奪還に燃えるブライアンは、容赦なくバンバン殺しちゃいます。拷問も手加減しません。
そして用済みの悪人は、即あの世へ。
いったいどれだけ殺した？　すごい数ですよ。

そんな人にも発砲しちゃうのという場面もありました。

あれだけ殺して、何もお咎めはなかったのか？ (爆)

しかし、パリに人身売買の組織が実在するというのは、恐ろしいですねえ。

(鑑賞日８月２２日)