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2012年9月 6日 (木)

コッホ先生と僕らの革命 (試写会)

先駆者はいつも異端視される

Lessons_of_a_dream

公式サイト http://kakumei.gaga.ne.jp
9月15日公開

実話に基にした映画

1874年(明治7年)のドイツ。歴史ある街ブラウンシュヴァイクの名門カタリネウム校に、イギリス留学を終えた英語教師コンラート・コッホ(ダニエル・ブリュール)が英語教師として赴任してきた。教室に入ったコッホは、生徒たちのイギリスに対する強い偏見に驚き、授業にサッカーを取り入れる。サッカー用語を通じて英語を教え、同時にフェアプレイの精神、チームプレイの大切さを教えていく。しかし帝国主義下にあったドイツでは、反英感情が高まっており、イギリスで確立されたサッカーは、反社会的なものの象徴であった。地元の有力者やほかの教師たちは、コッホを辞職させようとする。

久々のダニエル・ブリュールくん主演作でうれしいです。
7年前にプロモーションで来日してるんですよ。
語学が堪能なので、ハリウッド映画やイギリス映画、スペイン映画、フランス映画にも出演。
好きな俳優で、サインも持っています。

Db

今ではサッカーの強豪国であるドイツ。
でも、イギリス発祥のサッカーがドイツで受け入れられるまでには、長い道のりがあったんですね。

実際のコッホ先生はずっとドイツで学びイギリス留学はしておらず、ドイツ語と古典語を教えていましたが、主任教師に昇進すると、教育の一環としてドイツで初めてサッカーを導入した人物と公式サイトにあります。

映画はアレンジされていて、ユーモラスで楽しい場面も多く、爽やかに感動できました。
好きです、こういう映画。

コッホが担任となったクラスでは、ヨスト・ボーンシュテットが級長のフェリックス・ハートゥングによるいじめを受けていました。

Derganzgrossetraum2

ボーンシュテットは、テストケースとして入学した労働者階級の子供。
一方ハートゥングは、街の名士の息子。

階級意識の強い当時、ボーンシュテットを退学に追い込もうとするハートゥング。これには、ハートゥングの父親の考え方が、大きく影響しています。

英語なんか学ぶ必要ないだろうとやる気のない生徒達に、コッホはサッカーを教えながら、英語を学ばせます。

Derganzgrossetraum1

すると、チビで労働者階級のボーンシュテットは、サッカーがうまい。
走るのが苦手な太っちょのシュリッカーは、キーパーとして活躍。

フェアプレイや、仲間を大切にする事、相手に敬意をはらう事などを学んでいく生徒達。
同級生が、互いに仲良くひとつになっていきます。
次第に生き生きしていく生徒たちの表情もいいですよぉ。


でもコッホをよく思わない大人たちの様々な妨害にあい、生徒たちはサッカーができなくなってしまいます。
コッホがついに辞職に追い込まれると、生徒たちは立ち上がります。

シリアスなだけでなくユーモアもたっぷりあり、最後の蛍の光は心に沁みて、ほろりとしました。

チームみんなで喜ぶ様子は、去年なでしこジャパンがみんなで喜んでいたのを思い出しちゃいました。

Derganzgrossetraum3
↑こんなユーモラスなサービスシーンもあります。(≧m≦)

おまけ
“th”がちゃんと発音できないと、笑われちゃうぞ。

(鑑賞日9月5日)

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【映画】か行」カテゴリの記事

コメント

風子さん

こんにちは♪
おぉ~観られたんですね。
ダニエル・ブリュールくん、
久しぶりなので公開されたら是非観たいなあと
思っています。なかなかシアターに足を運べず焦っています。

★mezzotintさん
実話を映画として見られるようにうまくアレンジされていて、とても良い映画でした。
是非見ていただきたいです。

風子さん

今晩は☆彡
これ観れて良かったです!ダニエル君良いよね。

そうそう子供たちもあんなに活き活きしていて・・・・。
サッカーの力、コッホ先生の存在は大きかったです。

★mezzotintさん
ドイツ版いまを生きるという宣伝どおりだったと思います。^^

9月の公開だったんですね。
ここまで巡ってくるのに何カ月かかったんだ!!フィルム一本しか入ってこなかったんでしょうかね。
いや、楽しみました。
王道のお話でしたが、こういうのがいいですよ。
ダニエル君、もっと活躍してほしいですね。

★sakuraiさん
そちらでも公開になってよかったです。
子供たちが生き生きしていて、気持ちよかった。

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