アイアン・スカイ
オバカで皮肉満載
公式サイト http://gacchi.jp/movies/iron-sky
2018年、再選を目指すアメリカ大統領により、選挙PRのために月にふたりの人間が送り込まれた。ふたりは無事に月面に着陸して上陸したが、何者かによりすぐに1人は殺され、黒人モデルのワシントンは拉致される。なんと第二次世界大戦後に地球を後にしたナチスの残党が、月の裏側に第四帝国を築き、軍備を増強していた。連合軍への復讐の機会をうかがっていた彼らは、最終調査のために地球へナチス党員を派遣し、UFO軍団がついに積年の復讐を遂げるため、地球に向けて出撃するのだった。
フィンランド、ドイツ、オーストラリアの合作映画。
とにかくバカバカしいコメディーだけれど、それだけではなく、皮肉がたっぷり利いている。
ナチスやアメリカのネタだけでなく、世界情勢もに対しても、すくっと笑ってしまいます。
権力や地位に執着する人間とか。
結局、欲にきりがない人間は戦争を始めるし、地球をだめにするのよ。
結構な宇宙船の軍団を持っている月面ナチスだけど、なぜかそのわりにはレトロなコンピューターを使用。地球ほど、コンピューター技術が進化していないの。
月面青年団伍長にして地球学者のレナーテ・リヒター。
ちょっと勘違いな女で、笑わせてくれます。
レナーテの父親のリヒター博士は、どう見てもアインシュタインだし。(笑)
この手の映画はまじめに見てはいけません。
面白いネタとして見ましょう。
(鑑賞日10月4日)
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たまには、おばか映画も、いいかなと・・・
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
1945年、連合軍の猛攻撃にさらされ、ナチス・ドイツは完全に敗北する。
しかし、その一部の残党たちはひそかに月の裏側へと逃亡を図っていたのだった。
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その設定を聞いただけで胸がワクワクして見に行きましたよ^^
残業が8時までだったけど、レイトショーに駆けつけました。
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アメリカをはじめ世界各国の首脳たちがかなりカリカチュアされて描かれていたり、ナチス党員が地球の文化に触れてカルチャーショックを受けたりと、かなーりブラックなコメディ映画でした。
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訪問&TBありがとうございます。
毒気とお笑いのミックスされたおバカ映画ですね。(笑)
ウド・キア以外の出演者は見覚えがありませんでしたが、みんなキャラが濃かったです。
投稿: すぷーきー | 2012年10月 7日 (日) 16:39
コメディタッチなんすか?
けっこう期待してるんですけど・・・
イマイチっぽいっすね(-_-;)
投稿: ジョニー・タピア | 2012年10月 7日 (日) 18:28
★すぷーきーさん
すごいキャラばかりでしたね。(笑)
★ジョニー・タピアさん
マニアックなオバカコメディーではないかと思います。
投稿: 風子 | 2012年10月 7日 (日) 21:03
SFX始めビジュアルは良く出来ています。でもお話がちょっと。
細かいギャグは面白い物もあるのですが、展開がいいかげんなのでいまひとつ盛り上がりません。
とはいえB級SFは好きなので劇場で見れたのは良かったかも。
おまけ:「アイアン・スカイ」公開記念! 富野由悠季監督×ティモ・ヴオレンソラ監督特別対談
http://d.hatena.ne.jp/char_blog/20120916/1347761265
富野監督はほめている?けどリップサービスかな。
投稿: きさ | 2012年10月 8日 (月) 08:16
★きささん
映像としては、昔の宇宙SF物を思い出させるシーンが多かったですね。
お話は突っ込みどころ満載のオバカでした。
投稿: 風子 | 2012年10月 8日 (月) 11:53
あちらの国って、寛容ですよねえ。
とっても楽しめました。
投稿: sakurai | 2012年11月13日 (火) 10:07
★sakuraiさん
言論の自由、万歳です。
投稿: 風子 | 2012年11月13日 (火) 11:09