バトルシップ

じいちゃんも頑張る戦艦バトル



公式サイト　http://battleship-movie.jp

監督：　ピーター・バーグ　「ハンコック」

ハワイのオアフ島沖で、アメリカ軍主催による環太平洋合同演習(RIMPAC)が行なわれ、世界１４カ国の海の精鋭が集結していた。その時、突然謎の物体が飛来し、沖合に正体不明の巨大な物体が出現した。なんとそれはエイリアンの母船で、次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛けてくる。その戦いの最前線に立たされたのは、演習に参加していた米海軍のアレックス・ホッパー大尉(テイラー・キッチュ)と、彼がライバル心を燃やす日本の護衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)だった。

ユニバーサル映画１００周年記念作品。
さすが、宣伝にもお金かけてます。

代々木体育館でワールドプレミアが行なわれた日は、台風並みの暴風雨。ネットの生中継を見てましたよ。リアーナがすごく遅れて会場に到着したのは、交通機関の乱れのせいだったそう。
その前日の記者会見の会場は、アメリカの空母ジョージワシントンの船上。この日は晴天でよかったわよね。

監督は「キングダム／見えざる敵」とか、硬派な映画も撮っていますが、本作は「ハンコック」などの、オバカ要素入りの部類ですね。

地球と同条件で生命体がいそうな惑星が発見され、そこに向けてＮＡＳＡがハワイから信号を送り続けていたら、エイリアンが来ちゃったという設定です。

大体普通に考えれば、地球に来るだけのテクノロジーがあるエイリアンに、地球人がかなうわけないんですから、この手のエイリアンの地球侵略物は、突っ込まずに大作感を満喫しましょう。

ストーン(アレクサンダー・スカルスガルド)は、(何かに)挫折し、無気力に過ごして問題ばかり起こす弟アレックスに堪忍袋の緒が切れ、自分と同じ海軍への入隊を強制します。
ここのくだりが、青春オバカムービーになってます。



アレクサンダー・スカルスガルドは、ステラン・スカルスガルドの息子。お父さんと同じく、この方も長身ですねえ。７人兄弟の一番上だそうです。

思っていたより、出演シーンが少なかったわ。

アレックスがバーで見かけてナンパし、その後恋人になる理学療法士のサム（ブルックリン・デッカー）。実はシェーン提督(リーアム・ニーソン)の娘。



モデル出身のデッカーはさほど美人ではないけれど、主人公がその胸にひきつけられたのは納得できます。(笑)
男性の目は釘付けになるでしょ。

アレックスは、父親である提督にサムとの結婚の許可をもらおうとしますが、なかなかうまく行きません。

登場する船は
シェーン提督が乗っている、航空母艦ロナルド・レーガン。
ストーンが指揮を執る、駆逐艦サンプソン。
アレックスが乗っている、駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズ。
ナガタが指揮を執っている護衛艦みょうこう。
今は真珠湾で記念艦として保存されている、１９４４年就役の戦艦ミズーリ。

エイリアンの攻撃を受けて、次々船が破壊され、アレックスが乗っているＪＰＪでは、士官たちが死亡し、階級ではアレックスが一番上となり、船の指揮を執ることになってしまいます。
アレックスとナガタが、知力を駆使して作戦を考えます。

浅野忠信は「マイティ・ソー」のちょい役と違って、出演シーンの多い重要な役ですね。

海上とは別に、サドルリッジ山の電波基地では、サムがエイリアンと闘います。

突っ込みどころ満載ですが、考える暇を与えず、ドッカンドッカンアクションシーンが続きます。娯楽作の王道ですよ。(爆)

ミズーリが登場したところで、そんなばかなと思いますが、熱い男達に萌えます。(笑)
一応、アレックスの成長物語で、リーアム・ニーソンのアクションシーンがないのは残念。

「ジョン・カーター」より、こっちの方がずっと楽しめました。

エンドロールのあとに映像があったけど、続編を作るつもりなのかしら。

(鑑賞日４月１３日)