三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

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公式サイト　http://34.gaga.ne.jp

監督：　ポール・W・S・アンダーソン　　「バイオハザード」シリーズ

１７世紀。まだ若いルイ１３世が王位を継承したフランスでは、リシュリュー枢機卿（クリストフ・ヴァルツ）が、権力掌握のために暗躍していた。その頃ヴェネチアでは、三銃士のアトス（マシュー・マクファディン）、ポルトス（レイ・スティーヴンソン）、アラミス（ルーク・エヴァンス）が、アトスの恋人ミレディ（ミラ・ジョヴォヴィッチ）の裏切りにあい、盗み出したダ・ヴィンチの設計図を奪われる。敵国イギリスのバッキンガム公爵（オーランド・ブルーム）のもとへ向かうミレディ。３年後、憧れの銃士になるために、南部の田舎からパリに向かった青年ダルタニアン（ローガン・ラーマン）は、偶然、三銃士と知り合い、仲間になる。
リシュリュー枢機卿の策略で盗み出された、フランス王妃の首飾りを取り戻すため、ダルタニアン達はイギリスへ向かう。

２Ｄ字幕版で見てきました。

シリアスさはなくコメディータッチで、笑える軽～～い冒険活劇となっていました。
お気楽娯楽作です。
元銃士のダルタニアンの父は、銃士に大切なのは、剣の技ではなく心だという場面もありますが、ダルタニアンの成長が感じられる物語ではなかったですね。
アクションも、すごいというより面白いアクションでした。

剣のアクションに、もう少し優雅さが感じられると、よかったと思います。
豪華な衣装の数々は、楽しめますわ。特にミレディは、何着も着替えてる。



ヴェネチアで奪ったのは、ダ・ヴィンチの飛行船の設計図。
ミレディは、バッキンガム公爵にそれを渡しますが、実は彼女は二重スパイ。リシュリュー枢機卿にも同じ設計図を渡していました。



やっぱり、クリストフ・ヴァルツはうまいですねえ。
この人の演技が、一番印象に残ったかな。

パリへ向かう途中で、自信家で血気盛んなダルタニアンは、たびたび騒動を起こします。
最初は、リシュリューの腹心、ロシュフォール隊長（マッツ・ミケルセン）。
ロシュフォールに声をかけたミレディのおかげで、ダルタニアンは命拾いします。



悪役でも、かっこいいミケルセン。コミカルな部分は、この人のキャラにはありません。
ダルタニアンに負けるようには、見えなかったけど。(爆)

三銃士の面々とも、それぞれ決闘する事になり、広場へ行きましたが、そこへロシュフォールも登場。成り行きから、三銃士とダルタニアンは一緒に護衛隊を打ち負かします。

その時ダルタニアンは、アンヌ王妃（ジュノー・テンプル）の侍女のコンスタンス（ガブリエラ・ワイルド）と出会います。
なかなか可愛い女優さんですね。

宮殿で再会するふたり。



和平協議のためにバッキンガム公爵が、宮殿へ飛行船で登場。



オーランドも、楽しそうに悪役を演じてました。

リシュリューは王妃と公爵の不倫を偽装して、英国との戦争に持ち込み、そしてフランスの実権を握ろうと企んでいました。
そのために、国王が王妃に贈った首飾りをミレディに盗ませ、英国へ持って行かせました。
それを国王が主催する舞踏会までに、取り返そうと、ダルタニアンと三銃士は英国へ向かいます。

何とか首飾りを取り返し、バッキンガム公爵の飛行船でフランスを目指しますが、なんと、そこへロシュフォールが乗る枢機卿の飛行船が現われます。

飛行船のバトルは、宇宙戦艦ヤマトから、監督がイメージしたそうですね。

続編が作れる終わりになっていますが、この軽くて薄っぺらい内容で、次はあるのか？



「パーシー～」の時も、ローガンくんはかなり剣の練習をしたらしいですが、今回は剣の種類が違うから、また大変だったんじゃないかな。
生意気ぶりが、とてもよかったです。

「パーシー～」の続編もひかえているので、ローガン君には、ますます頑張って欲しいなと応援しています。

(鑑賞日１０月３１日)