L.A. ギャング ストーリー
突撃はみだし警官隊
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/gangstersquad
原作: L.A.ギャング ストーリー (ポール・リバーマン著/ハヤカワ文庫)
監督: ルーベン・フライヤー 「ゾンビランド」
実話に着想を得た物語。
1949年、ロサンゼルス。街は巨大犯罪組織のボス、ミッキー・コーエン(ショーン・ペン)に牛耳られ、不正や悪がはびこっていたが、彼の影響力は政治家や警察内部にも深く浸透し、表立って取り締まることはほとんど不可能だった。そんな実情を見過ごせずにいたジョン・オマラ巡査部長(ジョシュ・ブローリン)に、ある日ついにパーカー市警本部長(ニック・ノルティ)から密命が下る。それは少数精鋭の“ギャング部隊”を結成し、コーエンの組織を隠密裏に壊滅せよというものだった。オマラによって集められた署内のはみ出し者ばかりの6人は、警察バッジを外し、法に縛られることなくギャング顔負けの手段でコーエンに立ち向かっていく。
実話をうまく脚色しているなあと思いました。
面白く仕上がっていて、だれることも飽きることもなく鑑賞しました。
ギャング部隊のメンバーも、悪役のコーエンも、とにかくかっこいい。
信念を持つできる男はかっこいいのだ。
ジョシュ・ブローリンも、今まで見た中で、一番かっこよく見えました。
銃撃戦の映像もよかったです。
エンドロールの絵が、40年代の看板やポスター風なのも似合ってた。
コーエンを殺しても後釜が取って代わるだけだから、コーエンの資金源を断つようにと、市警本部長はオマラに命じます。
秘密部隊の人選を任されたオマラですが、真面目で有能なのを選んでいると、身重の奥さんが、そういう人達はコーエンも目をつけて賄賂を出すだろうから、署内で異端視され出世コースからも外れているはみ出し者がいいと助言します。
選ばれたのは、
ジェリー・ウーターズ (ライアン・ゴズリング)
一匹狼の彼は、最初はオマラの誘いを断りますが、なじみの靴磨きの少年が流れ弾で死んだのを機に、部隊に加わります。
スーツに帽子姿の彼は、すっごい伊達男に見えました。
よっ、色男!って感じよ。
ライアンは撮影現場に来たウーターズの子供たちから、色々な話を聞いたそうです。
コールマン・ハリス (アンソニー・マッキー)
飛び出しナイフの使い手
マックス・ケーナード (ロバート・パトリック)
早撃ちの名人
機関銃を使わず、西部劇のガンマン風です。
ナミダ・ラミレス (マイケル・ペーニャ)
ケーナードの相棒でメキシコ系
コンウェル・キーラー (ジョバンニ・リビシ)
電子工学の専門家で、妻子がいる。
コーエンの愛人で、ジェリーと愛し合うようになるグレイスに、エマ・ストーン。
コーエンと別れたいけど、自分からそんなことを言い出せば殺されてしまう。今の生活から抜け出したくても、できなくなっている。
彼女の役は、架空の人物だそうです。
警官バッジをはずして、コーエンの娼館、賭博場、麻薬を狙うギャング部隊。
コーエンの自宅に盗聴器もしかけて、ギャングとかわらない手口で資金源を次々と襲います。
コーエンは誰の仕業なのかわからず、苛立っていました。
しかしやがて盗聴がコーエンにばれて、逆に罠を仕掛けられます。
オマラの身元もばれ、彼の自宅もコーエンの手下に襲われます。
お金や名誉のためでなく、ただ平和で安心して住める街に戻したいと願い、命をかけた男達に拍手。
(鑑賞日5月8日)
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↑ あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
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ジャンル アクション/犯罪
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ジョシュ・ブローリンが戦争帰りの男を好演していました。
「MIB3」でも思ったのですが、レトロな男っぽい役が似合います。
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのカップルも良かった。
ロバート・パトリックがガンマンを演じているのもうれしかったです。
ショーン・ペンの悪役演技はちょっとやりすぎですが迫力ありました。
ショーン・ペンに対抗してブローリンが仲間を集めるのが「七人の侍」みたいでわくわくしました。
集めた仲間もみな個性的でした。
市警本部長役で久々のニック・ノルティが出演していたのも良かったです。
演出はもうちょっと冴えが欲しかったかな。
音楽のジャズと時代のムードが良かったです。
ミッキー・コーエンは実在人物ですが、ストーリーはフィクショナルです。
投稿: きさ | 2013年5月 9日 (木) 22:48
>スーツに帽子姿の彼は、すっごい伊達男に見えました。
よっ、色男!って感じよ。
うんうん!同感!ドライヴといい、この作品といい、ライアンにヤラレました(笑)
生のライアン見ている風子さんが、チョー羨ましいです(´∀`)
で、良くご存知の風子さんい伺いたいのですが、ライアンって
声あんなに高かったですか?私は役作りのひとつかと思ったのですが・・・
B級ぽさが漂いながらも(笑)その時代の雰囲気、キャストの良さなどで
娯楽作として、すっごく楽しめました♪
投稿: ひろちゃん | 2013年5月14日 (火) 22:18
★ひろちゃんさん
ライアンはすごく長身ですが、そのわりに声は高めなんですよね。
面白かったので、夫にも勧めました。^^
投稿: 風子 | 2013年5月15日 (水) 08:07
ここはアンソニー・マッキ-かなあ。
ゴズリンにあまり萌えない私は、アンソニーでしたわ。
あの時代、黒人でも活躍できたのは、L.A.だったからでしょうね。
投稿: sakurai | 2013年5月22日 (水) 11:10
★sakuraiさん
マッキーもハンサムな俳優さんですよね。
投稿: 風子 | 2013年5月22日 (水) 13:14