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2013年3月23日 (土)

アンナ・カレーニナ (試写会)

舞台劇でした

Anna_karenina

公式サイト http://anna.gaga.ne.jp
3月29日公開

米アカデミー賞衣装デザイン賞受賞

原作: アンナ・カレーニナ (レフ・トルストイ著)
監督: ジョー・ライト  「プライドと偏見」 「つぐない」 「路上のソリスト」

1874年、ロシア。政府高官カレーニン(ジュード・ロウ)の妻で母親でもあるアンナ・カレーニナ(キーラ・ナイトレイ)は、社交界の華として人々から注目される女性。しかし、華やかな生活の裏で、夫との愛なき結婚に空虚なものを抱いていた。そんなある日、離婚の危機にある兄夫婦の関係修復のためにモスクワへ向かい、そこで若き将校ヴロンスキー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と出会う。ふたりは強く惹かれあい、アンナは迷いながらも家族を捨て、ヴロンスキーとの愛に生きる決意をする。

何度も映画化されている、文豪トルストイの小説。
高校生の時に読んだかな。

当時のロシアの時代背景や、トルストイ自身について知っていると、小説の解釈もまた違ってくる。

ソフィー・マルソー主演のは見たし(でもあまり覚えていない)、昔のも見たと思うけど、誰が主演のかは覚えていない。

今回の監督は、これまでの映画と違うものにしたいと、舞台劇型の演出になっていた。
原作は有名だし読んでいるので、事前情報を入れていなかったから、この演出にびっくりした。

モスクワやサンクトペテルブルクでの貴族の生活の様子は、劇場内の空間で展開する。
同じ場所が屋敷内にも、舞踏会や競馬の会場にもなる。

ずっとこの展開が続くのですが、貴族社会の閉塞感を演出しています。
リョービンの農園やアンナが家を出てヴロンスキーと屋外で過ごす様子は、ロケとなっていて、これらの場面が出てくると、本当に開放感を感じます。やっと深呼吸できたーって感じ。


20代だったら不倫相手のヴロンスキーを演じたであろうジュード・ロウが、アンナの夫カレーニン。
髪を剃って、さらに額を広げているそうよ。(笑)
Anna_karenina2

アーロン・テイラー=ジョンソンは、女の子たちにモテモテなのも当然なルックスで登場し、キーラとのツーショットは絵になるわ。

Anna_karenina3

いい役者さんたちの中でも、精神的に追い詰められて、ヴロンスキーが心変わりするのではないかと疑心暗鬼になるキーラがうまくて、一番印象に残ったかな。

「プライドと偏見」でキーラの相手役だったマシュー・マクファディが、アンナの浮気性の兄。
兄嫁はケリー・マクドナルド

ヴロンスキーの母親は、「ゴーストライター」で元首相の妻役のオリヴィア・ウイリアムズ
ハリー・ポッターシリーズで、ウイズリー家の長男だったドーナル・グリーソンが、リョーヴィン。

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目の保養となる豪華な衣装の数々には、うっとりしますわん。
さすがオスカー受賞。

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(鑑賞日3月21日)

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【映画】あ行」カテゴリの記事

コメント

こんにちは♪
わざと髪を剃ってまでって...ジュード...すごいですね。
ちょっと心配しちゃいますけど^^;
キーラのドレス姿がどれね素敵でうっとりしながら見てました~。

今日からブログタイトルを変更しました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪

★yukarinさん
ドレスは豪華ですごかったですね。

ブログタイトル了解しました。^^

多分好みは別れるのでしょうけど、貴族社会を劇場に閉じ込めるというアイディアは秀逸でした。
これによってテーマがはっきりと際立ちましたね。
ジュード・ロウはちょくちょくスティーブ・ジョブズに見えました。
額だけ?(笑

★ノラネコさん
壮大なロケーションを望む人もいるでしょうし、万人に受け入れられる演出ではないでしょうね。
閉鎖的な特権階級の生活と,、農民と一緒に働き、貴族階級とは異なる幸福感を持つようになったリョーヴィンとの対比は、際立っていました。

>ウイズリー家の長男だったドーナル・グリーソンが、リョーヴィン
へーー、だったんだ!
何気にいい男。
アタシはだめでした。
豪華は豪華なんだけど、出てる人が安っぽかったかな。
絶対に若かったら、ジュードが不倫相手ですよね。私もそう思いながら、額のあたりを見てました。

★sakuraiさん
グリーソンは、ハリポタの役とは印象が違いましたね。

今回は好みが分かれる演出でした。

何度か映画化になっているようですが、私は所見でした。ちょっと舞台劇のような演出で、舞台のイメージで作り上げていましたね。
逆にしっかりした映画バージョンで見て見たいと思いましたが。
TBできないようですね。

★atts1964さん
機会があれば、別のアンナ・カレーニナと見比べてみるのもいいと思います。

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