思い出のマーニー (試写会)
幸せに気づいて
公式サイト http://marnie.jp
7月19日公開
原作: 思い出のマーニー (ジョーン・G.ロビンソン/岩波少年文庫)
監督: 米林宏昌 「借りぐらしのアリエッティ」
心を閉ざし友だちのいない札幌に住む孤独な少女杏奈は、夏休みに持病の喘息の療養のため、海辺の田舎の村に住む大岩家に預けられる。そこで湿っ地屋敷と呼ばれる大きな洋館に、なぜか杏奈は心をひかれる。そしてそこに住む、金髪の少女マーニーと仲良くなる。
近年見たジブリで作品では感動はなかったけど、主人公に共感できて、ラストでは涙しました。
杏奈の家庭環境が徐々にわかり、そしてマーニーとのつながりも明かされます。
お母さんとは血のつながりがないというので、最初は継母なのかと思いました。
杏奈が「おばさん」と呼ぶ頼子は心配性の養母。どうやら5才のときにもらわれてきたらしい。
養父は出張が多くて、家にいないことが多いのかな。
最近杏奈が無表情なのは、やはり血のつながりがないせいではと悩んでいます。
医師から杏奈を療養させたほうがいいと言われ、知り合いの大岩夫妻の家に杏奈を預けます。
そこで杏奈が見つけた湿っ地屋敷。
干潮時はなんとか歩いていけるけど、潮が満ちてくるとボートでないと行かれない場所にある。
中をのぞいてみたけれど、家具には白い布がかぶせられていて、人がいる様子はない。
だけど、2階の窓に人影が...。
杏奈は屋敷に住むマーニーと仲良くなって一緒に遊びますが、なんか変。
マーニーとの交流は現実ではなさそうと、観客にはわかります。
杏奈の目は青みがかっていると村の子が言ったので、きっとマーニーとは何らかの血縁関係があるのではないかと見ていました。
海辺で絵を描いている久子という老婦人は、マーニーの事を知っているらしい。
杏奈がマーニーの真実を知った時、自分が愛に包まれていた事、そして今も包まれているのを知るのでした。
杏奈が頼子を紹介する時のせりふがいいわ。
心が温かくなりました。
(鑑賞日7月6日)
« オール・ユー・ニード・イズ・キル | トップページ | マレフィセント »
「【映画】あ行」カテゴリの記事
- 弟は僕のヒーロー(2024.01.23)
- アクアマン/失われた王国(2024.01.19)
- エクスペンダブルズ ニューブラッド(2024.01.14)
- ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023.12.15)
- アナログ(2023.11.30)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 思い出のマーニー (試写会):
» 『思い出のマーニー』 2014年7月6日 よみうりホール [気ままな映画生活(適当なコメントですが、よければどうぞ!)]
『思い出のマーニー』 を試写会で観賞しました。
今日は、よみうりホールで4回試写を回すので延べ4,000人以上が鑑賞することになる。
朝一から盛況で満席であった。
今年の東宝は興収がよくない(と思われる)ので、本腰を入れてヒットを狙いに行くには
この作品をはじめとしてポケモンなどのアニメしかないかもしれない。
(ルパンやゴジラも危ない気がする。。。)
【ストーリー】
少女杏奈は自分の殻に閉じこもったまま、海沿いの村にある誰もいない屋敷で暮らしていた。そんなある日、彼女の前に青い窓に閉じ込められ... [続きを読む]
» めっさおもたいトトロやとおもったらええかな(え)〜「思い出のマーニー」〜 [ペパーミントの魔術師]
試写会TOHOシネマズくずはモールにて。
ネタバレしないように書くと
”夢だけど夢じゃない”し
♪こ〜ど〜ものときにぃ〜だけ〜あなたにおとずれるぅ〜〜〜
不思議な出会いぃ〜〜♪・・・なんだもん。(おいおい)
んでね、マーニーと出会って目の前がぱぁっと明るく...... [続きを読む]
» 心の支え。『思い出のマーニー』 [水曜日のシネマ日記]
スタジオジブリの最新作。ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を映画化したファンタジーアニメ映画です。 [続きを読む]
» [映画『思い出のマーニー』を観た(傑作!)] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭]
