神さまがくれた娘
父の深い愛
公式サイト http://u-picc.com/kamisama
田舎のチョコレート工場で働くクリシュナ(ヴィクラム)は、6歳の知能しか持ち合わせていないが、正直者でみんなに愛される存在。かわいい女の子を授かるが、妻バーヌは亡くなってしまう。クリシュナは娘を月という意味の“ニラー”と命名し、周囲の助けを借りながら愛情いっぱいに育てていく。やがてニラー(ベイビー・サーラー)が5歳となり、学校通い始める。ある日学校の事務局長シュヴェータ(アマラー・ポール)が、ニラーが自分の姉の娘である事と、ニラーの父親が知的障害者なのを知り、町の名士である自分の父親を呼び寄せ、ニラーを連れ去ってしまう。
鑑賞券が当たってみてきました。
予告編を見たときから「アイ・アム・サム」のパクリって感じですが、愛情が感じられる映画は好きです。
歌や踊りがはいるインド映画なので、上映時間は2時間半と長いです。
前半はとってもコメディータッチで、クシュナが周囲の人達に助けられながら娘を育てる様子が語られますが、事務局長シュヴェータが、ニラーが自分の姪であるのを知ってからは、徐々にシリアスモードになっていきます。
シュヴェータは、自分の父親と共に、クリシュナの家にやってきます。そして周囲の人達にはクリシュナとニラーの面倒を見るからと車に乗せますが、クリシュナを途中で降ろして置き去りにしてしまうの。
ひどーーーい!
たまたまクリシュナと知りあった若手女性弁護士のアヌ(アヌシュカー)が、ニラーが不当に連れ去られたと、訴訟を起こします。知的障害者は保護者にはなれないので、何とかクリシュナが障害者でないとばれない工作をしたりします。
一方、裕福なニラーの祖父が雇った弁護士は、金持ちを顧客にもつベテラン弁護士。
確かにクリシュナは知的障害者ですが、ニラーの祖父や祖父の弁護士が考えているほどバカではないのが、わかるんですね。
裁判所でのニラーとクリシュナのやり取りが、ふたりの絆の強さをとても良く表してして、泣けました。
ここからネタバレ
結局クリシュナに知的障害があるのはわかってしまい、保護者とは認められませんが、祖父の弁護士は、クリシュナとニラーの同居は認めます。
またクリシュナとニラーは楽しく一緒に過ごしますが、眠ったニラーをクリシュナは舅の屋敷に連れて行きます。
将来は医者になりたいニラー。(医者になりたい理由は父親のためだけど)
娘の夢をかなえるため、そして祖父の弁護士が法廷で言った言葉をクリシュナは考えていたのです。
今はクリシュナが娘の面倒を見ているけど、いずれ娘がクリシュナの面倒を見るようになると。
娘を思ってのクリシュナの決断に、またまた涙しました。
娘役のがとってもかわいらしかった。
そして、女優さんはみんな美人ね~~。
インドでは、女優の第1条件は美人である事ですからね。
(鑑賞日3月3日)
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ジンクルは3歳児並らしい…負けた☁
でも、とても幸せらしいよ♫
投稿: クリシュナ(´∀`)/ | 2014年3月 6日 (木) 18:45
★クリシュナ(´∀`)/ さん
幸せなのはなによりです。
投稿: 風子 | 2014年3月 7日 (金) 08:58
頭ではニラーだったのですが、指がミラーで、間違いました。ありがとうございます!
こういうシチェーションは、外国映画ではよく見ますよね。
福祉が進んでるとみるのか、逆なのか、考えるところです。しかし、泣かされました。
投稿: sakurai | 2014年6月 5日 (木) 13:14
★sakuraiさん
泣けましたねえ。
なんていい父親なんだ。
投稿: 風子 | 2014年6月 5日 (木) 15:23