サロゲート (試写会)
生身の触れ合いが一番
公式サイト http://www.movies.co.jp/surrogate
1月22日公開
グラフィック・ノベルの映画化
監督: ジョナサン・モストウ 「ターミネーター3」「U-571」
人間の脳神経細胞をスキャンして動く“サロゲート”と呼ばれる身代わりロボットが開発され、人類は自宅からそれを遠隔操作するだけで、社会生活をサロゲートに代行させている近未来。
伝染病や人種差別、犯罪が激減し、事故にあってもサロゲートが破損するだけで、使用者本人には、何の影響もない。
しかしサロゲートが破壊され、その持ち主も死亡するという殺人事件が発生した。
いったい、なぜこんな事が。
FBI捜査官のグリアー(ブルース・ウィリス)とピータース(ラダ・ミッチェル)は、犯人を追う。
サロゲートはオーダーメイドで、性別も容姿も思いのまま。持ち主と似ているものもあれば、全く違うのを使用している人もいる。
ブルース・ウィリスは、やっぱりハゲを気にしているのかしら。(笑)
わたしなら、ハル・ベリーのプロポーションが欲しい(爆)
殺されたのは、サロゲートの開発者で大手メーカーVSI社の創業者だった、キャンター博士(ジェームズ・クロムウェル)の一人息子。
死亡時、彼は父親のサロゲートを使用していた事から、犯人の狙いは博士か?
キャンター博士に、事情を聞きに行くグリアー。
グリアーは捜査官のせいか、彼のサロゲートは、身体能力もすごいです。ピータースのも同じ。
サロゲートの使用で、差別や犯罪が激減していると設定しているけど、これには疑問だわ。
何をしても自分も相手も傷つかないから、ひどくなるような気もします。
伝染病は減るかもしれないけれど、サロゲートはベッドに寝て操作するし、自宅から出ないんじゃ、みんなメタボになっちゃうんじゃないの?
当然、サロゲート使用に反対する人達もいて、そういう人権擁護団体が、サロゲート拒否の独立区を全国に設置。排斥運動を指導者する<預言者>(ヴィング・レイムズ)もいます。
その独立区域内まで犯人を追い詰めましたが、グリアーのサロゲートが壊されてしまう。
停職になり、サロゲートの使用も禁止され、グリアーは生身の体で捜査を続けます。
事件の捜査の他に、グリアー夫妻の仲も、このサロゲート社会への問いかけになっています。
グリアーはサロゲートの使用には消極的だけど、妻(ロザムンド・パイク)は、ある出来事から心を閉ざし、サロゲートを使用するだけで自室から出ないし、夫とも生身で接触しようとしません。
人が直接触れ合う事が少なくなった社会への警告でしょうか。
テクノロジーは便利だけど、それに精神的に支配されてしまってはだめよね。
現在でもメールも便利だけど、メールでしかやり取りしない家族なんてどうよって思うし、直接のコミュニケーションの不足が、いろんな問題を生んでいますよね。
内容にそれほど目新しさはないし、アクショクも今ひとつ。
これだから、アメリカでの興行収入も上がらなかったのね。
ブルース・ウィリス インタビュー
(鑑賞日1月16日)
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☆これ、素晴らしいですね。
色んな意味でいい。
先ずは、ジョナサン・モストウ監督的にである。
私は、ジョナサン・モストウ監督『ターミネーター3』の完成度は低いとは思っていない。
女性ターミネーターや、物語の終幕の余韻など、『1』『2』に劣らないと思っている。
『4』の評価と同じで、映画似非保守は、今後も『ターミネーター』の続編が出来ると、永遠に酷評し続けるのであろう。
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ジョナサン・モストウ 監督、89分 、 2010年1月22日 公開、2009年、アメリカ
(原題:SURROGATES)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
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こんばんは♪
私ならケイト・ベッキンセールがいいです~顔が好き(笑)
ブルースさん、まずは髪が欲しかったんですね^^
あまり新鮮味を感じないのとどこかで観たような~な感じで普通でした。
投稿: yukarin | 2010年1月22日 (金) 22:44
★yukarinさんは、ケイトの顔がいいですか。(笑)
内容に新鮮味がないけど、このキャストだし、なんかもう少し面白くできたのではないかなあと思いました。
投稿: 風子 | 2010年1月23日 (土) 14:24
インタビューのところが、アクションが見ものだっていってるけど、まあ正直言っちゃうと、ぼちぼちかなと。(笑)
とうかアクションだけなら「マッハ!」の方が凄いぞ!と。^^;
といいつつも、この設定と、深みのないシンプルな流れが結構気に入ってます。(笑)
投稿: KLY | 2010年1月23日 (土) 18:23
風子さん
今晩は☆彡
TB&コメントありがとうございました。
綺麗なブルースにちょっと違和感を感じてしまいました。
やっぱりよれよれのブルースが良いですね。
ズラもやめて欲しいなあと思います。
投稿: mezzotint | 2010年1月23日 (土) 20:25
★KLYさん
突っ込みいれながら、ぼちぼちといいながらも、結構相性よかったですか。(笑)
★mezzotintさん
スキンへッドで、生身で傷だらけのアクションが、ブルースには似合いますよね。^^
投稿: 風子 | 2010年1月23日 (土) 22:07
予告を一回も見ずに見れたという貴重な経験で、目新しかったのですが、話は目新しくなかったですね。
あの金髪ふさふさでお出になったときは、思わずひいてしまいました。
監督も人が悪いですね。
別にそんなに短くしなくてもいいから、もうちょっと丁寧に描いてほしかったです。
あれじゃ、TV放映用のカット入りまくりに見えましたよ。
投稿: sakurai | 2010年1月25日 (月) 16:11
★sakuraiさん
金髪ふさふさではない方が、ブルースらしいくてかっこよかったですよね。(笑)
話より、アクションにもっと重点を置いてもよかったかも?(爆)
投稿: 風子 | 2010年1月25日 (月) 16:29
風子さんコメントありがとう
仰る通り、息抜きに「かるーく」観る映画ですよね。同感です。
最初はあの刑事がブルースだと気が付きませんでしたもの。
ブルースもニコラスもショーンコネリーも、やはり地のままがいいですよね。ブルースはそれなりにコンプレックスをもっているのでしょうかそれともジョークなのかな。
投稿: ケント | 2010年1月30日 (土) 10:25
★ケントさん
男性にとって、ハゲは悩みなのでしょうねえ。
>ブルースもニコラスもショーンコネリーも、やはり地のままがいいですよね。
下手に隠すより、地でいってほしいです。(笑)
投稿: 風子 | 2010年1月30日 (土) 14:47