サブウェイ123 激突 (試写会)
オヤジ対決
デンゼル・ワシントン vs ジョン・トラボルタ
デンゼル・ワシントン 9年ぶりに来日
公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/thetakingofpelham123
9月4日公開
監督: トニー・スコット
「サブウェイ・パニック(1974)」をリメイク
地下鉄をジャックで、犯人と交渉というと、「交渉人 真下正義」を思い出しますね。
ニューヨークの地下鉄運行司令室に勤務するウォルター・ガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ぺラム駅1時23分発の列車が、緊急停車した事に気づく。しかもその車両は切り離され、一両のみが停まっていた。
そしてライダーと名乗る男(ジョン・トラボルタ)から、列車をジャックしたので、乗客の身代金としてニューヨーク市が、1千万ドルを1時間以内に払えと要求してきた。
デンゼル・ワシントンの舞台挨拶付きの特別試写会でした。
(なぜかプレミア試写会じゃないのね。)
大物ハリウッド俳優のゲストなので、マスコミカメラがいっぱいいましたよ。
司会は、日テレの小熊アナ。
黒のTシャツと黒のジャケットにジーンズで、デンゼル・ワシントンが登場。
顔が細くて、長身の足長で、かっこいいー。
役のために体重を25ポンド増やしたけど、今は元に戻ってますとジャケットの前を開いて、おなかが出ていないのを見せました。
撮影で一番大変だったのは、ねずみだったそう。
この日は、国立競技場駅で日本語でアナウンスをしたり、品川の鉄道博に行ったとの事。
特に好きな日本食は、てんぷら。
日本のファンに感謝の言葉を述べてました。
マスコミのフォトセッションになって、小熊アナが目線の方向を指示していたのですが、左右だけでなくうしろ向きになったりして、ユーモラスでした。
普通、立ち位置から目線だけ方向を変えたりしますが、右にと言われた時には、体の方向も変えた上に、大きく一歩前に出て手を振ったりしていましたよ。
とっても気さくでユーモアもあって、なかなか楽しい舞台挨拶でした。
↓YouTubeに舞台挨拶の動画がありました。
さて映画の前半は、ガーバーとライダーのやり取りにハラハラドキドキ。
お互い相手の情報を聞き出そうする交渉術が見所です。
ライダーは本当に乗客を殺す気なのかとか、ガーバーはなんて答えるのかとか、すごい緊迫感でした。
ガーバーは、中年体形の普通のオヤジ。
管理職なのに、日本へ車両に買い付けに行ったときに、賄賂を受け取ったのではと疑われて左遷され、司令室勤務になったという経緯があります。
ライダーは、似たもの同志じゃないかと、ガーバーに親近感をいだくんです。
後半の見所はアクション。
予定の時間までに現金を運ぼうと、疾走する車とバイク。
トニー・スコット監督ですから、ヘリも登場しますよん♪
ガーバーが現金の運び役にライダーから指名されて、一味と合流してからも、ハラハラドキドキの連続。
生命の危険を感じながら、必死に行動するガーバーに見入っちゃいました。
ライダーの本当の狙いや犯行動機は、伏線からわりと早く推測できます。
ガーバーが完全な善人ではないのが、面白い設定ですね。
ガーバー、ライダー、市長と、登場人物たちが完全な善と悪の対決ではないんですね。
人間誰しも善と悪が同居していて、どういう選択をするかで人生が決まるんですね。
人質の乗客で、ノートパソコンで彼女と話している男の子が、なかなかイケメンでした♪
「チェンジリング」の犯人役の人も、乗客のひとりでした。
市長にジェームズ・ガンドルフィーニ。
ガーバーに交渉を指示するカモネッティ警部補に、ジュン・タトゥーロ。
「トランスフォーマー/リベンジ」でサムのルームメイト役だったラモン・ロドリゲスも、司令室の職員で出演していました。
(鑑賞日8月20日)
« トランスポーター3 アンリミテッド | トップページ | 宇宙へ。 (吹き替え版) »
「【映画】さ行」カテゴリの記事
- ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023.10.03)
- ザ・ホエール(2023.05.01)
- シャザム!~神々の怒り~(2023.03.28)
- ザリガニの鳴くところ(2022.12.25)
「プレミア試写会」カテゴリの記事
- ヴァレリアン 千の惑星の救世主 ジャパンプレミア(2018.05.08)
- アサシン クリード スペシャル・スクリーニング(2017.02.18)
- キング・オブ・エジプト ジャパンプレミア(2016.09.03)
- スーサイド・スクワッド ジャパンプレミア(2016.08.29)
- 追憶の森 ジャパン・プレミア(2016.04.28)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: サブウェイ123 激突 (試写会):
» サブウェイ123 激突 奥さんの云うことはちゃんと聞きなさい! [労組書記長社労士のブログ]
【 44 -10-】 大阪労働大学に行きだしてから、週に2日(たまに3日)が潰れてしまうので、その他の日に仕事や用や飲み会やらが押し込まれてしまってなかなかフリーな日がない。
