トゥ・ザ・ワンダー (試写会)
風景の映像が美し~~い
公式サイト http://www.tothewonder.jp
8月9日公開
監督: テレンス・マリック 「シン・レッド・ライン」 「ツリー・オブ・ライフ」
アメリカ人のニール(ベン・アフレック)とフランス人のマリーナ(オルガ・キュリレンコ)は、フランスの観光名所モンサンミシェルで出会い、愛し合うようになる。その後マリーナの娘タチアナとともに3人でアメリカへ渡り、オクラホマの小さな町での生活が始まる。だが、いつしか2人の間に少しずつすれ違いが生まれ、マリーナはクインターナ神父(ハビエル・バルデム)に悩みを打ち明ける。しかしクインターナ自身も信仰が揺らぎ、苦悩を深める。やがてビザが切れたマリーナはフランスへ戻り、ニールは幼なじみのジェーン(レイチェル・マクアダムス)との愛に孤独を癒されていくが…。
テレンス・マリック監督作だから覚悟して見に行ったけど、またまたうつらうつらと所々寝てしまいました。でも、「ツリー・オブ・ライフ」の時とは、違う理由です。
風景の映像がすごく美しく、そして水辺の映像が多い。普段でも川や海の水面に太陽の光がキラキラしているのを見ていてると心が落ち着く私にとって、今作はヒーリング映像と化して、眠りの世界にいざなわれてしまいました。
公式サイトのストーリーを読むと、やっぱり抜けている部分があるようです。(^^ゞ
内容は、「ツリー・オブ・ライフ」よりわかりやすく、ニールとマリーナの愛と苦悩、神父の葛藤と苦悩。
宗教色がやはり強く、信者でないわたしは、そんな事で悩まないわと言うテーマですが。
(^^ゞ
ニールとマリーナは、よくある悲しい愛の話。
ふたりには、最初から難しい状況がある。
17才で結婚して娘をもうけたマリーナは、夫が他に女ができて家を出て行ってしまっているが、正式に離婚していない。だからニールと結婚したくても、法的にできない。
娘のタチアナは、友だちのいないアメリカの学校に馴染めず、フランスへ帰った。
ビザが切れたマリーナも帰国。
ひとりになったニールの心の隙間を埋めてくれたのは、幼なじみのジェーン。
しかし彼女との関係は長くは続かなかった。
正式に離婚したマリーナをアメリカに呼び寄せ、正式に結婚。
(いつの間にかタチアナは、父親とその妻らしき女と暮らしてた)
順調に行くかと思いきや、月日が流れて、お互いの気持ちがすれ違い、言い争いが絶えなくなる。
でもって、マリーナは浮気しちゃうけど、それを夫に告白しちやうなんて。
許してなんて言うなら、告白しなければよかったのに。
信者じゃないけど、神父の苦悩もわかりやすかった。
人間て愚か生き物よねえ。
でも、神父の助けを必要としている人は大勢いる。
レイチェルの出番は、ちょっとだけだったわね。
オルガより、レイチェルの顔の方が好きなので残念。
それにしても、マリック監督は今後もこのスタイルで映画を撮っていくのかしら。
だとすると、寝ずに見るのは難しいわ。
(鑑賞日7月25日)
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【ストーリー】
エンジニアのニール(ベン・アフレック)は旅行で訪れたフランスのモン・サン・ミッシェルで、シングルマザーのマリーナ(オルガ・キュリレンコ)と出会い付き合うことになる。アメリカで一緒に暮らし始めた二人だったが、やがて心が離れていくように。そんなある日、ニールは学生時代の友人ジェーン(レイチェル・マクアダムス)と久しぶりに会い、やがて彼女に心の安息を感じるようになり……。
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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/162385/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照ください。
テレンス・マリック監督作品 ←哲学者だと思っています
・ ベン・アフレック 〜彼
・ オルガ・キュリレンコ 〜彼女
・ レイチェル・マグアダムス ..... [続きを読む]
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