☆物語の冒頭で、主人公の杏奈が自分の境遇を、「輪の外の人間だ」と呟く。
社会との疎外感を、やや外界への敵愾心さえ持って生きている女の子。
だが、結論から言うと、彼女が、輪の内外ではなく、もっとぶっとい「輪」、杏奈がそのものを構成するマスターピースの...... [続きを読む]
» 思い出のマーニー : マーニーの愛情にあふれた秘密 [こんな映画観たよ!-あらすじと感想-]
先週に引き続き、今週末も映画館で観たいと思わせる作品がないと感じていました。だからね、仕方なしに行ったのです。でも、以外に良い作品でしたよ。
【題名】
思い出のマ [続きを読む]
» 『思い出のマーニー』(試写会) [・*・ etoile ・*・]
'14.07.12 『思い出のマーニー』(試写会)@よみうりホール
試写状にCOCOと印が押されていたので、多分cocoで当選したのだと思う! いつもありがとうございます ジブリ作品の試写会は初めてかも? よろこんで行ってきたー
ネタバレありです! 結末にも触れています!
「札幌で養母と暮らす12歳の安奈は、複雑な生い立ちから心を閉ざし、養母にもクラスにも馴染めずにいた。喘息が悪化したため、夏休みを釧路で過ごすことになる。湖畔にある美しい洋館に惹かれるものを感じる安奈。ある日、洋館に住む少女が... [続きを読む]
» 『思い出のマーニー』 宮崎駿抜きでジブリは変わる? [映画のブログ]
正直、『思い出のマーニー』には驚いた。
こんなやり方で来るとは思わなかった。
私は宮崎駿ファンである。高畑勲ファンでもある。宮崎駿、高畑勲両氏のかかわった作品なら観たいと思う。制作会社が東映動画だろうがAプロダクションだろうが日本アニメーションだろうがテレコムだろうがオープロダクションだろうが関係ない。
だからスタジオジブリが設立されても、「ジブリ作品」を観たいとか、「ジブ...... [続きを読む]
» 『思い出のマーニー』米林宏昌監督、高月彩良、有村架純 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
注・内容、台詞に触れています。『思い出のマーニー』監督 : 米林宏昌 原作:ジョーン・G・ロビンソン脚本:丹羽圭子/安藤雅司/米林宏昌物語・心を閉ざした少女杏奈(高月彩良)は、ぜんそくの療養を目的に親... [続きを読む]
» 映画 思い出のマーニー [こみち]
JUGEMテーマ:映画館で観た映画nbsp;
nbsp;
マーニーの正体は、想像通りのものでした。
nbsp;
しかしながら、原作では欧州の舞台なのに
nbsp;
映画は、北海道にして、主人公である佐々木杏奈の
nbsp;
眼の色を青くしたのは、ちょっとした仕掛けだったのですね。
nbsp;
nbsp;
nbsp;
根室の道を走る赤い4ドアのジムニ... [続きを読む]
» 映画『思い出のマーニー』★絆:「あなたのことが好き」ならば…… [**☆(yutake☆イヴのモノローグ)☆**]
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/164193/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
予告編で、小舟に乗った二人の少女が、
月の光に照らされた風景が美しかったのが、気になっていました。
そして、作品には、何やら
“痛み”も、ありそう ……
(痛みのある作品は、きっと、“薬“もあると思うので)
..... [続きを読む]
» 思い出のマーニー ★★★★ [パピとママ映画のblog]
『借りぐらしのアリエッティ』などの米林宏昌が監督を務め、ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を映画化したファンタジーアニメ。北海道を舞台に、苦悩を抱えて生きる12歳の少女杏奈と彼女同様深い悲しみを心に宿すミステリアスな少女マーニーとの出会いを描写する。『ジ...... [続きを読む]
» 映画:思い出のマーニー 少女が一生忘れられない ひと夏のメモリー、そして成長。 [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
観賞直後の一言感想=「借りぐらしのアリエッティ」に似たトーンだな...
