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2013年10月12日 (土)

ダイアナ (試写会)

愛を求めたけれど

Diana

公式サイト http://diana.gaga.ne.jp
10月18日公開

監督: オリヴァー・ヒルシュビーゲル  「ヒトラー ~最期の12日間~」 「インベージョンン」

1995年、ダイアナ(ナオミ・ワッツ)が夫のチャールズ皇太子と別居してからすでに3年の月日が過ぎようとしていた。ある日、彼女の良き友であり、治療師でもあるウーナ(ジェラルディン・ジェームズ)の夫が倒れたと連絡が入り、ダイアナは急いで病院に駆け付ける。そこで彼女は、優秀な心臓外科医ハスナット(ナヴィーン・アンドリュース)と出会い、その人柄に惹かれていく。

車で一緒に亡くなったドディ以外に、好きな人がいたのね。
というより、映画では、その人との関係が望むようなものにならず、ストレス発散にドディを相手にしてたって感じ。

Diana_5

でも、いかにも西洋の白人女性ね。
夫と別居中に他の男性と交際を始めるなんて。
一般の離婚した白人女性だって、回教徒のパキスタン人の親族が認めるわけないでしょ。
ましてやダイアナは、離婚してても将来は国王の母だもの。
結婚は、好きだって気持ちだけじゃできないっつーの。

昔はイギリスの王位継承者は、ヨーロッパの他の国の王族との政略結婚で、離婚は両国の関係にかかわるから問題外。
どこの国でも、国王に愛人がいるのは当然だったし。
ダイアナは、イギリスが初めてもらったイギリス人の嫁だって聞いたわよ。
時代が変わったのね。
イギリス人の嫁だから我慢できなかったし、離婚できたのね。

まあね、夫には結婚前からの愛人がいて、しかもその相手と別れる気がないとなれば、離婚したいのも無理はない。
20歳の花嫁だったんだものね。
いつ夫の不倫に気づいたのか知らないけど、若いダイアナには、大きなショックよ。

一方チャールズ皇太子は、カミラ夫人が最初の結婚をする前から、彼女が好きだった。
でもエリザベス女王が、彼女は王室に相応しくないと反対したって噂よね。
その点ダイアナは、由緒あるスペンサー伯爵家の娘。

若くて美しかったダイアナは、世界中から愛された花嫁だったのに、結婚生活では彼女の望む愛が得られなかった。
離婚しても世界の注目の的で、ゴシップ誌の標的だった彼女には、平穏な暮らしなどさせてもらえない。

離婚後、慈善活動もしていたけど、一番ほしかったのは、自分だけを愛してそばにいてくれる人だったのね。

ウイリアム王子は貴族じゃない女性と結婚したし、貴族ではない人を妻にするのは、他のヨーロッパの王室でも増えている。
時代と共に、王室の結婚も変化してるよね。

各ブランドが協力してくれて、映画では公式の場での華麗なダイアナファッションが再現されています。

Diana_2

Diana_3

Diana_4

(鑑賞日10月8日)

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コメント

イギリスの王家は、ハノーヴァー朝からドイツ系で、なんとかしてイギリスの血を入れたかったもんで、彼女のお嫁入りは王家としては念願だったのですよね。
王家としては、そこに胡坐をかいたのかもしれないです。
ゴシップを見せてもらいましたが、別にそこは見なくても~でした。

★sakuraiさん
なんかダイアナが、思慮の浅い女に見えてしまいました。

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