ラスト・ベガス (試写会)

さすがのジジイ４人組　

公式サイト　http://lastvegas.jp
５月２４日公開

監督：　ジョン・タートルトーブ　　「ナショナル・トレジャー」シリーズ

悪ガキ４人組の頃から、５８年来の親友同士のビリー(マイケル・ダグラス)、パディ(ロバート・デ・ニーロ)、アーチー(モーガン・フリーマン)、サム(ケヴィン・クライン)。仲間内で唯一独身のビリーが、ラスベガスで若い恋人と結婚することになり、そこでバチェラーパーティーをすることにした。どんなに年をとっても、悪ガキ時代からの絆や習性は変わらない。カジノで大勝ちし、ビキニ・コンテストに審査員として参加したり、１本1800ドルのボトルを開けたり、人生最高のゴージャスな夜。しかしビリーが妻の葬儀に来なかった事を根に持つパディだけは、しかめ面をしていた。

なんとオスカー受賞者４人が主役のコメディー。
笑いあり、友情あり、恋ありと、とっても楽しく笑って元気が出る映画でした。
男同士の友情っていいですねえ。
こんなに長年、気のおけない仲間がいたらいいわね。

ブルックリンの悪ガキだった４人。
(ビリー役の子がなかなかのイケメン)

今は住んでいる場所もばらばらだけど、友情は続いている。

ビリーはビジネスパートナーが死んだのをきっかけに、３２才年下の恋人にプロポーズし、ラスベガスで式を挙げることになった。

フロリダに住むサムは、腰や足を悪くして、錠剤の服用を強いられ、妻と共に嫌々老人用のフィットネスに毎朝通っている。

離婚(どうやらＸ２)して息子一家と同居しているアーチーは、また発作を起こさないようにと、息子夫婦の過保護な対応にうんざりしていた。

パディは１年前に愛妻が亡くなってから家に引きこもっていて、アパートの隣りの女の子が、心配して料理を持ってきてくれる。
妻の葬儀にビリーがこなかっのを、ずっと根に持っている。

ビリーから結婚すると連絡を受けたサムとアーチーは、それならバチェラー・パーティーをしなくちゃといいます。
２人は他の口実で、パディをラスベガスに連れて来ます。

顔を合わせても、パディだけはしかめっ面。

妻から浮気をしてきてもかまわないと言われたサムは、相手を物色。
しかしメガネがないとよく見えないので、オカマをナンパしちゃったり．．．(≧ｍ≦）

年金の半分をおろしてきたというアーチーはカジノへ。
スッカラカンになるかと思いきや、なんと大勝ち。

賄賂を使って、ビキニコンテストの審査員になったり。

豪華なスイートルームに宿泊して、ドンチャン騒ぎのパーティー。

ホテルで歌っているダイアナ(メアリー・スティーンバージェン)に恋したり、

過去の三角関係の真相が明らかになったり。

ビリーとパディは、どうやら女性の好みが一緒。
女性の場合、異性の好みが違っていないと、親友でいるのはほぼ無理じゃないかしら。

デ・ニーロはこの映画でも、パンチを決めてました。(笑)

(鑑賞日５月１２日)