ブラック・スワン
黒鳥を完璧に踊らなければ
公式サイト http://movies2.foxjapan.com/blackswan
監督:ダーレン・アロノフスキー 「レスラー」
ニューヨークのバレエ団に所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、「白鳥の湖」の主役に抜擢された。しかし、技術的には問題はないが、王子を誘惑する官能的な黒鳥を表現できていないと、芸術監督のトム(ヴァンサン・カッセル)から指摘される。黒鳥も完璧に踊りこなさなければというプレッシャーは、次第にニナの精神を追い詰めていく。
公開初日の入場者プレゼントで、黒いリボンが結んであるポスターをもらいました。
現実と妄想や悪夢が交錯して見分けがつきにくくなっている上、悪夢の部分はホラー映画の様相を呈しているので、たびたびハッとさせられて怖いです。
え~~、突然そんな~~、ひえ~~と驚かされてから、これは現実ではないとわかるのです。
年齢を理由に引退を余儀なくされ、自暴自棄になっているベス(ウィノナ・ライダー)ですが、色々な役を踊りこなす彼女は、ニナの憧れの存在でもあります。
自由奔放で、黒鳥の雰囲気にぴったりの踊りができるリリー(ミラ・クニス)。代役に決まった彼女に、主役の座を奪われはしないかと、不安になるニナ。
自分の夢を娘に託した、過保護なニナの母(バーバラ・ハーシー)。
この3人も悪夢に登場する時は、めっちゃ怖いのよ。
もしかして、母親は12歳の時に死んでいるのではとか、思っちゃいましたよ。
清純で繊細な白鳥と、邪悪で自信満々で妖艶な黒鳥。「白鳥の湖」でプリマの派手な見せ場は、白鳥の踊りではなく、黒鳥の32回転のグランフェッテですからね。
黒鳥を完璧に踊らなければ主役を奪われると、不安に苛まれるニナと、絶対に主役の座は、誰にも渡さないというニナの二面性を、白鳥と黒鳥の踊りと同様に、ナタリーは見事に演じています。
おびえるニナと、破壊的なニナの形相の違いは、とにかくすごいです。
ナタリーと婚約した振付師のべ ンジャミン・ミルピエは、映画にも出演していて、王子役で舞台でナタリーと踊っています。
ダーレン・アロノフスキー監督は、「レスラー」で、レスラーとしてしか生きられなかった男を描いていましたが、この作品でも、バレリーナとして生きる事を最優先した女性を描きましたね。
ニナが男性に対して消極的なのは、母のように妊娠してバレエダンサーとしてのキャリアをあきらめたくない、母のようになってはいけないと思っていたからかもしれませんね。
(鑑賞日5月11日)
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身の毛がよだつ・・という感じでしたね。
いや、怖ろしかった、いろんな思いが。
鑑の使い方が効果的でした。
投稿: sakurai | 2011年5月16日 (月) 17:11
★sakuraiさん
もう一人の自分を映し出す鏡って感じでしたね。
強い精神力が必要とされる世界ですよねえ。
投稿: 風子 | 2011年5月16日 (月) 20:38
こんにちは。
ナタリーの素晴らしい演技に押され気味なんですが、何気に素晴らしく豪華なキャスティングなんですよね。ヴァン・サン・カッセルがあんな脇役なんて!ウィノナは最近この手の役が多いですが…(笑)
先週末もう一回見たいと劇場に行ったら2回分満席とか言われまして…。渋々帰りました。もうちょっと空いたらまた行ってきます。^^;
投稿: KLY | 2011年5月17日 (火) 16:36
★KLYさん
ウィノナは私生活でも、情緒不安定な女ってイメージですね。
>劇場に行ったら2回分満席とか言われまして
話題作なので、混んでいるんですね。ナタリーはオスカー受賞納得の演技ですしね。
低予算映画なので、監督は自分の給料をあきらめて、利益が出たらその中からパーセンテージでもらう契約だったそうですが、ものすごい興行収入になったらしいですね。
投稿: 風子 | 2011年5月17日 (火) 22:25
はじめまして。
トラバを有難うございました。
週末にしか行けなかったので、ポスターはゲットできませんでした。
他の方の記事でシネコン隣接のスーパーのあちこちに
放置してあったと聞いて、「こっちに回してよ」と…
お母さんが12歳の時に亡くなっていたとの解釈になるほど~でした。
投稿: ほし★ママ | 2011年5月31日 (火) 20:55
◆ほし★ママさん
はじめまして。
ポスタープレゼントは初日だけでしたからね。
でも、もらっても貼る場所に困ります。(笑)
現実と非現実の区別が付きにくいので、鑑賞途中では、ニナのお母さんはもう亡くなっているのでないかと思っちゃいました。
投稿: 風子 | 2011年6月 1日 (水) 08:56
TBありがとう!!お久しぶりです
こちらはてんでサボり気味ですが、世の中では、いっぱい映画を作ってますねぇ!
この映画は考えさせられることも多くて面白かったです。
風子さんのレビュー、ニナが男性に対して消極的になのは...のくだりが意外な視点でした
投稿: ゆきちママ | 2011年6月 7日 (火) 12:39
★ゆきちママさん
毎週続々と公開されていますよね。
>ニナが男性に対して消極的になのは...のくだりが意外な視点でした
優等生的性格だからと言うのもあると思いますが、母親の事も関係しているのかもと思いました。
投稿: 風子 | 2011年6月 7日 (火) 15:19
>ナタリーと婚約した振付師のべ ンジャミン・ミルピエは、映画にも出演していて、王子役で舞台でナタリーと踊っています。
やはりあの人だったのですね。
もちろん、ナタリーのバレエ素敵でしたが、あの王子役のダンサー、段違いに上手かったです。多分この人だろうな~って思っていました。
エンドロールを呆然と見てました。
エンドロールで立ち上がれなかったの、久し振りです。
グラン・トリノ以来かと思います。
投稿: 小米花 | 2011年6月11日 (土) 00:16
★小米花さん
ミルピエはプロですから、違いは一目瞭然ですよね。
見終わって重いため息がでる映画でしたねえ。
投稿: 風子 | 2011年6月11日 (土) 10:54
きのう レンタルDVDで新作に ありましたので みてみました。
たしかに 役のポジションは ライバルを蹴落とし 何時間もの練習で技術をみがきます ねたみ 嫌がらせは つきものですけど
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この ブラックスワンにしても それと同様 精神がまともじゃなくなっていく様子が こわかったです。
投稿: zebra | 2011年10月12日 (水) 19:18
★zebraさん
こういう世界では、プレッシャーに押し潰されない強い精神力がないと、トップになれないと思います。
ホラーのジャンルに入れていい映像だと思いました。
投稿: 風子 | 2011年10月12日 (水) 23:34