ウルフ・オブ・ウォールストリート

電話しまくれ～～

公式サイト　http://www.wolfofwallstreet.jp

実話の映画化

原作：　ウルフ・オブ・ウォールストリート (ジョーダン・ベルフォート著/ハヤカワ文庫)
監督：　マーティン・スコセッシ

１９８０年代のウォール街。ウォール街の投資銀行で働きだした２２歳の既婚者、ジョーダン・ベルフォート（レオナルド・ディカプリオ）。学歴もコネも経験もなかったが、巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアで業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして２６歳で証券会社を設立し、年収４９億円を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、そんな成功の先には、それ以上の破滅が待っていた。

※１８歳未満は鑑賞できません

酒、ドラッグ、女と、まあー、ものすごいテンションなので、何ヶ月もの撮影でレオが疲れて休みを取りたくなるものわかるわ。
毎日このハイテンションを保っての撮影じゃ、ヘトヘトでしょ。

ジョーダン・ベルフォートは、金持ちになりたかった。
でも、豪勢な生活に執着しているようにも思えず、大金がある、大金を稼いでいるという状況が好きだったのだろうか。
何か欲しい物のために、大金が欲しかったって感じではないような。

ただただ、ジョーダンに呆れて見てました。
途中くすくす笑いましたけど。

よく死ななかったわね。
こういう人って、悪運が強いのかしら。

とにかく、考えられないような狂乱の日々。
ドラッグのせいで、頭がイカレてたの？

彼だけでなく、社員も正気じゃないわよね。
もともとなのか、ウォール街が人を狂わせるのか。

ＦＢＩのデナム(カイル・チャンドラー)は、ジョーダンの有罪の証拠をつかもうとする。

ＦＢＩが盗聴器を仕掛けていると知ったジョーダンは、あわててパートナーのドニー(ジョナ・ヒル)がスイスの銀行にしている電話を切ろうとするも、ふたりともドラッグが効いていて、へろへろで呂律もまわらず、相手が何を言っているのかわからない。

このシーンのふたりの演技は最高(爆)

あれだけドラッグ漬けだったジョーダンが、よくお酒やドラッグをやめられたわね。
本当なのかしら。

酒やドラッグをやめても、思わぬところから悪事は露見して逮捕される。

口のうまい詐欺師の株屋だったジョーダン。
庶民はこの映画を見て、安易な儲け話に乗せられないように注意しないとね。
┐(￣ヘ￣）┌

ベルフォート本人も本作に出演しているそうですが、気づきませんでした。
出所後は、講演や本の執筆でまたお金持ちらしい。
現在は収入の５０％を賠償金として支払わないといけないらしいですが、それがちゃんと支払われているか、もめているらしい。

レオは久々にヌードも披露しているし、倫理観無しのハチャメチャ男を好演していまーす。

ジョーダンの父親役は、監督としても有名なロブ・ライナー。
弁護士には、同じくアイアンマンなどの監督でもある、ジョン・ファヴロー。
マシュー・マコノヒーは、ジョーダンが就職した投資会社の社長。
エンドロールの後の、彼の声も聞きましょうね。

「アーティスト」で主演男優賞を取ったジャン・デュジャルダンが、スイスの銀行家で出演していて驚いたわ。
コミカルな演技もうまい。

ジョーダンの２度目の妻ナオミを演じたマーゴット・ロビーは、今後映画で活躍しそう。

まだ２３歳なんてびっくりよ。
撮影時は２１か２２？

(鑑賞１月３１日)