政府に身分を暴露されたスパイ
公式サイト http://fairgame.jp
10月29日公開
原作は元CIAエージェント、ヴァレリー・プレイムの回顧録“Fair Game:How a Top of CIA Agent was Betrayed by Her own Government”
監督:ダグ・リーマン 「ボーン・アイデンティティー」 「Mr.&Mrs.スミス」
世界を震撼させた9.11の同時多発テロ以降、アメリカのブッシュ政権は、イラク政府が大量破壊兵器をひそかに保有し、世界にテロを輸出する「悪の枢軸」のひとつだとしていた。しかしCIAの秘密諜報員ヴァレリー・プレイム(ナオミ・ワッツ)は、潜入捜査の末、イラクに核兵器開発計画がない事を突き止める。
その一方、ヴァレリーの夫で、元ニジェール大使のジョー・ウィルソン(ショーン・ペン)も、国務省の依頼でアフリカ・ニジェールに赴き、イラク政府による濃縮ウラン購入の事実はないとの調査結果を得ていた。
けれどブッシュ政権は夫妻の報告を無視し、2003年3月、イラクへ宣戦布告する。4ヶ月後、ジョーはニューヨークタイムズ紙に自らの報告を寄稿し、大論争を巻き起こした。
ところがその直後、ワシントンの有力ジャーナリストたちに、ジョーの妻ヴァレリーが、CIAの秘密諜報員である情報がリークされる。情報漏えいを指示したのは、副大統領の首席補佐官、ルイス・“スクーター”・リビー(デヴィッド・アンドリュース)だった。
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