ケープタウン
辛い現実

公式サイト http://capetown-movie.com
原作: ZULU (キャリル・フェリー著)
南アフリカのケープタウンで、ある日、元人気ラグビー選手の娘が惨殺死体が発見される。捜査の指揮に当たるのはズールー族出身の強行犯撲滅課の刑事アリ・ソケーラ(フォレスト・ウィテカー)。彼が率いる捜査チームには、私生活に問題を抱えた白人刑事ブライアン・エプキン(オーランド・ブルーム)ンがいた。酒と女に溺れ、妻にも見捨てられた彼だったが、刑事としてはアリがもっとも信頼を置く部下だった。殺された少女の足取りをたどると、ある薬物の売人スタンと会っていた事がわかった。その薬物は、最近頻発している「児童失踪事件の現場にも残されている物だった。薬物の成分と恐ろしい作用が明らかになると、一連の事件は、組織的陰謀の表層に過ぎない事がわかってくる。
鑑賞後、小説の映画化作品なのを知りました。
そして、フランス映画なんですね。
監督は、ハリウッドリメイクされた「ツーリスト」のオリジナル、「アントニー・ジマー」を撮ったジェローム・サル。
「ツォツィ」でも、南アフリカの現状が描かれていましたけど、本作でも同じなんですね。
今なお残る、人種差別。
ホームレスの黒人の子供たち。
貧しい黒人達が暮らすスラムと、白人の富裕層が暮らすエリアの対比。
事件の捜査が進む後半は、ハンディカメラの映像が緊迫感充分で、ハラハラドキドキ。
サスペンスとして面白かったけど、辛い話で、残虐シーンが苦手な人には不向き。
ケープタウンの犯罪者たちは、警察だからって、おとなしくなんてしていませんからね。
警官を殺すのだって、ためらわない。
この街では簡単に人が殺されて、命がとても軽いというか命の値段が安いって感じ。
こういうのを見ると、日本に生まれてよかったと思うわ。
昔より物騒とはいえ、治安のレベルは全く違うわよね。
原題は小説のタイトルと同じ。
刑事のアリはズールー族の出身で、アパルトヘイト時代の傷を、心と体に負っている。
白人刑事のブライアンは酒と女にだらしがなく、署長には「クズ」と呼ばれているけれど、アリは彼の捜査能力を買っている。
ブライアンは、違法捜査もいとわない男。
事件の捜査を進めていくと、アリたちにも命の危険が迫ります。
オーリーは肉体美を披露していて、全裸シーンもありました。
(鑑賞日9月2日)
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作品について http://cinema.pia.co.jp/title/165203/
↑あらすじ・配役はこちらを参照ください。
タイトルが『ケープタウン』で、アパルトヘイトのあった南アフリカ共和国が舞台だと
わかりやすくなっています。
原題『ZULU』 は、黒人の部族名。
これはこれで、“ZULU族”の物語を見せるんだな、という予感も。
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アメリカだっていまだに根強く残る差別。
そう簡単には亡くなりそうもないですね。
重たい現実に圧倒されました。
投稿: sakurai | 2014年10月29日 (水) 09:39
★sakuraiさん
こういう現実が、なんとか変わって欲しいですね。
投稿: 風子 | 2014年10月29日 (水) 19:41