ニューヨーク，アイラブユー

ニューヨークの街で



公式サイト　http://www.ny-love.jp　

「パリ、ジュテーム」のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイが、今度はニューヨーク版を製作。
キャストが豪華

１０人の監督がそれぞれの物語を作り、ランディ・バルスマイヤー監督が、つなぎのストーリーを担当。

プロデューサーから撮影日数は各監督２日、視覚的にニューヨークと特定できる、広い意味での愛の出会いが描かれていなければならないなどの規定があったそうです。

監督：　チアン・ウェン　「鬼が来た」
出演：　アンディ・ガルシア　ヘイデン・クリステンセン　　レイチェル・ビルソン



スリと大学生と大学の先生

アンディ・ガルシアはさすがの貫禄。
スリ小僧なんてかるーくあしらわれちゃう。

でも、ヘイデン君可愛い
やっぱり美形よん。


監督：　ミーラー・ナーイル　「その名にちなんで」
出演：　ナタリー・ポートマン　イルファン・カーン



ジャイナ教徒のダイヤモンド商人と、ユダヤ教徒の仲買人

ナタリー綺麗だもんね。妄想しちゃうのも無理ない。(笑)


監督：　岩井俊二　「花とアリス」
出演：　オーランド・ブルーム　　クリスティーナ・リッチ



アニメ映画の音楽作りをしている作曲家と監督のアシスタント

オーリーの、ヨレヨレで穴だらけの白いＴシャツは自前。
「ゲド戦記」は岩井監督の好きな作品で、監督自ら使用許可を取ったらしいです。


監督：　イヴァン・アタル　「ぼくの妻はシャルロット・ゲンスブール」
出演：　イーサン・ホーク　　マギーＱ



路上でタバコの火を貸した女性を、必死に口説こうとするイーサンですが．．．
おバカ～～　情けなーい　(≧ｍ≦）


出演：　クリス・クーパー　　ロビン・ライト・ペン



こちらもタバコの火を貸すけど、ふたりの本当の関係が明かされます。


監督：　ブレット・ラトナー　「X-MEN：ファイナル ディシジョン」
出演：　アントン・イェルチン　　ジェームズ・カーン　ブレイク・ライブリー　　オリヴィア・サールビー



彼女にふられて、プロムに行く相手がいないアントンくんは、彼を気の毒に思った薬局の店主の娘と行くことになりました。

このオチが一番意外でした。
アントンくんめっちゃ可愛い～。
バックに流れる、Ｓ＆Ｇのニューヨークの少年もぴったり。

監督：　アレン・ヒューズ　「フロム・ヘル」
出演：　ブラッドリー・クーパー　　ドレア・ド・マッテオ



行きずりで関係を持った相手に、また会いたいと思うふたり。
もしかして、運命の相手か？


監督：　ジェカール・カプール　「エリザベス」
出演：　シャイア・ラブーフ　　ジュリー・クリスティ　　ジョン・ハート



ホテルにチェックインした元オペラ歌手と、足腰の悪いボーイ。

シャイアの役が、どういう意味なのかわかりませんでした。
過去の出来事の回想？　架空の出来事？
シャイアの押さえた演技がいいですわ。


監督：　ナタリー・ポートマン
出演：　カルロス・アコスタ　　ジャシンダ・パレット



ナタリーの初監督作品。
人種に対する偏見ですね。
写真の男性と女の子の関係は．．．

カルロス・アコスタは、キューバ出身の有名バレエダンサー。劇中でダンスも披露してくれています。


監督：　ファティ・アキン　「そして、私たちは愛に帰る」
出演：　スー・チー　　ウグル・ユーセル



漢方薬店で働く娘に恋をする初老の画家
切ないけど、どこか光も感じられて、この監督らしい。


監督：　ジョシュア・マーストン　「そして、ひと粒のひかり」
出演：　イーライ・ウォラック　　クロリス・リーチマン



結婚６３年の夫婦

なんだかんだと文句を言いながらも、寄り添うふたりが素敵。
こんなジジババ、理想かも。


監督：　ランディ・バルスマイヤー　「プラダを着た悪魔」
出演：　ジャスティン・バーサ　　エミリー・オハナ



付き合って２年のカップル。
付き合ってからどこにも連れて行ってくれたことないじゃないのと、彼氏にぼやく彼女。

彼氏にこんな事を、言ってもらいたいわよねえ～。


オムニバスだけど、冒頭はタクシーに乗り込むブラッドリー・クーパーとジャステイン・バーサだったり、ドレア・ド・マッテオが薬局の常連だったり、群像劇風にもなっていますね。

主役はニューヨーク


行ったことがあれば、登場する風景の場所もわかって、楽しいでしょうね。


隣りの席のじいちゃんが、ほとんど寝てたのよ。
寝息がいびきになりそうになると起きるんだけど、ちゃんと起きていたのは(寝息が聞こえなかった)、エロいシーンだけ。
まったく　┐(￣－￣）┌

(鑑賞日３月１日)