人生の特等席
♪ You Are My Sunshine ♪
アナログオヤジをなめんなよ
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/troublewiththecurve
長年メジャーリーグの名スカウトとして腕を振るってきたガス・ロベル(クリント・イーストウッド)だが、昔ながらのスタイルを貫く彼を、球団はお払い箱にしようとしていた。視力が衰え目がかすみ始めても、スカウトマンとしての誇りと自信を失っていないガスは、キャリア最後のスカウトの旅に出る。そんな彼に手を貸したのは、父との間にわだかまりを感じ続けてきた、ひとり娘のミッキー(エイミー・アダムス)だった。
父と娘が絆を取り戻すまでの話と見る前から予想できるので、その過程を楽しみました。
ユーモアもあり、楽しく鑑賞できましたよ。
ミッキーは大学を出て弁護士になり、今担当している訴訟に勝てば、アソシエイトから事務所のパートナーに昇進する予定。
ガスは眼の検査結果を誰にも言わなかったが、長年の同僚であるピート(ジョン・グッドマン)は、ガスの様子を心配して、ガスの旅に同行してほしいとミッキー頼みます。
幼い頃に母親を亡くしたミッキーは、親戚の家に預けられ、１３歳からは寄宿学校に入れられた。その事で、父親に捨てられたと思っている。
父親のスカウトの旅に同行していたし、野球と父親が大好きだったから、余計にショックだったのでしょう。
一方、不器用な父親ガスは、有能な弁護士になった娘を、他人に自慢できても、当の娘には言えない。娘を自分の手元で育てなかった理由も話さない。
スカウトのための試合観戦中にミッキーが現われても、最初はいい顔をしない。
でも、父親似の頑固な娘は、引き下がらない。(笑)
男勝りのエイミー・アダムスもよかったです。
「ザ・ファイター」でも、タフな女性でしたよね。
ガスにスカウトされた剛速球投手だったけど、肩を痛めてトレードに出され、今はレッドソックスのスカウトマンをしているジョニーに、ジャスティン・ティンバーレイク。
相変わらず、いい体を披露しています。(笑)
ジョニーとミッキーのやり取りも、笑えました。
ドラフトの行方や、ミッキーの昇進問題、父と娘それぞれのキャリアの行方も気になるところですね。
“You Are My Sunshine”て、愛を告白する明るい歌だと思っていたけど、アレンジや場面で違って聞こえるのね。
エンドロールで見たら、歌はカーリー・サイモンのとレニー・クラビッツのだった。
カーリー・サイモンのは泣けちゃったし、ラストでかかるレニー・クラビッツは、晴れ晴れした感じ。
(鑑賞日１１月２８日)
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TROUBLE WITH THE CURVE
スカウトマン、娘１人。
キャリア最後の旅に出る。
上映時間 111分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2012/11/23
ジャンル ドラマ
映倫 G
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そんな彼を支えることになったのは一人娘のミッキー。彼女も弁護士として大きな仕事を抱える身ながら、父の病状を知り同行することになったのだ。
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この映画は試写で見ました。
イーストウッドの役はほとんど「グラン・トリノ」に似ています。
“You Are My Sunshine”のシーンは思わずほろりと。
娘役のエイミー・アダムスは私は「魔法にかけられて」が印象的でした。
ジャスティン・ティンバーレイクはライバル球団のスカウトで父と娘の仲を取り持つ儲け役。
イーストウッドの友人役で「アルゴ」でも良かったジョン・グッドマン、スカウト仲間でちょっと懐かしいエド・ローターも出演しています。
お話はうまく行き過ぎる所もありますが、なかなかよく出来ていました。
キャスティングがいいですね。
ラストはもうちょっとビターでも良かったかな。
投稿: きさ | 2012年12月 4日 (火) 22:41
★きささん
うまく行き過ぎるラストではありますが、
楽しい映画が好きなので満足です。
投稿: 風子 | 2012年12月 5日 (水) 16:34