L プロジェクト
作品サイト こちら
あまりみないジャンルのところにあったので、ポール・ウォーカー主演なのに、知りませんでした。
なんの前知識もなしで見たのが、よかったと思います。
原題は“The Lazarus Project”
邦題の“L”は、キリストが蘇生させたラザロを意味します。
ベン(ポール・ウォーカー)は出所後、妻と幼い娘と暮らし、真面目に働いていた。しかしやっと保護観察期間が終わったら、突然職場を解雇されてしまい、弟に誘われて、また犯罪に手を染めてしまう。
強盗には入ったが、人を殺してはいないのに、殺人罪で有罪となり、薬剤による死刑となった。
死刑が執行されたはずなのに、またベンが登場するので、あの世とこの世の間の話なのかなと思いましたが、話が進むとそうではなさそう。
現実なのか、夢、幻なのかわからないところは、シャッターアイランドのよう。フラッシュバックもあるし、どれが真実なのか最後までわかりません。
場所も田舎の精神病院で、ベンはそこの管理人として、色々な雑用をする仕事に就いています。
もう一度生きるチャンスを与えられたとは、どういうことなのか。
ベンは服役中に生まれた娘をとっても愛していて、2度と妻子と離れたくないと思っているのに、家族のことは忘れて、ここで生きろと言われる。
実はベンの寝タバコが原因の火事で、妻子は亡くなり、そのショックで犯罪を犯してつかまったと、院長から聞かされる。
そう、精神治療が必要な患者だったというわけ。
その話を聴かされて大ショックなベン。
しかし、野良犬と遊んだフリスビーを見つけ、自分の記憶が幻想ではなく現実だと確信し、こっそり調べていくと、自分がなぜここにいて、何をされたのかを知ります。
そういうプロジェクトだったのか。
衝撃の事実のあとに、もう一展開あって、楽しめました。
死刑執行前の娘とベンの会話に泣けます。
もちろん、管理人となってからのポールにも、感情移入できるし。
生き直すチャンスを与えられても、愛する家族と離れているのは辛いわよね。まあでも、死刑になっていれば永久に会えないけど。
ポールのファンなので、ラストは満足。
これから無事に生活していけるのかとは思うけど。(笑)
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【THE LAZARUS PROJECT】 2008年劇場未公開 アメリカ 98分監督・脚本:ジョン・グレン出演:ポール・ウォーカー、パイパー・ペラーボ、ランベール・ウィルソン、ボブ・ガントンStory:犯 ... [続きを読む]
こんばんは、風子さん!
根底にある計画の趣旨がよく分からなかったりはしたんですけど、意外に楽しめる作品でした♪
こういう俳優ありきでレンタル探してると、思わぬ掘り出し物に当たったりするから面白いですよねww
投稿: ともや | 2010年10月11日 (月) 03:04
★ともやさん
未公開映画は、事前情報があまり耳に入らずに見られるので、こういうサスペンスタッチの物には、よかったと思いました。
なかなかの拾い物でした。
投稿: 風子 | 2010年10月11日 (月) 06:17