で、さっそく調べてみると...
監督の米林氏が「アリエッティでやり残したことがある。もう1本、映画を作りたい」と話したことがきっかけだという。
その時点で米林監督は原作を決めていなかった...... [続きを読む]
» 「思い出のマーニー」 鬱々としたトーンに戸惑った [はらやんの映画徒然草]
「借りぐらしのアリエッティ」で監督デビューし、宮崎駿さんが引退した今、スタジオジ [続きを読む]
» 「思い出のマーニー」自分のルーツを知った先にみた想いを託した祖母の愛情 [オールマイティにコメンテート]
「思い出のマーニー」は心を閉ざした少女が夏休みに自然の多い田舎で過ごす事で自分のルーツを知り自分の存在意義を取り戻していくストーリーである。誰もが生まれたルーツがあり ... [続きを読む]
» 『思い出のマーニー』感想 [早乙女乱子とSPIRITのありふれた日常]
まず感想を一言いうと、心温まる物語だった。
それにしても雪使いシュガーといい、今回のマーニーといい、『女同士の深い友情』は自分の心の琴線に触れるらしい。
僕自身がそういう愛情に飢えているからかもしれない。
(『キマシタワー』は違うよ。)
杏奈
コミュニケーションをとるのが苦手で心を閉ざしている彼女が(最初はまるで人形のように無表情だったし)、マーニーと触れ合うことで少しずつ生き...... [続きを読む]
» 映画「思い出のマーニー」 [FREE TIME]
注目の映画「思い出のマーニー」を鑑賞しました。 [続きを読む]
» 『思い出のマーニー』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「思い出のマーニー」 □監督 米林宏昌□脚本 丹羽圭子、安藤雅司、米林宏昌□原作 ジョーン・G・ロビンソン□キャスト(声) 高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島 進、根岸季衣、黒木 瞳■鑑賞日 7月27日(日)■劇場 TOHOシネマ...... [続きを読む]
» 記憶の中のあなた~『思い出のマーニー』 [真紅のthinkingdays]
札幌に住む孤独な12歳の少女・杏奈は、喘息の療養のため、遠縁が暮らす
道東の田舎町でひと夏を過ごすことになる。入り江に面した旧い屋敷に惹かれ
た杏奈は、マーニーと名乗る金髪の少女と出逢う。
宮崎駿引退後、初のスタジオジブリ作品。『借り暮らしのアリエッティ』 が嫌い
ではなかったので、米林宏昌監督への期待を胸に初日に鑑賞。う~ん、しかし
・・・。
私はダメでした。...... [続きを読む]
» 思い出のマーニー 監督/米林 宏昌 [西京極 紫の館]
【声の出演】
高月 彩良 (杏奈)
有村 架純 (マーニー)
松嶋 菜々子(頼子)
【ストーリー】
心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、...... [続きを読む]
» 『思い出のマーニー』 [beatitude]
北海道。12歳の杏奈(声:高月彩良)は、一見ごく普通の中学生だが実は大きな苦しみを抱えながら生きていた。そんなある日、海辺の村にひと夏を過ごしにやって来た杏奈は、美しい湿地の対岸に古ぼけた洋館を見つける。その屋敷に既視感を覚えた杏奈が村人に尋ねると、そこは...... [続きを読む]
» [映画][☆☆☆★★]「思い出のマーニー」感想 [流浪の狂人ブログ〜旅路より〜]
イギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソン原作の児童文学小説を、「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督、スタジオジブリ製作で長編アニメ映画化。 哀しい過去により心を閉ざした少女・杏奈が、喘息の療養のために訪れた北海道の田舎町で、湿地に建つ古い屋敷に住... [続きを読む]
» 「思い出のマーニー」(1回目) [或る日の出来事]
こういうのに弱いんよ! もーダメ。(泣) [続きを読む]
コメント