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2012年10月 7日 (日)

アイアン・スカイ

オバカで皮肉満載

Ironsky

公式サイト http://gacchi.jp/movies/iron-sky

2018年、再選を目指すアメリカ大統領により、選挙PRのために月にふたりの人間が送り込まれた。ふたりは無事に月面に着陸して上陸したが、何者かによりすぐに1人は殺され、黒人モデルのワシントンは拉致される。なんと第二次世界大戦後に地球を後にしたナチスの残党が、月の裏側に第四帝国を築き、軍備を増強していた。連合軍への復讐の機会をうかがっていた彼らは、最終調査のために地球へナチス党員を派遣し、UFO軍団がついに積年の復讐を遂げるため、地球に向けて出撃するのだった。

フィンランド、ドイツ、オーストラリアの合作映画。

とにかくバカバカしいコメディーだけれど、それだけではなく、皮肉がたっぷり利いている。

ナチスやアメリカのネタだけでなく、世界情勢もに対しても、すくっと笑ってしまいます。
権力や地位に執着する人間とか。

結局、欲にきりがない人間は戦争を始めるし、地球をだめにするのよ。

結構な宇宙船の軍団を持っている月面ナチスだけど、なぜかそのわりにはレトロなコンピューターを使用。地球ほど、コンピューター技術が進化していないの。

月面青年団伍長にして地球学者のレナーテ・リヒター。
Ironsky2jpg

ちょっと勘違いな女で、笑わせてくれます。

レナーテの父親のリヒター博士は、どう見てもアインシュタインだし。(笑)

Ironsky3

この手の映画はまじめに見てはいけません。
面白いネタとして見ましょう。

(鑑賞日10月4日)

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【映画】あ行」カテゴリの記事

コメント

訪問&TBありがとうございます。
毒気とお笑いのミックスされたおバカ映画ですね。(笑)
ウド・キア以外の出演者は見覚えがありませんでしたが、みんなキャラが濃かったです。

コメディタッチなんすか?

けっこう期待してるんですけど・・・

イマイチっぽいっすね(-_-;)

★すぷーきーさん
すごいキャラばかりでしたね。(笑)


★ジョニー・タピアさん
マニアックなオバカコメディーではないかと思います。

SFX始めビジュアルは良く出来ています。でもお話がちょっと。
細かいギャグは面白い物もあるのですが、展開がいいかげんなのでいまひとつ盛り上がりません。
とはいえB級SFは好きなので劇場で見れたのは良かったかも。

おまけ:「アイアン・スカイ」公開記念! 富野由悠季監督×ティモ・ヴオレンソラ監督特別対談
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20120916/1347761265

富野監督はほめている?けどリップサービスかな。

★きささん
映像としては、昔の宇宙SF物を思い出させるシーンが多かったですね。
お話は突っ込みどころ満載のオバカでした。

あちらの国って、寛容ですよねえ。
とっても楽しめました。

★sakuraiさん
言論の自由、万歳です。

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