メカニック
周到な準備でクールに決めるぜ
公式サイト http://mechanic-movie.jp
1972年の同名映画のリメイク作品
監督: サイモン・ウェスト 「コン・エアー」 「トゥームレイダー」
アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)は、闇の犯罪組織に雇われて次々と仕事をこなし、殺人の痕跡をいっさい残さない、プロ中のプロの暗殺者。そんなアーサーに、雇い主のディーン(トニー・ゴールドウィン)から、ミッションが下された。それはアーサーの親友であり、この仕事を始めるきっかけを作ってくれた恩人ハリー(ドナルド・サザーランド)の暗殺。葛藤を抱えながらも、プロとしてこの仕事を引き受けた。
しかし、この頃から何かが確実に狂いだしていて、アーサーの命をかけた戦いが始まろうとしていた!
オリジナルは未見です。
この監督の作品では、「コン・エアー」が好きです。
殺人とわからないように、どういう手口で暗殺するのか、なかなか面白かったです。
オリンピックの飛び込み選手であったジェイソン・ステイサム。
冒頭からプールのシーンで、絶対、中にいるなと思いました。(爆)
麻薬王は、プールで事故死と処理されました。
次は元暗殺者で、彼の師匠でもある、車椅子生活のハリーを暗殺。
アーサーが自分を殺しに来たと知った、ドナルド・サザーランドの演技と存在感はさすがと言う感じでした。
ハリーは、町で自動車泥棒に抵抗して殺されたと処理されました。
ハリーの葬儀に出席したアーサーは、そこでハリーの息子で乱暴者のスティーブ(ベン・フォスター)と再会し、彼を放っておけないアーサーは、自分の弟子にして、テクニックを叩き込もうとします。
しかしねえ、こいつがアーサーの言うことを聞かずに、ターゲットを殺しても手際が悪いのよ。まあねえ、アーサーが無理だと言った方法で殺そうとする心理もわかりますけど。
ホテルでの暗殺も、スティーブのミスから、派手な銃撃戦になってしまいます。
あんな大事になったら、絶対警察にわかるじゃないと突っ込みますが、娯楽作と割り切ってみました。(爆)
派手なアクションが炸裂。
ホテルから逃げる道中、死んだはずの男を見かけます。
そして、ハリー暗殺の理由の真相に行き着くアーサー。
アーサーと逃げる準備中に、父親の銃を発見し、アーサーが父親殺しの犯人と気づくスティーブ。彼の心の葛藤がわかる、ベン・フォスターの演技もよかったです。
スティーブがハリーの銃を所持しているのに気づいたアーサーは、いかに。
もっとセンチメンタルな結末かなと思ったら、アーサーはどこまでもクールなプロ。
隠れ家のレコードプレイヤーにまで、仕掛けがあったとは。
恐れ入りました。m(_ _)m
アーサーがチワワをあげたサラは、もう少し話に絡むのかと思ったら、あっさりしてましたね。そんなところも、仕事に徹するアーサーのクールを物語っていますね。
(鑑賞日9月7日)
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個人的には割と面白く見ましたが、お話はもう一つだったかな。
主人公が問題のあるスティーブを弟子にするのがちょっと甘いというか、、
まあ甘くないとお話にならないのでしょうが。
オリジナルのブロンソンだったら何となく納得できるのですが。
ドナルド・サザーランドは渋かったですね。
投稿: きさ | 2011年9月 8日 (木) 21:37
★きささん
話に色々突っ込みどころはありますが、ジェイソン・ステイサムのアクションを見せるための映画でなのでしょうね。
投稿: 風子 | 2011年9月10日 (土) 09:07
この映画を見て、ベン・フォスターのファンになりました。出演作をいろいろ見ましたが、最後に死ぬ役が多いのが残念です。でもクセのある役を演じたら、若手NO。1だと思います。これからも沢山の作品で活躍して欲しいです。大男との格闘シーンとミキサーのシーンが怖かったです。
投稿: EUROPE8212 | 2011年11月 9日 (水) 11:43
★EUROPE8212さん
ベン・フォスター、クセのある役多いですよね。
これから、ますます活躍が期待される俳優さんだと思います。
投稿: 風子 | 2011年11月10日 (木) 09:27
風子さん、こんにちは!
アーサーは最後の最後までクールに徹してましたよね。
こういう役は最後は情にほだされるっていう展開も多いですが、本と最後までクールでした。
ジェイソン・ステイサムはこういうクールガイの役も似合いますよね。
投稿: はらやん | 2011年12月 4日 (日) 13:27
★はらやんさん
トランスポーターと違って、クールなままでしたね。
かっこいいハゲです。(笑)
投稿: 風子 | 2011年12月 4日 (日) 16:39