ザ・タウン (試写会)
また会える ここか あの世で
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/thetown
2月5日公開
原作: 「強盗こそ、われらが宿命」 (チャック・ホーガン著 上巻・下巻)
監督・主演: ベン・アフレック
ボストン北東部のチャールズタウンは、アメリカでどこよりも多く銀行強盗事件が発生する。そこに暮らす若者達は、愛情と憎しみをこめて、その街を“タウン”と呼ぶ。
この街から抜け出すつもりだったダグ(ベン・アフレック)は、プロホッケーの選手になる夢は破れ、今は強盗グループのリーダー的存在。ある銀行襲撃の際、仲間のジェム(ジェレミー・レナー)が支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質に取った。彼女を途中で解放したが、彼女がチャールズタウンの住人だったことを知り、ダグは状況を確認するために、正体を隠して彼女に近づく。
クレアはダグが犯人の一味とは気づかず、2人は思いがけず、恋に落ちてしまう。
これは良くできていました!
久々におすすめしちゃうわ。
是非是非、あまり事前に情報を入れずに見に行って欲しいです!
「ゴーン・ベイビー・ゴーン」も良かったけど、ベン・アフレックに監督としての才能があるとはねえ。
読めない展開はとってもスリリングだし、警察とのカーチェイスや銃撃戦のアクションシーンも、見ごたえありました。
人間ドラマも泣かせますぅ。
チャールズタウンでは、犯罪が家業。ダグの父親も強盗で、40年の刑で服役中。仲間を売れば刑期は短縮されたが、“タウン”の連中は、絶対に仲間を売らない。
もともとダグは、この街から出て違う人生を送りたいと思っていたが、なかなかままならない。
そんな中、クレアの動向を監視するために彼女に近づいたが、彼女に惹かれていく。
強盗から足を洗おうとしますが、元締めのファーギー(ピーター・ポスルスウェイト)は、それを許しません。クレアを殺すとダグを脅して、強盗を続けさせます。
一方強盗事件を捜査するFBIのフローリー(ジョン・ハム)は、ダグ達が容疑者らしいと突き止め、証拠を手に入れようと、彼らの動向を見張ります。しかし、なかなか彼らを逮捕できません。
ジェムの妹クリスタ(ブレイク・ライブリー)や、クレアを利用して、ダグ一味を捕まえようとします。
クリスタはシングルマザーで、ヤクの売人でもある。自身もヤク中でアル中。以前ダグと付き合っていた事があり、彼に未練がある。FBIから、ダグとクレアの関係を聞かされます。
クレアはFBIからダグが容疑者の一人だと聞かされて、愕然とします。彼女は警察に協力するのか否か。
ダグが幼い頃に、彼の母親は家を出て行きましたが、その真相も驚き。
ジェレミー・レナーがこの作品で、米アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされましたね。
ジェムはヤクザな男だけど、仲間との情には厚い。殺人罪で9年服役したが、ダグを助けるための殺人だった。また刑務所に入るくらいなら、死んだ方がましと思っている。
ダグの父親には、クリス・クーパー。
レッドソックスの本拠地、フェンウェイパークでも撮影されていますが、ボストン子でレッドソックスファンで知られるベン・アフレックだったので、シーズン中にもかかわらず、撮影が許可され、チームも全面的に協力してくれたそうです。
この日の試写会は某テレビ局主催で、局の女子アナが作品と、スポンサーの商品の紹介をしたのですが、ひどくつっかえつっかえだし棒読み。
緊張のせいなのか練習不足なのか知らないけど、実にひどかったわぁ。
帰りに、スポンサーの商品亀田の柿の種をもらいました♪
(鑑賞日1月27日)
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こんばんは。コメントありがとうございます。
面白く観たのですが、いわゆる大絶賛とは思えなかった私です。
ごめんなさい。
むしろ私はお話よりメイン3人の俳優が気に入ってます。
それぞれキャラ立ちしていて、尚且つカッコイイ。
正直ジェレミーとかベンもいわゆるイケメンってほどでは無いと思
うんです(失礼!)けど、男的に惹かれるというか…。
他の作品を観ていないので何とも言えませんが、ジェレミーは念願
のオスカーはどうでしょうねぇ。
投稿: KLY | 2011年2月 3日 (木) 02:31
★KLYさん
ストーリーに突っ込みたい部分もありますが、ハードボイルドな感じが気に入っています。
ジェレミーはまだ若いですからね。オスカーの行方も気になりますね。
投稿: 風子 | 2011年2月 3日 (木) 13:51
こんにちは、風子さん
いつもありがとうです。
なぜか完全なる〜の方はアクセスできないためこちらにお邪魔です。
わたしもこの作品は好きです。
でも感情移入はまるでできず(笑)
ジェレミーレナーがオスカーとるのを祈ってます☆
ファンてわけじゃないけど
投稿: mig | 2011年2月 3日 (木) 17:13
★migさん
完全なる報復は、まだ記事をUPしていません。
ボストンの様子を熟知しているアメリカ人には、この作品はリアリティーがあるのでしょうか。
わたしもジェレミーは特にファンではありませんが、今後も注目の俳優さんですね。
投稿: 風子 | 2011年2月 3日 (木) 22:18
こういうスリリングな作品は大好きです。
ベン・アフレックの才能をこれで確信しましたよ。
ダグとクレアがふたりでいるところにジェムが突然やって来たシーンは
タトゥーが見られないかとハラハラさせる上手さは絶品でした^^
投稿: ituka | 2011年2月 8日 (火) 00:34
★itukaさん
ずっと次はどうなるのかと思いながら見ていました。
ジェムのタトゥーも、クレアに見られてしまうのかどうかハラハラしましたね~。
投稿: 風子 | 2011年2月 8日 (火) 09:11
昨日見てきましたが、見応えありましたね。
どのような展開になるのか、興味津々でした。
でも、凄まじい家業ですね。
お母さんの最後を聞かされたシーンは、見ている私も体が凍ってしまいました。
殺人だけはしない・・・と言っていたが・・・をした気持ちは分かりますね。
で、ベン・アフレックの監督としての才能を感じた作品でもありますね
投稿: 紫の上 | 2011年2月 8日 (火) 19:09
★紫の上さん
原作との違いも知りたいなと思いました。
マット・デイモンも、ベンに俺を出演されてくれって言っているそうですよ。(笑)
ベンは監督業を続けるだろうから、いずれマットも出演するかもしれませんねえ。
投稿: 風子 | 2011年2月 8日 (火) 20:07
こんばんは~風子さん。
私はこのラストがちょっとだったけど、ベンの才能は強く感じました。
この人、きっといつか物凄い作品作るんじゃないかなぁ~と。
俳優さん達がみんな良かったですね♪
シスターの覆面は夢に出そうです(爆)
投稿: オリーブリー | 2011年2月 8日 (火) 22:23
★オリーブリーさん
ベンの今後の監督作も注目ですね。
骸骨の覆面は、ベンが実際に警察から見せられた写真をヒントに作ったとか。
投稿: 風子 | 2011年2月 9日 (水) 08:46
よく出来てましたね。
若干、監督主演のナルの部分はありましたが、全体のバランスも取れてて、迫力のカーチェイスに、FBIとか警察の描き方とかもうまかった。
ボストンって街をよく知ってる人ならではの描き具合も良かったです。
ピートさんの見納めってのも心して見てました。
投稿: sakurai | 2011年2月11日 (金) 21:34
★sakuraiさん
ピーター・ポスルスウェイトさんが亡くなられたのは残念ですよね。
でも、映画は残りますからね。
投稿: 風子 | 2011年2月12日 (土) 11:12