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2012年9月 2日 (日)

最強のふたり

人生は楽しまなきゃ

Untouchable2

公式サイト http://saikyo-2.gaga.ne.jp

実話の映画化

原作: A Second Wind (フィリップ・ボッツォ・ディ・ボルゴ著/アチーブメント出版)

パラグライダーの事故で首から下が麻痺し、車椅子生活を送る富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)の、介護者募集の面接を受けにやってきたスラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)。彼の目的は、失業手当の支給に必要な不採用のサインをもらう事。しかしフリップは彼を採用する。すべてが全く異なるふたりは、ぶつかり合いながらも次第に友情が生まれる。

この映画の二人の監督は、モデルとなった二人のドキュメンタリーを見て、映画を作りたいと思ったそうです。

公開初日の初回に見てきました。
映画サービスデイでもあり、去年の東京国際映画祭グランプリ受賞作で、評判が高かったので、鑑賞した映画館では大盛況。
前々日にネットで座席をとっておいてよかったですぅ。
上映20分前くらいに着いたのですが、すでに午後3時台まで売り切れ。
帰りにチケット売り場をみたら、午後7時台が残りわずかとなっていて、その前まで完売でしたよ。

フィリップの家族構成や介護人の名前など、いくつか実際とは変えているみたい。
でもフィリップが事故で動けなくなったあと、奥さんが病死したのは事実なんですね。

ドリスはスラム育ちで前科もある。彼はフィリップに対して、かわいそうとか気の毒だという気持ちで接していない。フィリップの秘書には色目を使うし、わがままなフィリップの養女も遠慮なく叱り飛ばし、屋敷内でも常にマイペース。
タバコやマリファナをフィリップに吸わせたり、普通の介護人ならタブーと思われることも、必要と思った時には気にしない。

貧困層出身のドリスと貴族の血をひく大金持ちのフィリップは、音楽や芸術に対する趣味も全く異なるけど、相性が良かったんでしょうね。プロの介護士でないから、ある意味自由というか型破りな介護?

Untouchable3
耳は感じると聞くと↑(笑)

始終腫れ物に触るように、大事に丁寧に、気持ちを傷つけないようにと接せられるのは嫌だったのでしょう。

フィリップだけでなく屋敷内の他の人達も、次第にユーモラスに元気になったみたい。
どんどん心が解放されていく感じ。

とにかく笑い満載。
オマール・シーは、コメデイアンでもあるそうですね。

ドリスはづけづけ物を言うけど、フィリップのためになる事をちゃんと考えているの。
いっぱい笑ったあと、2人の絆に胸が熱くなりました。

(鑑賞日9月1日)

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【映画】さ行」カテゴリの記事

コメント

これ観たいっす!

超楽しみにしてたんすけど・・・

地元では上映しない様子・・・・

レンタルを待つしかない(´Д`;)

★ジョニー・タピアさん
興行成績がいいと拡大公開になることもありますから、
地元で上映されるといいですね。

9月1日「映画の日」に封切で、さっそく鑑賞とは評判に誘われて出かけた風ですね。
目指した時間帯が売り切れなども、評判のなせる業でしょうか。
当方は、前触れもなく突然に試写会をもらっての鑑賞でしたから、観終えてほっこりな作品でした。
最強の作品でしたから、ことしの一押しにしちゃおうかと吟味中です。
http://www.geocities.jp/ina570/cinema.html

★もののはじめ の iinaさん
レディースデイにしようかと思ったのですが、都合のいいのが1日だったのです。
試写会で一足先にご覧になったんですね。
いい気分で映画館をあとにできました。

面白そうですね。私も映画館に行きたくなりました。

★クリさん
お時間があれば、ぜひどうぞ。

実話の映画化ですが、コメディとして良くできています。
深刻に描ける話を軽妙に映画化しているのがいいですね。
ドリス役のオマール・シー、フィリップ役のフランソワ・クリュゼどちらもうまいので、自然に話に引き込まれます。
結構笑わせてくれて、ラストはほろりとさせ、とても良い映画だと思いました。
介護者を黒人に変更したのは最初からオマール・シーをキャスティングする事に決めていたからだそうですね。

★きささん
湿っぽくなく、笑いにしているのがいいですね。
ふたりの強い絆が感じられるラストも良かったです。

やっと来ました!!
フィルム数、少ないのでしょうね。
いやーー、よかったです。噂にたがわず!!
笑って、泣いて、とっても気持ちよかったです。
お湯掛けたのはやり過ぎですが、やってみたい気はわかるわあ。

★saluraiさん
ミニシアター系としては異例の大ヒットで、
上映館が増えてますね。

熱さを感じなくても、
お湯をかけたら皮膚はやけどしますよねえ。

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