オズ はじまりの戦い

映画も魔法のひとつ



公式サイト　http://www.disney.co.jp/movies/oz-hajimari

監督：　サム・ライミ

カンザスのサーカス一座の奇術師オズ(ジェームズ・フランコ)は、ある日熱気球に乗り込むと、竜巻に巻き込まれしまい、魔法の国オズに迷い込む。そして偶然名前が同じだったばかりに、古くから伝わる予言に示された、国を救う“偉大なる魔法使い”と誤解されてしまう。西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)に導かれて向かったエメラルド・シティで、彼女の姉、東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)から、邪悪な魔女を倒しにいくよう依頼される。報酬の財宝目当てで出発したオズは、美しい南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)に出会う。

「アリス・イン・ワンダーランド」のスタッフだというので、２Ｄでと思っていましたが、３Ｄの方がいいかもと思う情報があったので、３Ｄ字幕版で見てきました。

原作は未読だし、ジュディ・ガーランド主演の「オズの魔法使」は面白いと思った記憶がないので、あまり期待しないで見に行きましたが、子供向けの内容ながら、楽しめました。
サム・ライミ監督の笑いは、結構好きなのよ。

３Ｄも「アリス・イン・ワンダーランド」より、ずっとよかった。
子供が見て、とても楽しめる作品になっていると思う。

「オズの魔法使」と同じく、現実の世界はモノクロでスクリーンのサイズも昔の物。
オズの国に入ると鮮やかなカラーで、サイズはシネマスコープになりました。

オープニングのモノクロの３Ｄ映像が、エンドクレジットのより好きだわ。
主人公がオズの国に迷い込んだシーンは、カメラワークの効果もあって、一緒に迷い込んだ感じになれました。

主人公オズは、サーカスの奇術師。
女好きで、口のうまい嘘つき。
現実の世界でも魔法の国でも、女を口説きまくり。(笑)







ミシェル・ウイリアムズは魔女役だけでなく、現実の世界ではオズの元カノ、アニー。
彼女に夢で逢おうなんてセリフ、オズの魔法使いらしいわ。

翼のある猿のフィンリーの声を担当するザック・ブラフは、現実の世界ではオズの助手をしているフランクを演じている。

嘘つき男のオズは、邪悪な魔女を倒せば王家の財宝をあげるとエヴァノラに言われて、闇の森へ行きます。

陶器の少女が可愛かったな。女の子らしいキャラよ。



声の担当は、ジョーイ・キングちゃん。

自分勝手なチャラ男だったオズが、他人のために行動するようになる、彼の成長の物語でもありました。

(鑑賞日３月８日)