シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

天才対決
THE END ？



公式サイト　http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlockholmes2

監督：　ガイ・リッチー

１８９１年。世界各地の接点がないと思われる未解決の重大事件が、実は全てつながっていると、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニーJr.)にはわかっていた。その黒幕は、ホームズと互角の能力を持つ天才、ジェームズ・モリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)。高名な数学者で英国首相の友人でもあるが、その正体は、証拠を残さない冷酷な犯罪者。
ホームズはワトソン(ジュード・ロウ)と共に、モリアーティの陰謀を暴いて阻止しようとするが、モリアーティはホームズとワトソンを抹殺しようと、ヨーロッパ中に罠を張り巡らせる。

シャーロック・ホームズをアクション映画にしたガイ・リッチー監督。
今回も面白かったです。
ホームズとモリアーティの頭脳戦だけでなく、アクション満載で、笑いもいっぱい。
ワトソンも大活躍。
さらに１作目のヒットで制作費が増えたのか、ロンドンだけでなく、フランス、ドイツ、スイスと、ヨーロッパ各地を回る展開。

ホームズがモリアーティ教授の研究室や教授の行動で、何を見て何を推理したかも、推理物では重要だし、楽しいですよね。

それとホームズとモリアーティの対決する滝。原作どおりにありましたよ。

ワトソンは、いよいよメアリーと結婚式を挙げることになりました。
式の前夜にお祝いだと、ホームズはワトソンを酒場に連れて行きますが、実はホームズの目的は、別にありました。
それはジプシーのシム(ノオミ・ラパス)。



行方不明の彼女の兄が、事件の鍵となります。
前作のヒロイン、アイリーン(レイチェル・マクアダムス)は冒頭だけで、今回はシムが、シャーロックと共に兄を捜します。

ワトソンは酒場の乱闘と爆破事件に巻き込まれ、結婚式には傷だらけ。
よくメアリー(ケリー・ライリー)が文句を言わないわね。



花婿付添い人はホームズ。(*^m^)

さて、新婚旅行に出発と列車に乗ると、何者かに襲われ、車内には女装のホームズも。



予告編で何度も見た、ホームズに列車から川へ落とされるメアリー。
ホームズには計画の一部だけど、ワトソン夫妻にはとんだ災難よ。
結局ワトソンは、またホームズの相棒となって、モリアーティの陰謀と闘います。

シャーロックの兄で政府高官のマイクロフト・ホームズに、スティーブン・フライ。



ホームズの宿敵モリアーティ。



ヨーロッパで戦争を始めさせて、武器や包帯など、戦争関連の物資供給で富を得ようと、着々と計画を進めていました。

知力や身体能力でホームズと互角のモリアーティですが、ホームズには相棒ワトソンがいる。つまりホームズが持つ＋αの力が、モリアーティには厄介で邪魔なのでしょう。
ワトソン夫妻の命も狙います。

それを察知したホームズは、ワトソン夫妻と同じ列車に乗っていたのです。





ラストの椅子に、大笑いしました。

レストレード警部は、「戦火の馬」にも出演のエディ・マーソン。

３作目の製作は今作の興行成績しだいらしいですが、多分できるんじゃないですか。

(鑑賞日３月１０日)