ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い
名作オペラ誕生の物語
公式サイト http://www.don-giovanni.jp
18世紀のヴェネツィア。
ロレンツォ・ダ・ポンテ(ロレンツォ・バルドゥッチ)は、聖職者でありながら放蕩生活にふけり、ヴェネツィアを追放され、ウィーンに新天地を求めた。友人カサノヴァの紹介でサリエリと会い、そして新進作曲家のモーツァルトと出会うと、新作オペラの創作に取り組む。
モーツァルトの有名なオペラ“ドン・ジョヴァンニ”
これの前の“フィガロの結婚”で、人気劇作家となったロレンツォ・ダ・ポンテ。
オペラを知らなくても、音楽好きの人なら楽しめると思います。
台本にはカサノヴァも参加していて、“ドン・ジョヴァンニ”は彼の事となっていますが、実はポンテ自身を反映させています。
原題も、私がドン・ジョヴァンニという意味らしいですから。
ロレンツォ・ダ・ポンテの現実の生活と、オペラの創作の世界が、一緒に展開して行きます。
現代でも映画の台本などは、諸事情により書き直されたり、変更を余儀なくされる事があると思いますが、ポンテのオペラの台本も、ふと浮かんだアイディアを取り入れたり、嫉妬深い女フェラレーゼに役を与えなくてならなくなり、作り出したキャラクターとかあって、面白いです。
“ドン・ジョヴァンニ”のラストも、放蕩三昧を改心させるのか否か。
純粋なアンネッタは、ポンテにとって運命の女性。
女好きを返上し、彼女だけを愛する。
ロレンツォ・バルドゥッチは、鼻筋と口元が綺麗な俳優さんですね。
バンパイアメイクをしたら、すっごく綺麗なる顔立ちではないかと思いました。
是非、ヴォルトゥーリ族に加わって欲しい。(爆)
(鑑賞日4月14日)
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「プリンス・オブ・ペルシャ」 より先に観たのに、感想は前後してしまいました。^^;
公開から1ヶ月半以上経ち、劇場鑑賞は半ば諦めていたのですが、何とか滑り込みで観ることができました。歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の誕生秘話のようなお話ということで、予告を観た時から楽しみに期待していた通り、これは面白かったです♪(^^)
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オペラの解説付きの上映でした! [続きを読む]
途中で眠くなりました。
でもそれはこの作品の音楽が優れている証拠です!言い訳じゃなくて、そうなのです!ということにして置いてください。^^;
オペラを知らなくても、誰しも知ってるモーツァルトの曲が流れたりして、何となく配慮もしてくれているのかなって思ったりしました。
投稿: KLY | 2010年4月15日 (木) 00:39
★KLYさん
音楽に聞きほれて、うとうとしましたか?(爆)
映画だとオーケストラの音も、聞きごたえありますね。
投稿: 風子 | 2010年4月15日 (木) 20:12
あはは。イタリア編で、ぜひ登場してもらいたかったですね。
素敵なお顔立ちでした。
実物のダ・ポンテさんは、それほどのハンサムでもなかったらしいですが。
音楽を十二分に楽しめました!
投稿: sakurai | 2010年7月27日 (火) 20:50
★sakuraiさん
本物のオペラ歌手の方々が出演しているので、音楽と歌は聞きごたえがありましたね。
投稿: 風子 | 2010年7月28日 (水) 06:30