たまに友人から「飲みに行こうよ、いつが空いてる?」って聞かれて、「えーっと2週間後の・・・」「もういいっ{/ari_2/}」ってな感じで。
そんなんだから割合に間近になって当選通知が来る試写会ってのは、せっかく当たってもちっとも行けない{/body_deject/}
しかし久しぶりにちょうど良い日にすっぽり試写会がはまってくれ... [続きを読む]
» 『サブウェイ123/激突』 [つれづれなるままに]
昨日は、uhb映画試写会 『サブウェイ123/激突』に行ってきました。 あのジョ [続きを読む]
» 「サブウェイ123 激突」オッサン2人…激突! [シネマ親父の“日々是妄言”]
記事投稿日時 2009年8月27日0:30
※上映開始日を投稿日時に設定。上映開始1週間後まで固定。
デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ豪華共演!そして監督はトニー・スコット!!何とも豪華な顔合わせだこと。「サブウェイ123 激突」(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。NYの地下鉄を舞台に繰り広げられる、“オッサンの熱い攻防(^^;”。さあ、勝つのはどっちだ?
ニューヨーク地下鉄の運行司令部で、指令係として勤務するガーバー(デンゼル・ワシントン)は、或る日の午後ぺ... [続きを読む]
» サブウェイ123 激突 / THE TAKING OF PELHAM 123 [我想一個人映画美的女人blog]
{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/}
←please click
1974年の『サブウェイ・パニック』を
『トップガン』他数々の名作&大作を送り出してきた名匠、
トニー・スコット監督(65)がリメイク!
(兄はリドリー・スコット。)
来月公開、試写にて鑑賞☆
当初の邦題はサブウェイ123だったのにいつの間にか「激突」が追加。
列車は激突はしてませんが 主演お二人が演技で激突{/m_... [続きを読む]
» サブウェイ123 激突 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
デンゼル・ワシントンもジョン・トラヴォルタも好きなので観に行きました〜【story】午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)と名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくるが― 監督 : ト二ー・スコット 『... [続きを読む]
» サブウェイ123 激突 [映画君の毎日]
<<ストーリー>>午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム発1時23分の電車が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ラ... [続きを読む]
» サブウェイ123 激突 [勝手に映画評]
1974年の映画『サブウェイ・パニック』のリメイク。ただし、設定は異なっており、ガーバーが、鉄道警察官からMTAの輸送司令になっている。
ガーバーを演じるのは、アカデミー俳優のデンゼル・ワシントン。彼は、わざわざ太って役作りに励んだという。その役作りの成果は、ぽっちゃりとした、中年のサラリーマンと言う風貌ではっきりと画面で見ることが出来ます。
犯人のライダーはジョン・トラボルタが演じています。それにしても彼は、ヒーロー役から、悪役まで幅が広いですねぇ。この作品でも、非情で冷酷、そして少しイってし... [続きを読む]
» サブウェイ123 激突 [だらだら無気力ブログ]
1974年の『サブウェイ・パニック』をトニー・スコット監督がリメイク。 ニューヨークの地下鉄をハイジャックした犯人と身代金の交渉役を務める ことになった地下鉄職員との緊迫感溢れるやりとりを描く。 ハイジャック犯をジョン・トラヴォルタが、犯人と交渉することになっ..... [続きを読む]
» サブウェイ123 激突 [LOVE Cinemas 調布]
『アメリカン・ギャングスター』のデンゼル・ワシントンと『ヘアスプレー』のジョン・トラボルタという豪華2大スターが共演!1974年の『サブウェイ・パニック』を監督は『トップ・ガン』のトニー・スコット、脚本を『ボーン・スプレマシー』、『ミスティック・リバー』のブライアン・ヘルゲランドが担当でリメイクした。ニューヨークの地下鉄を舞台にした緊迫感溢れるクライム・サスペンスムービーです。... [続きを読む]
» 「サブウェイ123 激突」(2009) [choroねえさんの「シネマ・ノート」]
アメリカでは今一つの成績だったと聴いたのですが、個人的には結構楽しめました〜♪
これは何と言っても、主演二人で成り立っている映画ですね!ほとんどリアルタイムで進むこういう作品が好きなせいもありますが、緊迫感もあってまさに手に汗握る展開にドキドキしました。
オリジナルの「サブウェイ・パニック」はTVで観たような気もするのですが、全く内容は覚えていません。従って、比べることをせずに観たのもよかったのかもしれません。(^^ゞ
