ステイ・フレンズ

お友だちのままなはずがない



公式サイト　http://stay-friends.jp

ロス在住のアート・ディレクターのディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)は、ニューヨークを拠点にヘッドハンティングをしているジェイミー(ミラ・クニス)から、転職の誘いを受けてニューヨークにやってきた。会話をするうち、ふたりは、恋愛観が似ていることに気づいて、意気投合する。恋愛で失敗してきて、恋愛そのものが面倒になっていたふたりは、恋愛ナシ、感情ナシ、甘い言葉厳禁を条件に、セックス・フレンドになることにした。

ラブコメですから、結果は明白。
過程を楽しみましょう。

「ソーシャル・ネットワーク」では、自信満々でカリスマ性のある役を演じていたジャスティンが、恋愛に不器用で臆病な青年を好演していてびっくり。見事な体も披露しています。歌も少しだけど、歌ってくれるし。

ニューヨーカーは、ＬＡの人に比べて、口が悪いのでしょうか。雑誌ＧＱのアート・デイレクターになり、ＬＡと勝手が違うＮＹに戸惑うディランが可愛いです。



王子様が現われるのを夢見るジェイミーも、可愛かったです。

「プリティ・ウーマン」「男と女の不都合な真実」や、ハリー・ポッターなどなど、映画ネタも多々ありました。

セントラルパークで本を読んでいる女性を見てのセリフでは、ニコラス・スパークスの名前も出てきました。字幕は「恋愛小説を読んでいるのよ。」だけどね。

「抱きたいカンケイ」と同じで、大体嫌いな相手と何度もするはずは、ないじゃないねえ。

カッコつける必要もないので、ベッドでの癖や好みをストレートに相手に話すディランとジェイミー。



意識し始めたのは、ディランが先かな。ジェイミーに新しい恋人ができると、嫉妬してしまう。

ジェイミーが新しい恋人と破局すると、気分転換にと、ディランはジェイミーを、実家に連れて行きます。

ディランがヘリで運ばれる場面は、場内爆笑でした。

ジェイミーのとっても奔放な母親に、パトリシア・クラークソン。
ディランのアルツハイマーの父親に、リチャード・ジェンキンス。
ＧＱのスポーツ担当でゲイのトミーに、ウディ・ハレルソン。
ベテランの３人もうまくて、楽しませてくれました。

ディランの元カノは、エマ・ストーンで、飛行機の乗客で、マシ・オカも出演してました。

(鑑賞日１０月１日)