ローン・レンジャー
ハイヨ シルバー!
公式サイト http://www.disney.co.jp/loneranger
監督: ゴア・ヴァービンスキー 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ
1869年、絞首刑のなるはずの極悪人のブッチ・キャベンディッシュ(ウイリアム・フィクトナー)を護送中の列車が、奴の一味に襲われ、まんまと逃げられてしまった。正義感あふれる:検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)は、兄のダン(ジェームズ・バッジ・デール)が率いるテキサスレンジャーと共にキャベンディッシュを追跡するが、兄は一味に殺され、自らも自らも凶弾に倒れて生死をさまよう。そんな彼の前に現われたのは、ネイティブ・アメリカンで、ブッチ・キャヴェンディッシュに復讐しようとしている男、トント(ジョニー・デップ)だった。彼はその聖なる力でジョンを甦らせると、ジョンと共に、キャヴェンディッシュを追う。
物語は1933年、移動遊園地内のワイルドウェストの展示を見ていた少年に、そこで働いている年老いたトントが、ローン・レンジャーとの昔の話をする形で進みます。
基はラジオドラマで、それがコミック化、テレビドラマ化されたのだそうですね。
映画はヒーロー物でなくて、コメディーだったわ。
もちろん悪人をやっつけるけど、痛快な西部劇を期待すると、がっかりするかな。
派手な銃撃戦や騎馬戦もあまりない。
アクションはそれなりにあるけど、やっぱりコメディー。
それと、ローン・レンジャーが誕生するまでって感じだった。
白馬の名前もラストで決まるしね。
ラストの列車でのアクションは、やっと西部劇らしくなってきました。
そこでもお笑い満載でしたけど。
列車が橋から落ちるシーンは、CGではなくミニチュアで撮影したそうです。
ローン・レンジャーになったいきさつとかは、、基のドラマと同じなのでしょうか。
当時のアメリカの社会状況や、銃を使わず、復讐ではなく法によって悪人を裁こうとするジョンの葛藤など、シリアスな要素もあるけど、とにかくジョニー・デップの演じるトントが、ボケ連発のコメディー。
少年時代に受けた心の傷もあるんだけど、ピエロと化してます。
↑も、お笑いシーンでした。
トントは、勇敢な戦士だったジョンの兄のダンを蘇らせたかったけど、彼は心臓をえぐり取られて殺された。
ジェームズ・バッジ・デールは、最近続けて大作に出演しているようですね。
「THE GREY 凍える太陽」「フライト」「アイアンマン3」、もうすぐ公開の「ワールド・ウォーZ」にも出演しているらしい。
ダンの妻レベッカ(ルース・ウィルソン)は、以前ジョンの恋人だったらしい。ジョンは今でも彼女を愛している。
ルース・ウィルソンは、ミシェル・モナハン似でした。
ウイリアム・フィクトナーは、いかにも極悪人て容姿になっていますね。
鉄道会社のレイサム・コールに、トム・ウイルキンソン。
キャベンディッシュに片足を奪われた、興行小屋の女主人レッドに、ヘレナ・ボナム=カーター。
騎兵隊の隊長に、バリー・ペッパー。
ダンの息子より、トントの少年時代を演じた男の子がかわいかったな。
ローン・レンジャーといえば、
「ウィリアムテル序曲」と、
↓でしょ。
ラスト近くで、やっと出てきたわよ。
(鑑賞日8月2日)
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1933年、少年がアメリカ開拓時代の展示室に入る。
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8年ぶりに故郷テキサスに戻るその列車には、二..... [続きを読む]
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ヘレナ・ボナム=カーター、トム・ウィルキンソン
ウィリアム・フィクトナー、バリー・ペッパー
ジェームズ・バッジ・デール、ルース・ウィルソン出演
ゴア・ヴァービンスキー監督、
150分、2013年8月2日より全国公開
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(原題/原作:THE LONE RANGER)
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見に行ってきましたが、私も複雑な思いで見ました
西部劇にどうしても必要なインディアンとの戦いとか・・コメディの中にどうしても、必要なんだろうけど、気持ち的には微妙
投稿: まっちゃん | 2013年8月 4日 (日) 20:18
★まっちゃんさん
インディアンが悪者として描かれていないところは、一応評価できるのではと思いました。
投稿: 風子 | 2013年8月 4日 (日) 20:57
訪問&TBありがとうございます♪
元ネタを知らないので、よく判らない場面もありました。
リード兄弟は良かったですね。
が、トントのコメディ要素と、トントの子供時代と1869年の2回のコマンチ族虐殺のギャップが合ってないような気がします。
ちょっと笑いに走りすぎかも。
投稿: すぷーきー | 2013年8月 4日 (日) 21:50
風子さん、はじめてコメントさせていただきます
ちょうど見たいと思っていたので、レビューありがとうございました!
そうか、コメディーか・・・思っていたのと、ちょっと違いました
私はヘレナ・ボナム・カーターが、好き、というか、尊敬している女優さんなので、やっぱり見てみようかなとは思います
投稿: Erika A | 2013年8月 4日 (日) 23:23
★すぷーきーさん
コメディー色が強すぎて、シリアスな部分が薄れて、ミスマッチに感じてしまいますね。
★Erika Aさん
コメントありがとうございます。
ヘレナ・ボナム=カーターは、幅広い役柄をこなす女優さんですよね。
本作での出番は少なめですが、はまっていましたよ。
投稿: 風子 | 2013年8月 5日 (月) 09:26
こんにちは。
お馬さん、ぱっか~ん!な写真、ありがとうございます♪。
トントの少年時代の子、美少年でしたね。憂いを含んだ表情も綺麗で…。
大人になったトントの心の傷が癒えているといいのですが。。。
展示場で1人ということはキモサベと何かが?…。
コメディー要素いっぱいの西部劇もなかなか楽しかったです♪。
投稿: みぃみ | 2013年8月 7日 (水) 12:30
★みぃみさん
ディズニーらしい、子供が楽しめる西部劇でしょうか。
インディアンのスピリチュアルな部分に、もう少し敬意が感じられるつくりにしてほしかったです。
投稿: 風子 | 2013年8月 7日 (水) 13:50
>ルース・ウィルソンは、ミシェル・モナハン似でした。
てっきり、ミシェルだと思って見ておりました。
どっちつかずなコメディでしたが、何気に歴史考証がしっかりしてて、私的には、◎でした。
投稿: sakurai | 2013年8月19日 (月) 10:05
★sakuraiさん
>何気に歴史考証がしっかりしてて
そうでしたか。
そういう観点もあるんですね。
投稿: 風子 | 2013年8月20日 (火) 11:08
再び、登場しました
二度目を見に行き、最初に感じた寂しさは無くなりました
風子さんが言うように、先住民が悪い描かれ方をされていず、ああいう生き方をするしかなかったかのような表現
考えたら、アメリカの人が作っている映画なのに、ちゃんとアメリカがどう成り立ってきたのかを描いているようで、良かったです
そう考えたら、楽しく映画を見る事が出来ました
トントの低い声での呪文・・何を言っているのでしょうね~
投稿: まっちゃん | 2013年8月31日 (土) 15:01
★まっちゃんさん
また見に行かれたんですね。
一度目より楽しめたようで、よかったですね。
投稿: 風子 | 2013年8月31日 (土) 18:11