ゴースト・エージェント/R.I.P.D.

さっさと成仏しろ

公式サイト　http://ghostagent-ripd.com

監督：　ロベルト・シュベンケ　　「きみがぼくを見つけた日」　「ＲＥＤ/レッド」

勤務中に撃たれて殉職してしまったボストン警察の警官ニック(ライアン・レイノルズ)。死後も現世に留まり悪霊となっている者達を逮捕しては霊界に送還する組織、R.I.P.D.のエージェントにスカウトされる。１９世紀からそこで働くロイ(ジェフ・ブリッジス)とコンビを組まされ、再び地上に舞い戻って悪霊退治に励むと、悪霊たちのある陰謀が発覚する。

２Ｄ字幕版で見てきました。
かなり爆笑物かと思ったら、そうじゃなかった。
ロイは面白いキャラだけど、ニックは普通。
大笑いできるエンターテイメントを期待していたので、ちょっとがっかり。

宣伝文句どおり、「メン・イン・ブラック」と「ゴーストバスターズ」に似てるけど、ニックと妻の話は、「ゴースト／ニューヨークの幻」みたいなので、デートムービーでもＯＫだわ。

ニックは犯罪現場で押収した金塊を、証拠品として提出せずに、自宅の庭に埋めた。しかしやはり良心がとがめ、相棒のボビーに署に提出するといいます。
しかしニックに提出されては困るボビーは、犯罪現場でボビーを射殺。
相棒に突然裏切られ、天国行き？
かと思ったら途中で止められた。
R.I.P.D.は、優秀な警官だった人達で構成されている。
証拠品をネコババしたニックは、神の審判で地獄の可能性もある。しかしR.I.P.D.で実績を上げれば、それが考慮の対象になるらしい。
すぐに神の審判を受けるかR.I.P.D.で働くかと聞かれて、R.I.P.D.を選択します。

コンビを組まされたのは、１９世紀に保安官だったロイで、彼も相棒に撃たれて死に、彼の死体はコヨーテに食われてバラバラになったらしい。

現世に戻って、悪霊を逮捕しにいく２人。


予告編にもあるとおり、現世の人間には２人の姿は違って見える。



ロイはセクシーな金髪美女。但しカウボーイ口調なので、言い寄って来る現世の男たちはびっくりする。
ニックは年寄りの中国人。
２人がひたすら任務をこなしていくと、生前ニックが庭に埋めた金塊は、ある陰謀にかかわるものだったのがわかる。

ケビン・ベーコンは、ただの悪い相棒なだけじゃなかった。
彼の正体が、意外で面白かった。



(鑑賞日１０月２１日)