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2014年7月 9日 (水)

思い出のマーニー (試写会)

幸せに気づいて

Photo

公式サイト http://marnie.jp
7月19日公開

原作: 思い出のマーニー (ジョーン・G.ロビンソン/岩波少年文庫)
監督: 米林宏昌  「借りぐらしのアリエッティ」

心を閉ざし友だちのいない札幌に住む孤独な少女杏奈は、夏休みに持病の喘息の療養のため、海辺の田舎の村に住む大岩家に預けられる。そこで湿っ地屋敷と呼ばれる大きな洋館に、なぜか杏奈は心をひかれる。そしてそこに住む、金髪の少女マーニーと仲良くなる。

近年見たジブリで作品では感動はなかったけど、主人公に共感できて、ラストでは涙しました。

杏奈の家庭環境が徐々にわかり、そしてマーニーとのつながりも明かされます。

お母さんとは血のつながりがないというので、最初は継母なのかと思いました。
杏奈が「おばさん」と呼ぶ頼子は心配性の養母。どうやら5才のときにもらわれてきたらしい。
養父は出張が多くて、家にいないことが多いのかな。
最近杏奈が無表情なのは、やはり血のつながりがないせいではと悩んでいます。

Omo_3

医師から杏奈を療養させたほうがいいと言われ、知り合いの大岩夫妻の家に杏奈を預けます。

そこで杏奈が見つけた湿っ地屋敷。

Omo_2

干潮時はなんとか歩いていけるけど、潮が満ちてくるとボートでないと行かれない場所にある。
中をのぞいてみたけれど、家具には白い布がかぶせられていて、人がいる様子はない。
だけど、2階の窓に人影が...。

Omo_4

杏奈は屋敷に住むマーニーと仲良くなって一緒に遊びますが、なんか変。
マーニーとの交流は現実ではなさそうと、観客にはわかります。

杏奈の目は青みがかっていると村の子が言ったので、きっとマーニーとは何らかの血縁関係があるのではないかと見ていました。

海辺で絵を描いている久子という老婦人は、マーニーの事を知っているらしい。

杏奈がマーニーの真実を知った時、自分が愛に包まれていた事、そして今も包まれているのを知るのでした。

杏奈が頼子を紹介する時のせりふがいいわ。
心が温かくなりました。

(鑑賞日7月6日)

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