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2013年5月 7日 (火)

ビトレイヤー

男の絆

Welcome_to_the_punch

公式サイト http://www.finefilms.co.jp/betrayer

製作総指揮: リドリー・スコット

逃走する強盗の主犯で大物犯罪者ジェイコブ・スターンウッド(マーク・ストロング)を、一人で追い詰めた、ロンドン警察のマックス・ルインスキー捜査官(ジェームズ・マカヴォイ)だったが、あと一歩のところで右膝を撃たれて捕り逃してしまう。3年後、隠遁生活を送っていたスターンウッドが、息子のルアンから事件に巻き込まれたとの知らせを受け、潜伏先のアイスランドからロンドンへと舞い戻ってくる。
3年前の事件が心身ともに深い傷となっているマックスには、スターンウッドを捕まえるまたとないチャンスだった。同僚の捜査官サラ・ホークス(アンドレア・ライズブロー)も、自信を打ち砕かれる前のマックスに戻って欲しいと願っていた。ところが2人は、政治家も絡んだ大きな陰謀の渦にまきこまれていく。

原題は“Welcome to the Punch”
実は“パンチ”は、事件の証拠となる重要な場所なの。
邦題はネタバレ気味だけど、それがなくても、見ていて大まかな展開の予測はついてしまうわ。キーポイントは、イギリスでは、捜査官に銃の携帯が許されていない事。もちろん上司の指示があれができるのでしょうけど。

内容は目新しくはないけれど、マーク・ストロングとジェームズ・マカヴォイが、とにかくかっこよく見えます。
アクションシーンは、なかなか見ごたえありましたよ。

特にマーク・ストロングはスキンヘッドで目力もあり、立ち姿に存在感がありました。

Welcome_to_the_punch4

ジェームズ・マカヴォイは、「ウォンテッド」以来の、アクション映画ですね。

Welcome_to_the_punch2

熱血刑事も、なかなか似合ってました。
演技派のこの人は、いいとこのお坊ちゃんやチャラ男をはじめ、なんでもこなしますねえ。

スターンウッドをひとりで追っていたマックスは膝を撃たれ、倒れてしまいます。スターンウッドはとどめを刺そうと思えばできたのに、なぜかそうせずに仲間と逃走。
それから3年たっても、マックスの体も心も癒えないまま。

腹を撃たれて空港で倒れた男の身元が、ジェイコブ・スターンウッドの息子ルアンであるとわかった。警察はルアンの携帯電話から、父親のスターンウッドがアイスランドに潜んでいるのを突き止めますが、逃げられて逮捕できませんでした。

息子を囮にして、スターンウッドを捕まえようとするマックスですが、頭のいいスターンウッドは容易に罠にはかかりません。息子の入院している病院で、スターンウッドを見つけたマックスでしたが、またまた逃げられてしまいます。

スターンウッドを追ううちにマックスは、警官が撃たれて死亡した事件と、ルアンが撃たれた事に関連があることがわかってきます。しかしそんな彼を、罠にかけて葬ろうとする者がいました。

銃撃戦となった場所で、スターンウッドに助け出されるマックス。

息子を撃った犯人を突き止めようとするスターンウッドと、スターンウッドを逮捕しようとするマックスが、事件の真相を突き止めるため、行動を共にして協力しあいます。

Welcome_to_the_punch3

犯罪者と刑事の奇妙な絆を感じるけど、いつの日か、マックスにはスターンウッドを逮捕してほしいな。

マックスの相棒を演じるアンドレア・ライズブローは、トム・クルーズ主演の「オブリビオン」では、ヒロイン役だとか。

Welcome_to_the_punch5

(鑑賞日5月4日)

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コメント

マカヴォイくんに対するマーク・ストロングはなにか裏事情でもあるかのような印象でしたね。
できればその辺りをもうちょっと描いてくれたら、もっと面白かったのになと思いましたよ。
警察の上司のインパクトが薄く感じたのは、英国俳優だからワタシが知らないだけかもしれないですね^^;

★itukaさん
マックスとスターンウッドの関係に裏の物語があるともっと面白かったかも。
脇役はイギリス映画ではよく見かける人たちだけど、ハリウッド俳優と比べると印象が薄めかもしれませんね。

訪問&TBありがとうございます。
ジェームズ・カマヴォイとマーク・ストロングは良かったんですが、敵の影が薄いせいか内容はちょっと物足りませんでした。
敵のすごさが分かればもっと面白かったかも?
アンドレア・ライズブローは、春香クリスティーンに見えてしまいました。(^^;)

★すぷーきーさん
舞台がイギリスなので、敵の存在感が薄くなりましたかね。

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