アウトロー ジャパン・プレミア
トムの新シリーズとなるか
公式サイト http://www.outlaw-movie.jp
2月1日公開
原作はリー・チャイルド著作のジャック・リーチャーシリーズ (講談社文庫)
監督・脚本: クリストファー・マッカリー 「誘拐犯」
ピッツバーグ近郊で、白昼に5人が無差別に殺害された事件で、元米陸軍狙撃兵のジェームズ・バー(ジョセフ・シコラ)が逮捕された。バーは、証拠が全て揃えられて自白を強要されたが、黙秘を続け「ジャック・リーチャーを呼べ」と紙に書いて要求する。突然警察の前に現れたリーチャー(トム・クルーズ)は、かつて軍の秘密捜査官をしていた男。彼はバーの弁護を担当するヘレン(ロザムンド・パイク)に頼まれ、仕方なく事件を調べていくと矛盾点に気づき、バーの有罪を疑問視する。
今年最初の試写会がジャパンプレミアとは、縁起がいいわ。
招待状には午後9時40分終了予定と書かれていたけど、ジャパンプレミアが時間通りに終わったことはない。
たっぷりファンサービスをするトム・クルーズだから、30分以上遅れるのは間違いないとの予想通りでした。
試写会場のスクリーンに、レッドカーペットの様子が映し出されていましたが、トムだけでなく、監督のクリストファー・マッカリーやロザムンド・パイクも、サインや写真撮影に応じていましたよ。
クリストファー・マッカリーは「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家で、「ワルキューレ」の脚本も担当。そして今度はMI5の監督も担当するそうですね。
待っている間に、トムのこれまでの出演作を紹介するフィルム(主にアクション映画)も流れましたが、「トップガン」のトムは若い~~。当たり前だけど。
レッドカーペットが終了して、舞台挨拶。
スモークがたかれ、なんとトムは映画で使用されたのと同じ真っ赤なシボレーと共に、ステージ中央にせり上がって来ました。
この演出に興奮する場内。
監督とパイクは、舞台下手から登場。
ロドムンド・パイクは、スクリーンで見るより可愛い感じの人でした。ものすごく色白の人ですよねえ。
トムの通訳には戸田奈津子さん、監督には鈴木小百合さんが付いてました。
トムはカーチェイスの場面も自ら演じ、赤いシボレーは8台潰れたそうです。
さて映画は、冒頭にジャック・リーチャーの経歴が説明されます。
以前は軍に所属していたけれど、今は所在不明の流れ者。
なぜバーはリーチャーを呼んだのか。
リーチャーはジェームズ・バーの犯罪を暴いた過去があり、バーは死刑になって当然な奴と思っています。
しかし、公正な裁判を受けさせたいとする弁護士のヘレンから、先入観無しで今回の事件の証拠を検証してほしいと懇願され、いやいや引き受けますが、交換条件として、ヘレンに被害者達について調査をするよう指示します。
MIシリーズのような華やかさはなく、ダーティーハリーのようなハードボイルド物なので、どちらかというと男性好みの映画かも。
リーチャーとへレンが恋愛関係にならないのは○。
謎解きはあまり重要でなく、警察内部に内通者がいるらしいことは、早くに推測できます。
黒幕一味は、早々から目障りなリーチャーを排除しようとします。
しかし鋭い視点と身につけたスキルで、黒幕に近づいていくリーチャー。
リーチャーには警察も法律も関係なく、自らの正義で悪者には容赦なく制裁を。
手加減は全くなし。
カーチェイスに銃撃戦、肉弾戦などのアクションも満載。
CGを使用していないというカーチェイスは危険度大で、トム自身がやったなんて驚き。
肉弾戦はMIシリーズなどとはまた違うスタイルですが、見ごたえありました。
リーチャーのやり方には受け入れられない部分もあるけど、ラストのバーとヘレンのシーンはよかったなあ。
ベテランのリチャード・ジェンキンズはヘレンの父親で検事。
ロバート・デュバルは射撃場の経営者で出演しています。
悪役の一人のジェイ・コートニーが(美形じゃないけど)かっこいいわと思ったら、この人来月公開のダイ・ハード最新作で、ブルース・ウィリスの息子役じゃないの。納得~。
(鑑賞日1月9日)
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こんばんは。
>ブルース・ウィリスの息子役
ああ!!
どこかで観た気がすると思っていたら、「ダイハード~」の予告なんだ(笑)
ありがとうございます。
スッキリ(笑)
男女関係にならなかったのは、◎ですね~ヘレンの勘違いとか笑えたし、清くて良かったです。
投稿: オリーブリー | 2013年2月 3日 (日) 01:16
★オリーブリーさん
ダイ・ハードのジェイ・コートニーも楽しみですね。
投稿: 風子 | 2013年2月 3日 (日) 14:22
こんにちは~
今年最初の試写会が、ジャパンプレミア!
しかもトムクルーズ!こりゃあ、縁起がいいですね^^
MIシリーズ観たいな華やかさはなかったですが
これはこれでOK!面白かったです!
ラブシーンがなかったのは好感度大ですよね(笑)
投稿: ひろちゃん | 2013年2月 7日 (木) 11:17
★ひろちゃんさん
ラブシーンがないのは、ハードボイルドらしくてよかったです。
投稿: 風子 | 2013年2月 7日 (木) 12:03
あ、納得。
どこかで見たことあると思ってたのは、予告で見たのね。
スッキリしました。
地味な感じでしたが、年相応って雰囲気でよかったと思います。
その前に「M☆A☆S☆H」で若いデュバルを見たばっかで、ギャップがすごかったです。
投稿: sakurai | 2013年2月 8日 (金) 16:29
★sakuraiさん
>その前に「M☆A☆S☆H」で若いデュバルを見たばっかで、ギャップがすごかったです。
かなり昔の映画ですか。
投稿: 風子 | 2013年2月 8日 (金) 21:59
こんにちは。
ハードボイルド、アクション、ルール無視
しかもトム・クルーズとくれば見るしかない(^_^)v
確かに要素は全てあって楽しめました。
トム・クルーズはもちろんとして
ジェイ・コートニーとロバート・デュバルの存在感は
さすがでした。
ダイ・ハードの最新作見に行って、M☆A☆S☆H
もまた見ちゃうんだろうな(^^♪
ただ思わせぶりなシーンなのに肩すかしを食わされた
ところが多かったような気が・・・(^^ゞ
でも要素は自分の壷にはまってるのでシリーズになって
次回がさらに楽しめる予感大でした。
投稿: porco | 2013年2月10日 (日) 12:16
★porcoさん
また映画を見に行けるようになってよかったですね。
楽しめたようで、なによりです。^^
投稿: 風子 | 2013年2月10日 (日) 14:26
訪問&TBありがとうございます。
トムを生で見たんですね。
戸田奈津子なら生で見たことがあります。(笑)
このシリーズの小説をいくつか読んだことがあって(この映画のベースとなったものは未読)、トムで映画化と聞いて違和感を感じながら観ました。
やっぱり背が低すぎ&老けすぎに感じました。(^^;)
女優と身長差がないリーチャーって…。
ジェイ・コートニーはいい感じでしたね。
投稿: すぷーきー | 2013年2月11日 (月) 19:39
★すぷーきーさん
原作のシリーズを読んだ事がおありなんですね。
どういう俳優さんが原作のイメージに合いそうなのかな。
原作を読もうかしら。
投稿: 風子 | 2013年2月11日 (月) 20:58