逃走車

レンタカーはよく確かめましょう

公式サイト　http://tousousha.com

製作総指揮・主演：　ポール・ウォーカー

仮釈放中に、南アフリカのヨハネスブルグにいる、元妻に会いにやって来たアメリカ人のマイケル(ポール・ウォーカー)。レンタカーでセダンを予約したのに、手違いで用意されていたのはミニバン。急いでいた彼は、仕方なくその車に乗った。道すがら、ダッシュボードに携帯電話、運転席の足元に拳銃を発見する。すると携帯電話に、スミス刑事と名乗る男から電話があり、覆面捜査官が乗るはずだった車なので、指定する倉庫まで来てほしいという。道に迷いながら指定場所へ向おうとすると、今度は後部座席から、手足を縛られて猿轡をされた女性(ナイマ・マクリーン)が転がり出てくる。

アメリカより先に、日本で公開です。

ポールはずっと車中にいて、外に出るシーンはわずか。
車中から見た映像になっているので、ポールと一緒に乗っている気分になれ、置かれた状況に同じ様に困惑します。
誰を信じてどう行動すればいいのか、戸惑います。

マイケルは、ひき逃げで刑務所にいたらしい。
妻との会話からすると、どうも飲酒癖があって、事故もそのせいのような感じ。

仮釈放中なのに旅行許可が下りたと元妻アンジーに偽って、ヨハネスブルグの米大使館にいる彼女に会いにきました。まだ彼女を愛していて、やり直したい様子。

刑事に指定された場所まで行こうとしている途中で、後部座席からは縛られた女が出てくる。
その女レイチェルが言うには、警察署長が性的人身売買に関与している事実を告発しようとしていたところ、彼らに拉致された。



突然そういわれても本当かどうかわからないし、すでに元妻との約束の時間に遅れているマイケルは、スミス刑事に指定された場所へ急ぎます。しかしそこでいきなり発砲され、慌てて逃走。
レイチェルは自分の友人に匿ってもらおうとしますが、皆警察に脅されていて、力になってはくれません。唯一信用できるのは、ムズカ判事だという。

予想外に○○が死んじゃったりして、いったいどうやって切り抜けて、正義を行なおうとするのか、ストーリーの展開も結構スリリングでした。
何しろ悪徳警官が、マイケルを指名手配して射殺命令まで出してますから、逃げるのは大変。裁判所の周りも警官だらけ。

ワイルドスピードシリーズほどではないけれど、なかなか派手なカーアクションもあります。

ポールのファンにはおすすめよ。

(鑑賞日２月２７日)