華麗なるギャツビー
豪華絢爛
緑の灯火をつかもうとした男
公式サイト http://www.gatsbymovie.jp
原作: 華麗なるギャツビー (F・スコット・フィッツジェラルド著/角川文庫)
監督: バズ・ラーマン 「ロミオ†ジュリエット」 「ムーランルージュ」
作家になる夢をあきらめて証券会社に就職し、ニューヨーク郊外に移り住んだ青年ニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)。隣りは宮殿のような豪邸で、毎晩のように盛大なパーティーが開かれていた。しかしそこに住む若き大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の素性を、誰も知らない。どこからやって来たのか、いかにして莫大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ。
3D字幕版で見てきました。
映画化されたのは、ロバート・レッドフォード主演のだけ見た事あります。
テレビ放映で何回か目にしているはずだけど、いかにもアメリカ的なのと、デイジーはギャツビーが執着するほど魅力のある相手に思えず、面白いとは思わなかった。
なんでそんな女がいいのか、さっぱりわからないって感じ。
その映画が公開された1974年に、レオが生まれてる。
そしてその時、ロバート・レッドフォードは38才。
美形ですねえ。
レオも今、38才。
すごい偶然ね。
ラーマン監督作だから、重厚な人間ドラマのはずがない。(笑)
絶対エンターテイメント。
「ロミオ†ジュリエット」や「ムーランルージュ」と同様に、独特のカラフルな映像で、豪華でドラマチックな悲劇のはずと予想していました。
使用曲もラーマン監督作は気になりますよね。
予想どおり宝石は全てティファニーだし、服は有名ブランドとコラボという豪華さ。
パーティーシーンは、とにかく豪華でど派手。
で、ラーマン監督は、役者を美しく撮りますよねえ~~。
キャリー・マリガンは、今まで見た中で一番かわいい。
揺れる心もうまく演じている。
そして、レオの美しいショットが満載。
近年しかめっ面ばかりの映画だったレオ。
ここまで美しいレオが堪能できるのは、ラーマン監督だからこそ。
正当派の美形とはちょっと違うレオは、角度や表情でかなり見え方が違うのよ。
キメの場面以外のちょっとした場面でも、きれいに見える角度で撮ってるところが多々あるのよ。
2階の棚から布を投げるレオの笑顔も良いけど、私のイチオシは、ラストのプールに浮かんだレオ。
悲しく哀れな場面だけど、とにかくレオの顔がうつくすぃぃ~~~。
光の加減がいいんだろうけど、20代の頃のレオみたい。
物語はそれぞれのキャラがはっきりしていて、1974年版よりわかりやすいし納得できる。
ギャツビーが思い描くデイジーは、彼の幻想でしかない。デイジーを一途に愛してはいるけど、彼は自分に都合のいい幻想を抱いていて、現実をわかっていない。
幻想を幻想と気づかなかったけど、目標に向って必死に努力をしていたのは事実。
デイジーの夫トムは、家柄と富はあるけどゲス野郎。
物語を語るニックは、複雑な心理を表現しなくてはならない、なかなか難しい役。
それを私生活でのレオの長年の親友トビーが、うまく演じている。
結局ギャツビーの友人は、ニックただ一人だけだった。
トムとその愛人、いとこのデイジーとギャツビーの両方の事を知っていて、事故についての真実も知っているけれど、それを誰にも話すわけにいかず、苦しみ酒びたりになってゆく。
それにしても美しいレオが満載で、レオファンとしてめっちゃ嬉しい。
ブルーレイが出たら買わなきゃ。
(鑑賞日6月17日)
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でも、それだけでは、もちろんダメ☆
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「うん。
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まずは、そのさわりを…。
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製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2013/06/14
ジャンル ドラマ/文芸
映倫 G
【解説】
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今の予告を見て、これってギャツビーが詐欺師だったって言う話だったかな?と予想したりしてます
話によると、私と風子さんが見た映画が最初の映画でも無いらしいですね
レオ様ので四作目とかテレビで言っていたような気がします
衣装とかめちゃ綺麗ですよね
宝石もキラキラ
そこを見るだけでも、価値ありそうな感じ
投稿: まっちゃん | 2013年6月19日 (水) 17:29
★まっちゃんさん
記憶がないということは、感動しなかった、心に残らなかったという事でしょうか。
テーマはギャッビーの職業ではありません。
今回が5回めの映画化ですが、ロバート・レッドフォード版は3回目です。
「ロミオ†ジュリエット」 「ムーランルージュ」などのラーマン監督の映像が好きなら、おすすめです。
投稿: 風子 | 2013年6月19日 (水) 22:10
こんにちは。
バズ・ラーマン監督は苦手ですが、これは楽しめました♪
おっしゃるように、原作の世界をはっきりくっきり強調して描いていて
キャラクターやストーリーがわかりやすく共感しやすかったです。
レオの魅力もたっぷり味わえました。
ニックはギャツビーの唯一の理解者で
トビーが演じたのはナイスなキャスティングでしたね。
投稿: セレンディピティ | 2013年6月23日 (日) 10:42
★セレンディピティさん
ラーマン監督の映像は、虚構の華やかさが感じられましたね。
トビーは長年のレオの友人なので、撮影で笑いをこらえるのに大変だった日もあったそうですよ。^^
投稿: 風子 | 2013年6月23日 (日) 12:43
レオファンには、垂涎の絵でしたね。
豪華な絵は、スクリーンならでは!でした。
こういうのこそ、映画館で見ないとねえ。
投稿: sakurai | 2013年7月 3日 (水) 09:53
★sakuraiさん
ラーマン監督らしい映像で、レオもキラキラしてました。
投稿: 風子 | 2013年7月 3日 (水) 15:09
はじめまして。クラムと名乗っています。
トラックバックも何かの縁ということで、足跡を残させてください。
レッドフォード版をご覧になっているんですね。
わたしは存在は知っていたけど観たことありませんでした。
ただ印象からすると、雑草魂を持ったセレブにはちょっと見えないですね。
その点、L.ディカプリオは、この謎多き大富豪役にぴったりだと思いました。
衣装も音楽も豪勢で、文学と娯楽を同時に満喫できました。
投稿: クラム | 2013年7月 4日 (木) 22:55
★クラムさん
はじめまして。わざわざありがとうございます。
貧乏な生い立ちからのし上がってきた来た感じは、レッド・フォードよりレオの方があっているかもしれませんね。
内面に潜む粗野な雰囲気が感じられます。
投稿: 風子 | 2013年7月 5日 (金) 08:30