アメイジング・スパイダーマン２ (試写会)

面白くなってるぅ～～～

公式サイト　http://www.amazing-spiderman.jp
４月２５日公開

監督：　マーク・ウェブ　　「(500)日のサマー」　「アメイジング・スパイダーマン」

スパイダーマンとして、ニューヨーク市民の安全と平和に貢献する日々を送るピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は、グウェン(エマ・ストーン)の亡き父と交わした約束が頭から離れず、彼女との仲を迷い悩んでいた。そして彼女にイギリス留学を決意したと言われると、ピーターの心はさらに揺れ動いた。そんなある日、余命短い巨大企業オズコープ社の総帥ノーマン・オズボーン(クリス・クーパー)は、ピーターの幼なじみでもある息子ハリー(デイン・デハーン)を、ニューヨークへ呼び戻す。そしてノーマンが亡くなると、ハリーは若干２０才にして父の跡を継いだ。するとピーターは、自分とオズコープ社の考えもしなかった因縁を知る。その上、事故に巻き込まれたオズコープ社の電気技師マックス(ジェイミー・フォックス)が、電気を自在に操るエレクトロとなってスパイダーマンの前に現われる。

IMAX３Ｄ字幕版で見てきました。
この映画に相応しい環境で見られて、とってもラッキー。

前作はサム・ライミ版に比べてつまらないと思いましたが、今回はずっとよくなってました。
マーク・ウェブ監督、スパイダーマンに求められているものが、わかってきたんじゃないの。

スパイダーマンといえば、蜘蛛の糸を使ってビルの谷間を縦横無尽に移動する姿でしょ！
前作ではこれが少なかったのよ。
今回は冒頭からたっぷりだし、動きも３Ｄ向きでかっこいい。

苦悩の部分に関しては、サム・ライミ版ほどではないけれど、前作ほどお気楽でもない。
鑑賞環境のせいもあるかもしれませんが、今回はとっても楽しめましたー。

両親の失踪の謎も、わかってきます。

冒頭は、スタン・リーも出演する高校の卒業式。
グウェンは卒業生総代として、スピーチをしました。
スパイダーマンとしての活動に忙しいピーターは、ぎりぎりで式に間に合いました。

グウェンの亡き父との約束に従いたいけれど、彼女への気持ちにもあがなえなくて迷うピーター。はっきりしないピーターに、ただの友人となる決意をするグウェン。そして彼女はイギリスへの留学を決めてしまいます。

オズコープ社では危篤となったノーマンが、息子のハリーをニューヨークに呼び戻します。
実はオズボーン家は、遺伝的な病気があり、ハリーもすでに発症し始めていました。
ピーターの父の研究は、この事に関係があったのです。
ピーターが蜘蛛に噛まれて超人的な肉体になったのにも、理由がありました。

幼いころ、親友だったピーターとハリー。

久しぶりの再会を喜んだのもつかの間。

ハリーはスパイダーマンにある要求をしますが、拒まれます。

今回スパダーマンの前に現われる敵は、
事故でエレクトロに変貌したジェイミー・フォックス。

優秀だけど友達もなく、ダサい男もうまいですねえ。
スパイダーマンに声をかけてもらったのがうれしくて、スパイダーマンのパートナーと勝手に思い込む様子が変質的なのよ。

デイン・デハーンは、父親に愛されず、死から逃れようとして、グリーンゴブリンになってしまい、スパイダーマンへの憎しみつのらせて、ダークサイドに落ちていく様子がぴったり。
薄幸そうな風貌よね。

ポール・ジアマッティは、冒頭でプルトニウム盗んでトラックで逃走しているところを、スパイダーマンに捕まったロシアのギャング、アレクセイ・シツェビッチ役。しかし、ラストで鋼鉄のアーマーをまとったサイ型のライノとなって登場。

サム・ライミ版の時、原作のグウェンの事を見聞きしていましたが、一緒に見た友人は知らなかったので、展開に驚いてました。
ご存知ない方は、泣けるかも。

「アメイジング・スパイダーマン」の感想はこちら

(鑑賞日４月１７日)