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2012年10月14日 (日)

推理作家ポー 最期の5日間

不幸な有名作家

Raven

公式サイト http://www.movies.co.jp/poe5days

監督: ジェームズ・マクティーク  「Vフォー・ヴェンデッタ」

1849年、アメリカのボルチモアで、密室で惨殺された母娘の遺体が発見された。捜査を担当する刑事エメット・フィールズ(ルーク・エヴァンス)は、事件が推理作家エドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)の作品を模した事件である事を見抜く。酒びたりで生活にも困窮しているポーは、容疑者とみなされるが、捜査が進められる中、さらに彼の作品を模倣した殺人が発生し、事件解明のために捜査に加わる。

原題は“The Raven”
ポーの詩の大鴉ですね。

詩を書いていたけど、生活のために小説も書いた。
江戸川乱歩の名前の基になった有名作家だけど、不幸な生い立ちで、貧乏なまま謎の死をとげたポー。

彼の最期にはこんなことがあったかもと言う、全くのフィクションのエンターテイメント。

突っ込みどころも多々あるけど、娯楽作として楽しんじゃいましょう。
数々の猟奇殺人の現場が出てくるので、そういうのが苦手な人はダメだと思うけど。

ポーの作品を色々盛り込んでいるので、作品を知っていれば、より楽しめるのは確かね。
知らない人は、作品を読んでみたくなるんじゃないかな。

The_raven2

フィールズ刑事と一緒に、犯人の手がかりを追ううち、ハミルトン大尉(ブレンダン・グリーソン)の娘でポーの恋人のエミリー(アリス・イヴ)が、仮面舞踏会から犯人に誘拐されてしまう。
そして、犯人からポーへ挑戦状が届く。

The_raven

一番興味をひかれたのは、エミリーがどこに監禁されているのか。棺の中のようにも見えるし、なかなかうまくできていた。

ラストのルーク・エヴァンスは、おいしい役だったわね。

(鑑賞日10月12日)

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【映画】さ行」カテゴリの記事

コメント

けっこう好きなジャンルですね

本は読んでないけど・・・

楽しめそうですね

★ジョニー・タピアさん
推理物として期待していくと、物足りないかもしれません。

TBありがとうございます☆

エミリーの監禁場所が狭くて、苦しそうで
見ているだけで、ドキドキしてしまいました。
死にそうで......(汗).

ではでは☆ありがとうございます。

★yutake☆イヴさん
エミリーは脱出できるのか、ハラハラしましたね。

訪問&TBありがとうございます。
ラストのフィールズ、「よくやった!」と思いました。(笑)
ジュール・ヴェルヌが好きなので、彼が次のターゲットにならずにすんだので。

推理物として、いろいろとアラがあるし、弱いとこもありましたが、時代と雰囲気はとてもよかったです。
結構見れたのは、その辺の手を抜かなかったから~にも見えました。
やっぱルークっすよね♪

★すぷーきーさん
さらなる犯罪を防げてよかったですね。


★sakuraiさん
時代と物語の雰囲気を感じさせる映像は良かったですね。
ルーク・エヴァンスはかっこよかったです。

ポーの人物像は、結構こういう感じだったような記載がありますね。でも、彼の若くした死が謎が多いので、、フィクションとして膨らませた作品なんでしょうか?
残虐シーンもあり、個人的には面白かった。
こちらからもTBお願いします。

★atts1964さん
若くして亡くなってしまって残念でしたね。
映画は楽しめました。

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