ナルニア国物語／第3章：アスラン王と魔法の島

誘惑に負けるな

公式サイト　http://movies.foxjapan.com/narnia3

監督：　マイケル・アプテッド　「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」

兄ピーターと姉スーザンがアメリカに滞在中、エドマンド(スキャンダー・ケインズ)とルーシー(ジョージー・ヘンリー)は、意地悪ないとこのユースチス(ウィル・ポールター)の家に預けられていた。ある日、寝室の壁にかかった絵から水が溢れ出し、エドマンド、ルーシー、ユースチスの３人は、ナルニアの海に導かれ、ナルニアの王となり朝びらき丸に乗っている、カスピアン(ベン・バーンズ)と再会する。
カスピアンは行方不明になった７卿を捜して、離れ島諸島を目指していた。

去年映画館に置いてあったペーパークラフトを作って、公開を待っていましたよ。
３Ｄ字幕版で見てきました。

公開に合わせて前２作のテレビ放映がありましたが、第２章の決闘を申し込む場面で、ピーターが離れ島諸島の帝王という文言がありました。ちゃんとナルニアの領土として触れていたんですね。

第１章では白い魔女、第２章ではテルマール人に支配されていたナルニア。今回はカスピアンが呼んでいないのに、なぜエドマンド達はナルニアへ導かれたのか。
その理由は、島を巡るうちにわかってきます。



今回の任務は、邪悪な緑の霧の誘惑に負けずに、７卿の剣をラマンドゥの島のアスランのテーブルに置き、悪の魔法を解くこと。

離れ島諸島には、色んな島があるんですね。
奴隷商人がいる島、のうなしあんよがいる島、どんな物も黄金に変えてしまう水がある島。

緑の霧が心の奥にあるどんな願望や怖れにつけ入ろうとするかというと、

お年頃のルーシーは、姉のような美人になりたい。

いつも二番手のエドマンドは、一番の支配者になりたい。
ピーターがいなくなっても、今度はカスピアンがナルニアの王となっていて、自分も王なのに、指図される立場なのが不満。

カスピアンは、王としての自分に自信がないのでしょうか。原作は未読なので、はっきりわかりませんでした。

性格が超悪いユースチスは、呪いでドラゴンに姿を変えられてしまいますが、その体験が彼を精神的に成長させます。
彼に優しく接するリーピチープがいいですね。性格が一番ハンサムですよ。

アスランが出てきて解決するのだろうとわかっていても、ベン・バーンズやジョージーちゃんが好きなせいもあると思いますが、アクションシーンが多くなってきて、退屈せずに見られました。

小さい子なら、ワクワクドキドキすると思いますよ。

今回は船に乗っているので、「パイレーツ・オブ・カリビアン」とかぶるような場面もありましたね。

それにしても、幼かったジョージーちゃんも、すっかり大きくなりましたねえ。



ジョージーちゃんもスキャンダー君も、ナルニアを卒業なんですね。

スキャンダー君は、ケンブリッジ大に進学するそうです。

ルーシーが姉のスージーのような容姿になりたいと願うので、度々アナ・ポップルウェルが登場。長男役のウィリアム君も、ワンシーンだけだけど、登場しているのがうれしかったです。

第２章のレッドカーペットイベントで、ウィリアム君とベン王子にサインをもらいました。



ウィリアム君はとても綺麗な顔立ちで、めっちゃ可愛かったですぅ。
ベン・バーンズは、顔がすごくちっちゃいすらっとした長身のさわやかハンサムで、かっこよかったです。

(鑑賞日２月２６日)