パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海

弟は一つ目小僧

公式サイト　http://www.foxmovies.jp/percy

原作：　パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々２/魔海の冒険 (リック・リオーダン著/ほるぷ出版)

海の神ポセイドンと人間の母の間に生まれた、ハーフゴッドのパーシー（ローガン・ラーマン）は、他の半神仲間たちと修行に励んでいたある日、半神訓練所を機械仕掛けの巨大な雄牛が襲い、それを きっかけに訓練所をバリアで守っていたタレイラの木が枯れそうになってしまう。その木を癒すのに必要な、魔の海に隠されている“黄金の毛皮”を探しに、パーシーは仲間達と旅立つ。

３Ｄ字幕版で見てきました。

前作の監督クリス・コロンバスは製作総指揮にまわって違う監督ですが、テンポよく進んで、残酷シーンはないし、子供向けとしてはとても楽しく見られる映画。
大人は物足りないかもしれないけど、ターゲットは子供ですから充分でしょ。
個人的には、海の映像が期待ほどではなかったけど。

自分の運命は自分で決めるとか、外見で人(?)を判断しちゃいけないというメッセージもある。家族や仲間の大切さもあり。
家族で見るにはおすすめしちゃうわ。
パーシーと一緒に冒険してね。

子役はすぐ育っちゃうから、たしか本作の撮影は３年前だったかな。

訓練所にいるパーシーは、最近、競技会で戦いの神アレスの娘クラリサ(レヴェン・ランビン)に負けてばかりで落ち込んでいる。



そこへ同じくポセイドンの息子だというキュクロプスが、訓練所にやってきた。



彼はポセイドンと妖精の間に生まれた、パーシーの異母弟タイソン。
タイソンはパーシーに親しげに接するけど、訓練所のメンバーもパーシーも、彼の外見のせいで引き気味。

そこへ今度は、訓練所のバリアを破って、鋼鉄製の機械仕掛けで火を吹くコルキスの雄牛が襲ってきた。何とかパーシーが雄牛を仕留めると、訓練所を守っているタレイアの木が、枯れかかっているのが発見されます。通信の神ヘルメスの息子ルーク(ジェイク・アベル)が毒を盛ったのです。

知恵の神の娘アナベルが文献を調べて、黄金の毛皮ならタレイアの木を治せるとわかりました。

危険な魔の海にあると言う黄金の毛皮を探しに行くのに、訓練所の校長ミスターＤ(スタンリー・トウッチ)は、クラリサを指名しますが、パーシーがじっとしているわけはありません。

アナベス、グローバー、タイソンと一緒に、クラリサの後を追いかけ、黄金の毛皮を探しにに行きます。



一つ目のタイソン(ダグラス・スミス)は、アナベスが持っているミストをかけると、あーら不思議、イケメンくんに変身。


薬が効いている間は、↑の顔になる。

わたしも欲しいぞ、このミスト。(爆)

一方ルークは、黄金の毛皮で、ゼウス、ポセイドン、ハデスが封じ込めた彼らの父である邪神クロノスを復活させようとしていました。

パーシーは色々と悩める１０代。
自分はオリンパスを救うか滅ぼすかのどちらかという予言を気にしています。
予言には、黄金の毛皮をいとこ取り合うというのもあります。
そこへ、気はいいけど一つ目でドジなキュクロプスが異母弟だなんてと、がっくりしてます。
父のポセイドンは、自分の相談を聞いてくれないし。

でも黄金の毛皮を探す旅で、精神的に成長しまーす。
もともとパーシーは優しい子なのよん。
気が強くて傲慢なクラリサも、成長するのが○。

ルークの父親ヘルメスは、ネイサン・フィリオンでした。


前作「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」の感想はこちら

(鑑賞日１１月１日)