ストーリーはわかりやすく、犯人は一体何が目的なのか、どういう理..... [続きを読む]
» 「サブウェイ 123 激突」奪う者と守る者が静かに激突する [soramove]
「サブウェイ 123 激突」★★★☆
デンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタ、ジョン・タートゥーロ主演
トニー・スコット監督、105分、2009年、アメリカ
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
「ニューヨークの地下鉄が4人組の男にハイジャックされ、
59分以内に市長に1,000万ドル用意しろと要求。
その連絡役に最初に無線で話をした
地下鉄職員のガーバ... [続きを読む]
» サブウェイ123 激突 [映画通の部屋]
「サブウェイ123 激突」 THE TAKING OF PELHAM 1 2 3 [続きを読む]
» 「サブウェイ123 激突(THE TAKING OF PELHAM 1 2 3)」映画感想 [Wilderlandwandar]
フリーパスポートで見放題なのでこちら「サブウェイ123 激突(THE TAKING OF PELHAM 1 2 3)」も [続きを読む]
» ★「サブウェイ123 激突」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
いよいよTOHOシネマズのシネマイレージ6000ポイントを使って、
1ヶ月フリーパスをゲット。
1ヶ月間観まくるぞーーーって事で、初日は4本観ちゃいました。
その1本目。
[続きを読む]
» 「サブウェイ123 激突」 [ハピネス道]
JUGEMテーマ:映画nbsp;
デンゼル・ワシントン VS ジョン・トラボルタ“激突”というサブタイトルはこの二人の駆け引きだったともとれる、スリリングなサスペンスでした。トニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンの組み合わせは「マイ・ボディガード」「デジャブ」に引き続き3本目ということもあってか、デンゼルの持ち味が100%活かされている、見応えあるドラマでした。トラボルタはハイテンションな悪役が板についてきました。去年の「ヘアスプレー」から思えば、カメレオン俳優というカテゴリに入... [続きを読む]
» 『サブウェイ123 激突』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「サブウェイ123 激突」□監督・脚本 トニー・スコット □脚本 ブライアン・ヘルゲランド □原作 ジョン・ゴーディ □キャスト デンゼル・ワシントン、ジョン・トラヴォルタ、ジョン・タトゥーロ、ルイス・ガスマン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、マイケル・リスポリ、ベンガ・アキナベ■鑑賞日 8月30日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 『サブウェイ・パニック(1974) 』のリメイク版。 今回はト... [続きを読む]
» 映画:サブウェイ123 激突 [よしなしごと]
トニー・スコットの3年ぶりの監督作品。そして好きな俳優が主役として2人も登場している。これは観なくては!とサブウェイ123 激突を観てきました。 [続きを読む]
» 【映画】サブウェイ123 激突…トラボルティング微減 [ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画]
九州よりも東京の日没が早いのが違和感だったピロEKです。
今週は夜勤週。お仕事は多めです
毎年この時期は少し忙しいらしく、去年のこの頃からコメントへの返事が停滞…未だに... [続きを読む]
こんにちは~♪
デンゼルとトラさんなので少し期待したんですけどね~
序盤は結構ハラハラして面白かったのですが、終わってみたらちょっとシラケちゃってたなぁ~
チラシなどで謎を煽っていましたが、あまり関係なくて肩透かし気分を味わったみたいです。
投稿: 由香 | 2009年9月 9日 (水) 09:46
★由香さん
謎は早くに推測できてしまい、大したことなかったですね。
見所はワシントンとトラボルトの演技対決でしょうか。
投稿: 風子 | 2009年9月 9日 (水) 09:52
ワシントンの舞台挨拶を見ました。
役では体重を増やして、普通のおじさんを演じていたけど、やはり実際は素敵ですねっ。
ユーモアもあって、サービス満点。
作品は人間誰しも善と悪の面を持っているとしたのが良かったです。
が、映像がスタイリッシュで、スピーディなのがこの映画の一番の良さかな?と思いました
投稿: 紫の上 | 2009年9月14日 (月) 10:48
★紫の上さん
そうなんです。実際のデンゼル・ワシントンは、素敵な男性でした。
>映像がスタイリッシュで、スピーディなのがこの映画の一番の良さかな?と思いました
そうですね。トニー・スコット監督といえば、やっぱりアクションですからね。
投稿: 風子 | 2009年9月14日 (月) 11:05